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Chef's Note

『シェフの落書きノート』

鹿児島黒豚のコンフィ

2006-09-11 | 美味しいお話
少し前にお肉屋さんの秀さんに…
「何か、使えそうな美味しい所ない?」
…と聞いた所…。

「あるある…。面白いのがあるよ…」
…といって届けてくれたのが…

鹿児島の黒豚のどでかいバラ肉!

何でも秀さんの九州の友人が畜産をやっていて…
イベリコに近い肉を作ろうと思って育てた豚だそうだ。

それにしてもデカイ!
普通の豚のバラ肉は1枚5キロほどだが…
これは、1枚9キロもある。
普通の約2倍!

豚を育てるエサではなく、牛を育てるエサを与えたとか…。
「この豚さぁ~。なんだか牛に近い味がして、とにかく脂が旨いよ!」
…と秀さんが言っていたが…

なるほど…普通の豚とは違う!
旨い!

なにしろ…この豚、1頭しか作らなかったらしく…貴重な肉。

でも大事にしまっておいても仕方がないので、今ランチにだしている。
先週は、スライスして香草とニンニクで風味をつけて網焼きに…

昨日、半分ほど残っていたのでコンフィにしてみた。
コンフィにすると余分な脂分が抜けて、もっと美味しくなるかも…と思ったから…。

(コンフィとは、フランス料理の料理法で塩漬けしてから60℃~80℃の温度帯の油でゆっくり煮て、食べる時に焼く…。
煮上がった後、その脂(油)の中に入れたまま空気に触れないよう保存する。
保存食でもある。

鴨の足やホロホロ鳥などの火が入ると硬くなる肉質の肉に良く使う調理方法です)

ほんの少し塩漬けの時間が長かったか塩気があるが、甘酸っぱいソースによくあう。

この豚をグリエ(網焼き)にして明日は、カシスのソースでランチにだしてみよう。
野菜も多めに盛り付けて…。



追伸:写真のアップは明日、今日デジカメを忘れてきてしまった。






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