笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

自信のなさ

2009-06-21 20:52:38 | Weblog
 ミカサカップが終わった。ベスト4には進出できなかった。またしても前大会と同じ相手に屈した。ほとんど自分たちのバレーボールができずに終わってしまった。基本的な姿勢、基本的な動きがまだまだ未熟であるということ。そのことが自信のなさとして、プレーのいたるところで見られた。バレーボールというものが自分たちのものになっていないように思われた。

 ベスト4のチームは、レシーブがとても安定している。その要因は、お尻が落ちずに骨盤前傾の姿勢を保ちながら、面でボールの勢いを殺していることだった。それから、各チームとも伸びのあるサーブできわどいコースをねらっていた。そのため、上位チームでもその対応に苦慮している場面が多く見られた。その中でも決勝に残ったチームは、アタックやブロックなどネット上での攻防がすばらしかった。何度となく修羅場をくぐり抜けているからこそできるプレーが随所に見られた。

 きょうの試合では子供たちのことがよくわかる出来事が私にあった。それは、自信がないということがどういうことにつながるのかということだ。
 私は、自分たちの試合が終わった後に、準決勝のある試合の主審を務めた。私は準決勝の主審をするのが、今回が初めてだった。副審は何度もあるが、主審をするということで明らかに動揺し、正確なジャッジができるという自信がなかった。そのため、何度となく正確なジャッジができなかった。ワンタッチ、ヘルドボール、ライン際などの見極めが自分の中ではっきりできていないことや見逃してしまったジャッジに対する切り替えができなかったことをいつまでも引きずっていたことなどでいくつかがあいまいな判定になってしまった。
 子供たちには平常心や無心などのメンタル面を説いていながら、自分自身まだまだ弱さをもっていることに気づいた。子供たちもコート上ではそういう気持ちになっているんだなあと改めて感じた。私自身、もっと審判でのスキルを高めていかなければならないと再確認した。
 
 ミカサカップが終わり、しばらくは大会もない。もう一度、子供たちと基本の姿勢と動きなどをじっくりと焦らずにやっていこうと思う。

 きょうは後援会の方たちには、本部席の運営のお手伝いを最後までしていただきました。初めての運営の仕事で大変だったと思います。2日間に渡り、後援会のお母さん、お父さん方には本当にお世話になりました。応援ありがとうございました。これからも引き続きよろしくお願いします。子供たちとともに日々新たにがんばります。
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