石元泰博写真展

水戸芸術館で行われている写真展です。






2階のギャラリーすべてを使って
約300点の写真は大変見ごたえがありました。


最初の部屋から度肝を抜かれました。

デザインのような不思議さと、あまりの美しさ。
多重露光で写した写真を展示した部屋です。

多重露光とは
ひとコマの中に複数の画像を写すことです。

フィルムからデジタルに変わってしまった今では
なかなか試せなくなってしまいました。

10の分野に分けて展示されていましたが
多重露光以外はすべてモノクロです。

1多重露光　2シカゴ,シカゴ　3日本　
4花　5刻moment　 6桂離宮　7伊勢神宮　
8ポートレート　9東京　10シブヤ,シブヤ


紹介するのは
桂離宮の写真を展示した部屋に
書かれていた文章です。

自然の力に逆らって
変わらぬようにするのではなく
変わることを育み、生かす、
という思想がこの国にはあるんじゃないかな。

桂の庭には
そのことが端的に表れていると思う。


この文章には、とても納得でした。
まさに日本の美意識である
侘・寂（わび・さび）に通じるのではと。


写真にご興味のある方は是非お出かけ下さい！

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