さるすべりの綺麗な駐車場

偕楽園下の公園から桜川沿いに公園の整備がすすんでいますが、
この写真は好文橋の横の駐車場です。

駐車場などの植栽は味気ないものが多いのですが、
ここは今が見頃の「サルスベリ」が、なかなかいい感じに植えられています。





漢字で書くと「百日紅」と書きますが、
100日にもおよぶ花期の長さをあらわしたものです。

真夏の暑さにも負けず、駐車場が華やかなのもいいものです。





植えられているサルスベリも自然の樹形のままなので、
枝ぶりもよく、のびのびと華やかです（かなりおやじっぽい？）


サルスベリは庭木としてもよく見かけますが、
枝が伸びたところで強い剪定をするため、
その部分がコブのようになっているのをよく見かけます。
（ここの駐車場ではそのような剪定はされていません）


広さに制限はありますが、自然の樹形で育てるのが個人的には好きです。
冬には葉を落としますが、木肌がツルツルで、冬場の鑑賞の見どころです。
（盆栽的鑑賞の仕方かな・・・この感じも更におやじっぽいかも）

ここでは足元に「ヒイラギナンテン」が植えられていますが、
こちらは秋に見事に紅葉するので、
葉を落としたサルスベリと紅葉したヒイラギナンテンで、
お互いの植物の見せ場を分け合っています。

また、共に剪定の手間も掛からないので、大変良いのではと・・・
私の勝手な感想です。




花は固まりで見えますが、よく観察してみると、
花びらは少し縮れているので、よりボリュームを感じるのかもしれません。


駐車場にもこんな配慮がされれば、街も美しくなるのではと思います。


これから家を建てる方も、
ご自分の家が街並のひとつである事を考えるといいですね。


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