笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

感謝

2011-02-28 21:44:11 | Weblog

 きょうの練習に4年生の男子2名が体験に訪れた。短い時間だったが、参加して帰っていった。どういう気持ちで見学に来たのかどうかはわからないが、今の子供たちの口コミでバレー少年団への認識が少し高まっているかもしれないなとプラスに考えようと思う。この子達が入るかどうかは別にして、とにかく今いる子供たちを大切にしたいと思う。
 子供たちには、躾の三原則について話をした。そして、ふとんのあげおろしや親が悪口を言っていたら、それはダメだよと注意してほしいことも話した。子供たちには、技術的なことと人間として身につけておいてほしいと思っている。塾頭のブログにあるような、「心がきれいになっていく」と感じられるような子供たちに育てていきたいと思う。
 ここのところ練習につくのもままならないが、子供たちと練習ができたこと、笑顔に出会ったことに感謝である。子供たちがいてくれるこそ、指導者としての私が存在できている。子供たちのために何ができるか、試されていると思って、真摯に子供と向き合いたいと思っている。
 こんな至らない自分を職場の人、家族などいろいろな人が支えてくれていることがありがたいとつくづく思う。だから、そういう人方の気持ちに応えるためにも自分ができることを精一杯やりたいと思う。日々努力。

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躾の三原則

2011-02-27 23:51:51 | Weblog

 「自分のことを自分でする」というごくごく当たり前のことができているかどうか、自分の息子にさせている。子供をVIP扱いしないということがいかに大切であるかを身をもって実践している最中である。親がやってしまった方が速いし、すぐに片付くし、きれいになる。しかし、それでは子供が大人になったときに困るのである。それは親が子供を大人にしていないこと、ただ甘やかしているに過ぎない。最近、息子に言っていることは、ベッドを直すこと、朝起きたらおはよう、ハイという返事、靴を並べること、鞄を片付けることである。息子は、野球が上手になりたいと思っている。そこで、野球がうまくなりたいなら、上記のことをやることも大切だよと話している。そのことを素直に受け止めて、言われたらやっている。まだ言われないとできないことも多い。それでもやろうとしている。毎日欠かさずやるとずいぶんと変わっていくのではないと思っている。 バレーの子供たちにも常に躾の三原則のことは言っている。できている子もいればできていない子もいる。できている子は、少しずつ自信をもったプレー、前向きなプレーが多いと感じる。技術的なことと並行して、心もすくすくと育てていきたい。春らしい日差しと共に、子供たちに適度な肥料となる話、大切なことを伝えていきたい。日々努力。

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自分が変われ

2011-02-23 23:17:06 | Weblog

 きょうの練習では、子供たちが自分たちでメニューを考えて練習に取り組んでいた。いつもの私なら、すぐに子供を集めて、いろいろなメニューを指示して、取り組ませることが多い。ふと考えてみると、それでは子供たちはやらされている感じになるのではないか。ときには、子供が指示を求めてくるまで待ってみようと思った。すると、ダッシュ系や筋トレ系、ストレッチ系などを集まっては話ながら進めている。子供たちが自分たちで考えて、練習に取り組むことも必要だと思う。ところどころ、私が指示しているメニューも取り入れている。ただ、そういう姿を見ていると、まだ私が意図しているように体を動かしている子は少なく、私自身が考えさせられた。
 きょうは、子供がレシーブ練習をしたいと言うので、バナナレシーブを中心に行った。ただ、私の球出しが子供のリズムとうまく合わない場面もあり、子供たちをうまく球出しによってコントロールするところまで至らなかったことは反省である。球出しいかんによって、レシーブ力の向上が図られるのではないかと思っている。そこが、なかなか難しい。

 きょうの塾頭のブログに「相手を変えようと思うな、自分が変われ!」という言葉が載っていた。今の私にとっては、少年団の指導にしろ、教育の仕事にしろ、その他のことにしろ、一番心に響く言葉である。そういうことを気づかせてくれた、塾頭のブログに感謝である。
 うまくいかないとどうしても子供のせいにしてしまいがちになる。それではいけないと思いながらも、思考の系統はそういう流れになってしまう。自分がどうしなければならないのか、自分と向き合うことが大切なんだと思う。自分ができることは何かを考えて、行動に移してみようと思う。日々努力。

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自立を育む

2011-02-21 23:39:38 | Weblog
 練習につくのが遅くなってしまったが、子供たちは自分たちでウォーミングアップを行い、大根抜き、そして階段トレーニングをしていた。私が練習メニューを提示している時もあるが、それがままならないときは子供たちで考えて行っている。それが決していい方法だとは思わないが、子供たちにどういう目的で練習を行うかを話をした。
 練習の終わりに、自分のベッドや布団を片付けたり、なおしたりしている人は?と聞いてみた。すると、13人中半数にも満たなかった。ほとんどはお母さんがやってくれているということだった。「自分のことは自分でしようね。しっかりした人間になれるよ。
などと話した。バレーには直接関係のない話ではあるが、子供たちは真剣に聞いてくれていた。今度の練習でも聞いてみようと思う。1回だけならできるが、習慣にすることは難しい。
 塾頭が言われるように、子供をVIP扱いしないということを保護者にも伝える必要はあると思う。自立をするということは、自分のことを自分でするということ。自分のことに責任をもつということ。自分を鍛えるということ。
 甘えることと甘やかすことは違う。自立の芽を奪っているのは保護者なのに、自分の子に期待とあきらめが入り交じっている感じを受けるときがある。いいチーム作りには、子供の指導と平行して保護者への理解も必要であるとつくづく思う。日々努力。
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6年生 バレーボール教室

2011-02-20 22:47:27 | Weblog
 きょうは、帯広市内の6年生のためのバレーボール教室が行われた。中学校に行くにあたり、ローテーションを覚えるということや、他校の人との交流などが目的で、昨年に続いて2回目の開催である。
 子供たちは、希望ポジションに沿って、各チームばらばらで編成され、指導者も複数でその日一日だけのチームの指導者となる。去年もそうだったが、今年も新鮮な気持ちで子供にかかわることができた。また、他チームの指導者といろいろ話ながら進めることも楽しかった。
 即席のチームなので、子供たち一人一人は緊張と不安で、動きもぎこちなく、自分のことで精一杯のようだった。そして更にローテーションの動きを覚えなければならず、頭はパニック状態でばたばたとしている感じだった。それは仕方がないことだが、こういうときにこそ、日頃の自分が出るということを感じた。今までどのようにバレーボールに取り組んできたかということがもろに出ていたように思う。また、日頃から考えることができている子、できていない子、自分に負けない子、負ける子など。そして、基礎・基本ができている子は、それなりに対応できていたが、それが身についていない子は、レシーブをはじき、サーブが入らず、アタックもネットにかかっていることが多いように感じた。
 うちのチームの子は、6年生が2人だが、一人がかぜで欠席したため、一人の参加だった。最初の場面で指導者の指示に対して、的確に行動できていたのはうちの子だけだった。それから、練習やゲームの中では精一杯のプレーながらも、日頃のプレーができていたように思う。ただ、サーブやアタックなど、もう少し基礎・基本ができていないところがあるので、残りわずかの時間の中で指導していきたい。
 きょうの教室の中で、ひときわ輝いていたのが、私がかって教えていたチームの子だった。ウォーミングアップから自然体のウォーミングアップをチームの人に教えていた。また、声だしもひときわ大きく、みんなをまとめ、自分のできることを精一杯やっていた。また、アタックは、中学生ネットでやったが、その子は背が低いにもかかわらず、私が教えた通りの打ち方をしているため、無理のないアタックになっていた。何より思い切りバレーを楽しんでいた。私の手を離れていても、そういう動きができているのがとてもうれしかった。そして、自然体バレーを続けていると将来につながるということも確認できた思いである。
 ここのところ、仕事が忙しく、バレーの方にまで気持ちが向かない日が多かった。きょうの教室を通して、もう一度今の子供たちに指導しなければならないことがいろいろとわかった。明日からの練習でこつこつと取り組みたい。日々努力。
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言葉の大切さ

2011-02-17 21:29:46 | Weblog

 言葉一つで、子供たちの動きがずいぶん変わるものだなと昨日の練習で感じた。
 私が球出しをしているが、レシーブしたボールがセッターに返っている子と返っていない子がいる。目線、面などをセッターに向けること、そういうレシーブがバナナレシーブであることなどを一度伝えてから、球出しをすると目線や面を向けようと意識していることが増えていることを感じた。淡々と球出しをしていても上手にはならないが、あまりにもうるさく言い過ぎるのも子供の意識していることを遮断することにつながることを実感する。
 サーブレシーブの練習においても、同様に最初はただ上げていることが多かった。私が。セッターの人が上げやすいボール、またセッターに返らなくても何とかつなげようと努力すること、そしてセッターが何とか上げたトスを相手コートにアタックで返すというつなげるということはどういうことかということを意識させたかった。
 その後は、一人一人が何とかしよう、つなげようという意識をもって動いていた。それは、言う前と言った後では全くと言っていいほど激変だった。ちゃんと上げなさいとか、しっかりセッターに返しなさいとは言わなかった。上げてくれてありがとうという感謝の気持ちをもつことが大切だよと話した。

 直接、できないことを指摘してもできないものはすぐにはできない。集中するポイント、大切なポイントはどこにあるのかということをわかりやすく、すぐに実行できそうなことに絞って、子供に伝えるということが大切なのかもしれないと感じた。それは、指導者側の子供の動きどう見極めるか、何をさせたいのかがはっきりしないといけないと思う。まだまだ未熟な指導者は、セッターをどう育てていけばいいのかを考えている。その答えは、その子供の動きにあると思っているが、自分の中では見極めきれていない。日々努力。

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微妙なさじ加減

2011-02-15 23:45:56 | Weblog
 きのうの月曜練習では、一人で行う練習、2人で行う練習、4人で行う練習などを織り交ぜて行った。昨日は、バレンタインデーのためか、練習前からチョコの受け渡しが行われており、とてもうわついた雰囲気ではあった。ただ、ウォーミングアップを始めてからは、黙々と取り組んでいた。その後、ペアになったり、一人になったりと進めていった。そのときに、私の方でいろいろなドリルを指示していくが、子供の動きが良くなかったり、惰性でやっているなと感じると、一人からペアなど練習形態を変えていった。今までだったら、できなかったりしているのを見ると集中しなさいとか真面目にやりなさいなどの注意を入れていたように思う。しかし、それでは日頃からできなくてもいっしょうけんめいやっていればできるようになるよと言っていることを打ち消すことにもなるし、何より私自身の練習の持っていき方、指示の出し方にまずさがあると判断したので、即座に変えていった。そうすることで、子供たちは自然と身体を思う存分動かしていた。どう子供を動かすか、導くかの見極め、微妙なさじ加減などが大切だと思った。
 最後に、塾頭のブログにも書かれいた、一流と超一流の話をしてみた。子供はわかったかどうかはわからないし、実感もわかないだろうとも思う。しかし、大切な話、正しい話も体の使い方同様、今わからなくてもそのうちわかるようになると思って、これからも話を続けていきたいと思う。日々努力。
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休日

2011-02-11 23:06:48 | Weblog
 きょうから三連休である。ここのところ大会や練習試合などが休日毎にあり、ゆっくり休むことがなかった。連日の睡眠不足(アイスホッケーの試合などもあった)もあり、ここ2、3日は体調も悪く、風邪気味でもあった。ゆっくりと家のことをやり、たまっている仕事も少しずつやりながら、ゆっくりと過ごした。
 一日を自分のために過ごす時間がないといけないなとつくづく感じる。実は、練習の予定では、もう一人の指導者が体育館が空いているのできょうと明日は練習日にとったと言う。しかし、私から休もうと言って練習を中止した。きっと子供たちはやりたかったかもしれない。私もできることなら練習をしたい気持ちもある。しかし、私の身体がもたないと思った。ただ、練習をすればいいというものでもないと思っている。心と体のバランスを保ちながら、何事にも取り組むことが大切だと思っている。月曜日の練習に備えて、あれこれと考えならこの休日を過ごし、子供たちが提出したノートにもていねいにコメントを書いて、月曜日を新鮮な気持ちで迎えたい。日々努力。
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啓蒙活動

2011-02-07 22:36:19 | Weblog
 きょうは、月曜日のボールを使わない練習日である。早めに練習につきたかったのだが、会議のためにつくのが遅くなってしまった。きょうは、3年生の子が一人体験に来ていた。 私が前から考えていたことがある。それは、体験の子が来た時にただ子供が体験して終わるのではなく、その子を通じて保護者の方にうちの少年団はどういう目的で練習をしているのか、また指導の方針や重点的に指導していることなど、指導理念などをできるだけわかりやすく文章にした、いわゆるパンフレットのようなものを渡すことも必要ではないかと思っている。
 子供たちは、バレーをしたくても保護者の理解と協力がなければ入団してこない。そういう子が入るには、保護者がこういう少年団なら入れてもいいかなと思えるような魅力あるものがなければならないだろうと思う。それは、戦績などの結果ではなく、いかに子供が入団することでメリットがあるのかということを納得させなければならないだろうと思う。子供が入りたいから、二つ返事でOKを出すような保護者はなかなかいないだろう。保護者も入団させるには相当の覚悟が必要だろう。保護者が入れさせたいと思うような少年団でなければならないだろうと考える。だからこそ、パンフレットのようなものを作って、子供の口からだけの情報ではなく、目に見える情報を与えることで入団させる材料の一つになるのではないかと思う。よし!これから製作にとりかかろう。日々努力。
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新人戦雑感

2011-02-06 23:24:26 | Weblog
 きょうは新人戦の2日目。決勝トーナメントの準々決勝から試合が始まった。この大会での印象は、予選落ちのチーム、1回戦敗退のチームとベスト8のチームではやはり実力の差があるなということ。そして、優勝したチームは途中追い上げられるセットがあっても結局は試合を勝っているところをみると現段階では突出した感じである。2~3位のチームはこれからどんどん差が縮まるような感じを受けるほど競った試合をしていた。
 その他にも上位をうかがえそうなチームの中に長身アタッカーであるが、打ち方に問題があって、十分その体躯を生かし切れていないように感じを受ける子が中にはいた。もっと上手な身体の使い方をすればもっといいアタックが打てるかもしれないなと思った。ただ、端から見ている私がとやかく言うべきものでもないので、自分だったらそういう子をどう指導していくか、どう段階を踏んで指導していくべきなどをいろいろ考えを巡らせた。うちのチームの子たちもアタックの打ち方がぎこちない。それは、私がしっかり教え切れていないところでもある。そのあたりもこれからじっくり取り組んでいきたい。日々努力。
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