笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

感謝、感謝の1年

2008-12-31 16:40:03 | Weblog
 やっと家の大掃除が終わった。掃除をしながら、あれこれと考えながらせっせとやっていた。バレーのこと、仕事のこと、家族のことなど。まずは、家族が大きな病気やけがもなく、無事1年を終わることができたことに感謝しなければならない。
 以前にも書いたことだが、当たり前のことは本当は当たり前ではないということに気づかなければならないと思う。いろいろなことは、いろいろな犠牲や配慮や心配りなどがあって、微妙なバランスを保ちながら成り立っているのではないかと思う。そのことを忘れて、今の自分がこうしていられることは当然なんだと思っていると後から大きなしっぺ返しが来るとも限らない。当たり前のことは実は必然が重なり合ってできているようにも感じる。

 それから、バレーの子達が1年、大きな故障やけが、病気などもなく、そして何よりほとんどの子が休むことなく、また練習をリタイアすることなく、過ごすことができたことに感謝しなければならない。そして、全面的なバックアップをしてくださった後援会の皆さんに感謝しなければならない。本当に今年1年、ありがとうございました。

 年明けは、6日から練習である。笑顔で初練習を迎え、みんなが明るく、仲良く、元気よく、来年1年もバレーボールをしたいと思う。日々努力。
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指導の本質とは

2008-12-29 10:31:55 | Weblog
 今年もあともう少しで終わる。練習は、5日まで休みである。昨年は、選抜優勝大会に出るということで、私の気持ちは年末年始も練習は休んでいても気持ちはそのことばかり考えていた。今年は、その選抜優勝大会から始まった。予選突破はできなかった。子どもも私もかなり緊張していたと思う。普段通りのことがなかなかできなかった。選抜には魔物がいると言う人がいた。今の子ども達もそうだが、そのときの子ども達も「しっかりやろう」「勝てるかもしれない」などという気持ちが入るととたんに体はかたくなってしまう。だからこそ、いつもの動きをいつも通りにできるようになるために練習が大事だと思う。それでも難しい。そこが指導者の力量なのかもしれないなと思う。

 今年は、3年生が入団しなかった。新しい団員がいない中でのスタートとなった。ベンチメンバーぴったしの12人での練習が始まった。これでは、いずれ衰退の一途をたどると思った。ただでさえ、女子の少ない学校である。いろいろな人と相談をしながら、口コミで2年生の子達が4人練習に参加するようになった。保険だけには入ってもらい、後は一切の拘束はなし。来るのも帰るのも自由。身体を動かすこと、ボールに触ること、バレーボールに親しむことをねらいとしてスタートした。子ども達は、この1年でずいぶん慣れ親しんで、バレーに対する興味もわいたのではないかと思う。来年度はどうなるかわからないが、こういうスタイルもあっていいんじゃないかと思う。

 私は、草野健次著「指導者の人間学」をいつも机の横において、読みながら自分を振り替えることが多い。今、世の中が不安定である。自分ができることとは何かなどを考えたりもする。本の中にこんなことが書かれていた。

「指導の本質とは」目の前にいる子どもの20年先、30年先の成長した姿を心の中に思い描きながら指導することである。

 今世の中は目先のことばかりである。私は、子ども達が40歳頃から周りの人を明るく照らすような、そんな人になってほしいなと思う。そのためにも自分もそうありたいと思う。日々努力。
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今年最後の練習

2008-12-27 19:44:45 | Weblog
 きょうは今年最後の練習。体育館の気温は、マイナス6度。暖房を入れてもなかなか暖まるものではない。子ども達は、おにごっこやダンスなどで少し体を動かす。ダッシュ&ローリング、ストレッチなどでほどよく体をほぐした後にボールを使ったコーディネーショントレーニング、そして2人組でのオーバーやアンダーの基礎的ドリルを行った。その中に最近はやっていなかったドリルをするとどれくらい上達しているか見ることができる。少しずつではあるが、できているように思う。

 その後、子ども達にはいろいろなレシーブの仕方をやっているが、それを使うのは自分達だということ。いろいろなレシーブの仕方を練習しているのにそれを実践で使っていないことが多い。練習のための練習になっているので、自分でいろいろ駆使して、工夫してレシーブをすることを伝えた。そうすることで自然に体が反応してほしいと思う。

 サーブ練習もマンネリにならないよう、きょうは10人いたのでサーブ組とコート組に分かれて練習した。コート組はWの形に立ち、サーブ組は人のいないところにサーブを打つことを目的に行った。そして、立っている人は動かずにサーブをキャッチできるというルールで行った。サーブを取られたり、ミスをするとバービーのペナルティがある。交代で行ったが、非常に盛り上がっていた。

 後半は、昨日やったアタック組とレシーブ組に分かれての練習を行った。昨日よりもつながりもよく、一生懸命ボールを拾ったり、触ったりしていた。そして、最後に乱打で締めくくった。

 今年1年は、上に勝ち進むことのできない試合が多く、応援に来てくださる方達には申し訳ない気持ちでいっぱいである。これも全て私の指導の未熟さが要因にあると思っている。勝つことが全てではないと思っているが、私自身がまだまだ甘いところがある。
 ただ、私は試合に勝とうが負けようが、子ども達と一緒にバレーボールができることにとても幸せを感じている。そして、子ども達にいろいろなことを伝えていきたいと思っている。もっともっと素敵な子ども達に成長してほしいと願っているから・・・。

 年明けにも大会があるので、これからも変わらぬ応援をお願いします。
 みなさんよいお年を!! 日々努力。
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ホットな練習

2008-12-27 00:57:23 | Weblog
 日付は変わりましたが、きょうの練習のことを書きます。きょうは、私が仕事のために練習に行くのは少し遅かったです。それでも子ども達は、いつものように練習をしていました。きょうの練習に参加した人数は、7人と2年生が2人だった。この人数でもやることは同じで、いつものように一人でやる練習や2人でやる練習をした、きょうは今までやったことのない、ネットを挟んでレシーブする人がネット際にボール上げて、そのまま下がり、もう一人がアタックを打ち、それをレシーブするというのを繰り返しさせた。ネットを挟むので、打つ方も難しそうだったが、かえってレシーブする方はどこに飛んでくるのかわからないボールの方が練習になると思った。
 最後の方は、7人なのでアタックを打つ人とそれ以外はコートに入って、ブロック、レシーブ、攻撃とつなぐ練習をさせてみた。人数が少ないので、ガチンコ勝負で盛り上げるためにノータッチで落ちたらバービーを最初20回、ばててきたので後半は10回、それから3本目までつながって相手コートに返らなかったら、バービーを最初は10回、後半5回のペナルティを科してやらせた。外は真冬だがバービーを繰り返すうちに体は夏と同じくらい汗をかいていた。また、何とか触ろうとブロックやレシーブをがんばっていた。ペナルティで子ども達を動かすのは、本意ではないが漠然とやるよりは負荷をかけることで、気持ちの入ったプレーができるのではないかという期待を込めてさせてみた。たくさんバービーをやったが、子ども達はすがすがしかった。明日は、今年最後の練習である。笑顔で締めくくることができれば、来年につながるなと思う。中学生たち!待っているよ!日々努力。
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楽しさの質

2008-12-25 15:56:36 | Weblog
 きょうから冬休みの練習が始まった。用事があったり、かぜで来られない子などもいて、全員がそろっての練習ではなかった。予め予定を聞いたが、全員がそろう日はないようだ。 体育館の気温は、最初2度だった。おにごっこなどで体を温めた後にストレッチなどのアップをした。子ども達には、筋肉を温めてからストレッチをすることを話した。
 ボールを使ったボールを使った練習の後に、「スパイクの基」に基づいたスパイクの勉強をした。ホワイトボードを使って言葉の勉強から始めた。スパイクには7つの動きがあること。①助走、②ジャンプ、③テイクバック、④切り返し、⑤インパクト、⑥フォロースルー、⑦着地ということや、踏み込みや踏みきりにも3つあることなど、ちょっとした勉強に子ども達も興味津々、楽しく行った。その後、スパダンを踊ったり、スパダンドリルを少しやった。踊りながら、ボールを打つのは難しいようだったが、とても楽しそうだった。この休みで少しでも身につけばと思う。サーブレシーブから、攻撃につなげる練習をしてから、最後に少し乱打を行った。
 4年生の子が、ファイルに「負けてくやしい」と書いていた。また5年生の子は、「乱打が楽しかった」と書いていた。この4年生の子は、将来もっと伸びるだろうなと練習を見ても感じる。たかが乱打、されど乱打。
 見に来てくれた後援会の人とも話をしたが、楽しいと思うのは大事だが、楽しさの質をもっと追求していくことも大事だと思った。
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のんびり ゆっくり じっくり 楽しく

2008-12-24 22:37:54 | Weblog
 きょうで2学期が終わった。明日から、冬休み。年末年始を挟むので、練習日は、それほど多くないと思われるが、それでも半分は練習日にした。練習するところはもっとするんだろうなと思いながら、私も子どもも無理ないところはこれくらいだろうと思っている。 冬休み中は、「スパイクの基」を中心とした練習で、もう少しスパイクをよくしたいと思っている。夏休みに「レシーブの基」を中心にしたことでパスがよくなったので、この冬休みはスパダンでリズムよくスパイクを習得してもらいたいと思っている。それにしても「スパイクの基」のスパイク理論はすごい。何がすごいかと言うと、今まで私がやってきた打ち方を根底から覆す、科学的な根拠に基づいた故障しない打ち方だからである。非常に理論的だが、頭の堅い人や今までの考えを引きずっている人には難しいだろうと思うところもたくさんある。私自身は、これまでやってきたことでどうしてもわからないところが今回詳しく段階的になっているので、納得できることばかりである。

 スパイクはもちろんだが、もう一度子どもの体づくり、身のこなし、基本の動きを見つめ直していきたいとも思っている。そして、もう一度一人一人の子どものことを理解しながら、今目の前にいる子ども達に合わせたバレーボールをしてきたいと思っている。そして、どんどん子どもが自ら思わず可能性を引き出してしまうようなそんな練習ができたらいいなと思っている。とにかく、のんびり、ゆっくり、じっくり、そして楽しくやっていきたいと思っている。
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3つの納得について

2008-12-23 20:26:21 | Weblog
 きのうは、朝のうちに全員が試合の反省を書いたファイルを提出した。今までは、忘れてきたり、休み時間に私に言われてなど、まちまちだった。そういうところから、意識がばらばらだった。今回は、試合で負けたことで少しは一人一人の意識が変わってきたのかもしれない。
 反省では、私に言われた通りのことを書いている子もいれば、自分なりに納得のいくプレーができたことを書いている子もいた。結果的に負けたけれども、一人一人はマイナス面よりもプラス面を書いている子が多かった。子ども達は、前を向いていることがわかっただけでも、次の練習につながると思った。

 ほとんどの試合に校長先生が応援に来てくださる。今回は、5年生の担任の先生も応援に来てくださった。我がチームは、全校児童166人の小さな学校の単独チームである。私が知らないだけなのかもしれないが、他のチームで毎試合のように校長先生が来ているだろうか。ありがたいことである。昨年も学校行事と全道大会が重なった時に、準備や生活面などをしっかりすることを条件に全道大会に行かせてもらった。いろいろな人の支えがあって、少年団活動、そしてバレーボールができるだと思っている。

 草野塾頭が、3つの納得のことを言っている。
 1つ:自分が納得できるか
 2つ:周囲が納得できるか
 3つ:世間が納得できるか
 最終的には世間、世論に受け入れられる考え方・行動が大事です!説得よりも納得!

 私は、いつもこのことを頭の片隅において、自分の指導や言葉かけ、話す内容などを考えて、行動したいと思っている。まだ頭でっかちのところはありますが・・・。日々努力。
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負けから学ぶ

2008-12-21 17:46:07 | Weblog
 準決勝には進むことはできなかった。子ども達は、努めて明るく笑顔でバレーをしようとしていた。しかし、心からの笑顔ではなかったようだ。私としては、100点じゃなくていい、50点でもいいから、みんなでカバーし合おうと試合前に話をしてコートに送り出した。
 試合後、子ども達と話をした。試合前、試合中など、どんな気持ちだったのかを一人一人が話してくれた。ほとんどの子は、前大会2位のチームとやることに前日は不安を抱えていたようである。しかし、きょうの朝はやってやるという気持ち、そして試合中はちゃんとやろう、しっかりやろう、勝ちたい、勝てるかも、差がつくとだめかもしれないなど、複雑な心境や緊張感から、変に力んでいたり、ふだんの自分を出せなかったようである。

 子ども達には私から次のようなことを話した。一つは、この負けを絶対次の大会で生かそうということ。子ども達は、2日目に残ったことでいつもと違った雰囲気にのまれてしまったように思う。まだまだ気持ちの弱さ、自信のなさから、明らかに集中力は欠いていたように思う。この悔しさを次の大会では決勝のコートにいるという強い気持ちがもてるよう、決勝戦を目に焼き付けるように言った。
 もう一つは、強い気持ちをもつのも、もたないのも自分次第ということ。少し難しい話をなってしまった。具体的には、これから大人になっていくときに自分でどうしようと迷ったときに、あきらめるか、何くそとふんばるか、弱い自分になるか、もっと強くなろう、自分を高めようとするかによって、どんどん変わってくるということを話した。それは、バレーに限ったことではなく、朝起きて寝るまでの間をどう過ごすかだよと話した。弱い自分になるのも強い自分になるのも自分次第だよと話した。

 今大会は技術的な未熟さももちろんあったと思うが、それ以上にメンタル面の弱さ、未熟さを感じた。一気にステップアップはできないけれども、一歩一歩子ども達とステップアップしていきたいと思う。
 応援をしてくださった、後援会のみなさん、これからも温かく見守ってください。よろしくお願いします。 日々努力。
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準々決勝進出!

2008-12-20 22:02:14 | Weblog
 きょうはBクラス大会(高橋杯)でした。結果は、準々決勝進出できました。今年度は、1回戦、2回戦敗退の大会が多く、次の日に残ることができませんでした。素直に子ども達と明日に残れたことを喜び合いました。
 試合の方は、4、5年生全員を試合に出すことができ、それぞれが自分の持ち味を出せたのではないかと思う。みんなが笑顔でバレーができたのではないかと思う。

 実は、きょうの試合で私自身、どう子ども達を和ませようかいろいろ考えてみた。冗談の一つも言えればいいのだが、そんな気の利いたジョークを言える私ではない。どうしようかと考えた結果、このブログにコメントをくださるハッピー監督さんの最後の1行の「」1+1=2(笑顔)」を使わせていただいた。試合前やタイムの時にみんなで手を合わせてコートに送り出す前に、私が「1たす1は?」と言うと、みんなが「にーっ」と大きな声で言ってくれた。すると私も子ども達も笑顔になって、コートに出て行く。子ども達も私も変に肩の力が入らず、またみんなが一つになれたような気がした。
 明日は、準決勝をかけた試合となる。いかに自分達のリズムでバレーボールができるか、普段の練習の通りにできるかだと思っている。
 そして何より私が子ども達をどこまで信じることができるか、これが一番のポイントでもあると思う。結果はどうあれ、明日が楽しみだなあ。
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明日に向けて

2008-12-19 22:04:20 | Weblog
 明日は、Bクラス(5年生以下)の大会である。試合の前日ということで調整と確認の練習や3対3でサーブとサーブレシーブからの攻撃の練習を主に行った。今までは、私自身がどちらかというと不安を抱えながら試合に臨むことが多かったように思う。それは、あれもこれもできていないというマイナス面ばかりが気になっていたからかもしれない。しかし、今回は確かにできていないところも多いが、それでも試合をするのは子ども達である。練習でやってきたことを思う存分出してほしいと思っている。また、プラス面ばかりを見られるといいなと思っている。今の子ども達なら、やってくれると信じてコートに送り出せる。
 いずれにしても結果を気にせず、あきらめずにプレーをしてほしい。そして、目標にもある「100%楽しむ」バレーをしてほしい。そして、笑顔でバレーをしてほしい。私はと言えば、冗談の一つも言えるくらい肩の力をぬいて、ベンチで楽しみたいと思っている。
 今のところ風邪をひいている子やけがで出られない子もいなく、ベストな状態で試合に臨めることが何よりだと思っている。
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