オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

旧岩崎庭園

2016年05月24日 | 建物探訪
若冲展をみながら、不忍池そばの
「旧岩崎庭園」へ寄って来ました。


三菱財閥、三代目社長久彌氏の本邸として
1896年(明治29年)に建てられた建物です。

設計は英国人ジョサイア・コンドル

明治政府の招聘で、明治10年(1877年)
現・東京大学建築学課の教授として
来日しています。

東京駅を設計した
辰野金吾が学んだ建築家でもあります。

現存するコンドルの作品では
この旧岩崎邸は最古の建物のようです。


今回はボランティアガイドの案内付で
建物内を見学しました(おすすめです)

この時期は木々の緑も美しく
芝生の庭も清々しかったです。


別棟の撞球室(ビリヤード場)
スイスの山小屋風の造りです。

洋館から地下道でつながっています。

残念ながら、地下道の見学は
木・金のみ小人数での案内のようです。

入口部分にある、岩崎家の紋章

中央にあるのが「重ね三階菱」
植物のモチーフは「アカンサス」

そのため、庭のあちこちに
アカンサスの鉢植えが見られます。

敷地まわりには420本の樹木がありますが
その中で一番多いのが「モッコク」
なんと100本以上あるそうです。

入口近くのイチョウは樹齢400年
撞球室そばのヒマラヤスギは樹齢200年

芝生広場が広がる庭ですが
是非、樹木の観察もしてみて下さい!!



旧岩崎庭園


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