笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

勝つ資格にこだわりたい

2009-06-22 22:00:07 | Weblog
 今回の大会であるチームの子が試合に出ていなかったことに気づいた。そのチームの監督に聞いたところ、腰椎分離で今後あまり試合に出すことは難しいということだった。またあるチームのエースは、定期的に整骨院に行って身体のメンテナンスをしてもらっているようだ。他のチームでも少なからず成長痛などを抱えている子供はいるようだ。いずれにしても小学6年生で身体に何らかの故障や痛みを伴いながらバレーボールをしているということだと思う。

 うちのチームのもっとも信頼のおけるレシーバーが今大会、スタメンでは出すことはできなかった。前大会前の練習で左手親指付け根の剥離骨折だった。明らかに私のミスだった。故障をさせないバレーをめざしているにもかかわらず、けが人を出してしまった。それも大事な試合に出られないほどのけがをさせてしまった。目先のことばかりに気がいってしまい、大事なことを忘れた罰があたったのだと思う。

 試合に勝ちたい、勝たせたいという思いは指導者なら誰にだってあると思う。しかし、子供たちがバレーをしたくてもできないくらい、練習をする必要があるのだろうか?練習をしなければうまくならないし、試合にも勝てない。そんな考えじゃあ、ずっと勝てないよと言われそうである。しかし、子供たちの人生はこれからである。バレーボールをやってよかった、もっとやりたいという気持ちを持たせながら、バレーがうまくなり、思わず勝ってしまったというようなバレーがしたい。

 草野塾頭が、「勝ち方にこだわれ」「勝つ資格にこだわれ」ということを自然体通信で書かれている。私は人として正しい道を歩んでいきたい。日々努力。
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