千両・万両

今年も残すところわずかとなりました。

今日はお正月に好まれる木をご紹介します。

千両と万両です。
大金にあやかれるためと、実が美しいことから、
正月に好んで生けられます。

実家の庭のセンリョウとマンリョウを撮影したものです。
確か、去年は赤のマンリョウがたくさん実をつけ、
父は「今年は宝くじが当るかな～」などと、
千両・万両の実のつき具合でのんきなことを言っていました。
今年は去年ほどではないようです。

【センリョウ】



黄色の実をつける「キミノセンリョウ」と呼ばれるものもあります。

センリョウはセンリョウ科に属し、マンリョウはヤブコウジ科になります。
また、実のつき方が違いますので、区別も容易です。
センリョウは上に実がつき、マンリョウは下に実がつきます。

【マンリョウ】

一般的には赤色です。


実が白色の「シロミノマンリョウ」です。

つい先日、あるお宅で正月料理の予行練習でしょうか、
手づくりの伊達巻をご馳走になりましたが、
その際、お皿に「キミノセンリョウ」が添えられていました。
さりげない盛り付けに、心配りが感じられうれしかったです。

大きくならない木ですので、是非庭に植えたいですね。
実のつき具合で金運を占ってください。

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