笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

おさらい

2009-06-15 23:01:44 | Weblog
 きょうは改めて、骨盤前傾の姿勢について、DVDを見て確認をした。骨盤の後ろを親指で触って自分の身体のどこを触れば骨盤が前傾になっているかどうかを確認した。
 それというのも、先日の練習試合はあまりにも姿勢が崩れてレシーブをしている場面が多かった。相手のサーブやアタックも勢いがあり、反応するだけで精一杯だったのかもしれない。やはり、基本の姿勢や動きがいつでも、どこでも自然にできることが大切なのだと痛感した。
 そこで、もう一度おさらいをした上で、更なるレシーブの強化をした。腰の下のボール、一歩前のボールを骨盤を前傾してとってから、前に突っ込むということを練習した。この動きで骨盤が後傾しているか、前傾しているかがすぐにわかる。後傾している子は、いわゆる「うんこ座り(適切な表現ができてなくてすみません)」になってしまうため、前に突っ込めないことが多かった。後傾のできている子は、ボールを上げてから、カエルのように飛び込んでいた。しかし、後傾している子も徐々にコツをつかむと、カエルのように突っ込むことができるようになってきた。そして、できるとみんなでハイタッチをして盛り上がって喜んでいた。今まで、突っ込め!とか、前に動け!など抽象的な言葉だけで子供たちを動かしていたが、動き方を教えることで、子供たちは技術を獲得できることがわかった。そして、本当はこういう練習をもっとするべきだと感じた。
 まだまだいろいろな場面に応用することは難しいけれども、「できないことができる」ということは、子供たちはもちろん達成感があるし、指導者としても充実感がある。これからも、基本の動きに重点を置いて、子供たちとできた喜びを共有しながら、練習を積み重ねていきたいと思う。日々努力。
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