・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

愛煙

2010年10月05日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
『巷では喫煙者は極悪人を見るような目で睨まれています。嫌煙権を声高に主張しますけど、良し悪しはともあれ「愛煙権」というものもあるはずです。隅に隅にと追いやられ、いつか堂々とタバコが吸える天体に移住できればいいんですけどね。』
敬服しているお方のブログにこう書いてあった。
http://k23ot.at.webry.info/
タバコの値が上がるとき買い溜めをした人へのエール文とも読める。旦那様もその仲間らしい。

愛煙、嫌煙、ということばは使うが、愛酒、嫌酒とは言わない。愛飲、禁煙、禁酒はある。
酒は飲むもので愛するものではなく、酒は嫌がられるより禁じられる厳しいものということになる。嫌がられるのは酒ではなく酔っ払いで、度を過ぎなければ嫌われないだろう。
口にするものを禁じられるのはその人の健康上の理由からで、ほかの人には無関係である。だが、禁煙には、その人の健康上の理由の場合もあり、ほかの人に迷惑だからという場合もある。

愛飲はその人だけのことだが、愛煙は吸う人だけでなく、その姿を眺める人の感情もあるのだろう。
若い娘が人前でスパスパわざとらしくやっているのは見苦しいが、品格の備わった人がタバコをたしなむ姿は美しく見えることもある。
愛煙と言われた意味には、旦那様が悠々とタバコを吸っている。その姿を見られなくなるの寂しく思う気持ちもこめられているのではないだろうか。