笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

正面強打

2011-01-30 23:52:23 | Weblog
 昨日の練習試合で感じたことは、正面強打のレシーブはどのチームもきれいに上がっていたこと。それは、うちの3年生の子にも言える。正面は、他のチームもランニングレシーブや指導者の強打を一生懸命拾っているためか、そこそこに上がる。だから、うちのアタッカーのアタックも正面であればきれいに上がってしまう。
 ところが、ちょっとタイミングがずれたり、エンドラインぎりぎりだったり、正面から少し横のボール、前に落ちるボールなどは、たとえ強打でなくても、上がる確率は極端に落ちるように思った。それは、うちのチームにも当てはまる。
 強くて速いアタック、角度のあるアタックを打つこと、コースを打ち分けることをうちのアタッカーもそうだが、たぶん他のチームのアタッカーも自然と求めていると思う。力と力のぶつかり合いでは、強くて速い、角度のある方が勝ることは当然であるが、だからといってそういうアタックがいつも決まるとは限らない。だから、そういうアタックを求めるよりもより効率よく、決まる確率の高いアタックを練習をし、身につけることの方が得策ではないかと思う。
 そして、そういうアタックのドリルが自然体バレーには満載されている。最近、塾頭からはコース分けなども示されている。このあたりも含めて、押しつけではなく、大切なことを伝えていきながら、故障しない身体の使い方で素晴らしいアタックの打ち方、レシーブの仕方などを身につけてほしいと思っている。日々努力。
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指導の引き出し

2011-01-29 23:45:55 | Weblog
 きょうは、来週行われる新人戦1週間前ということで練習試合を行った。一日、たくさんのセットを行った。そして、全員を何らかの形で試合に出て、経験を積んだことと思う。子供たちは、自分の力を発揮しようとがんばっていた。しかし、コート上での動きが定着していないため、動きがとぎれることが多く、チャンスボールを返し、相手に攻められる展開が多かった。また、セッターの子の試合での経験が浅いため、アタッカーに合わせることが難しく、またアタッカーもセッターに合わせることが難しい。自分のことで精一杯という感じだった。基礎・基本ができていないことを感じる。
 子供たちにはたくさん失敗してほしいと思う。うまくいかないことが自分を成長させるための糧になるからだと思っている。それは、私にも言えることである。うまくいかないから考える。どのように練習をし、どう導いたらいいのかを考えることが指導者の役目である。時間はかかると思うが、理にかなった指導をこつこつとしていくことが大切だと思っている。
 自分自身がどう指導すればいいのかわからないところ、こうすればいいのではないかとわかっているつもりだが、はっきりとした自信がないところがある。そのあたりを子供と共に一緒に取り組み、自分の指導の引き出しにしていきたいと思っている。とにかく、まだまだ指導の引き出しが少ないのはわかっているので、もっともっと多くしていかなければならないと思っている。日々努力。
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合同練習

2011-01-28 23:31:10 | Weblog
 きょうは、ウエストがうちの体育館に来て、合同練習、練習試合を行った。子供たちには、相手に失礼のないように、一所懸命プレーすること、楽しむこと、気を遣うことなどを話した。
 きょうは、どの子にもたくさん実践の経験を積ませたかったので、2年生の子も5年生の子もみんなコートに立ってもらった。どの子も自分の持っている力を出そうと一生懸命がんばっていた。しかし、チームとしての動きはまだまだである。動きがスムーズではないし、安易なプレーも多かった。動きを知るということをもっと徹底させなければならないと感じた。
 試合間で、子供たちには、やさしいボールを楽に適当にとったら後で痛い目にあうよと話した。私は、そういうプレーは自分の甘さが出ているプレーだと思っている。だから、厳しい局面で力を出せない、出そうと思ってがんばっても長続きしないのではないかと思う。いかに自分に厳しく、自分の甘さ、弱さに向き合い、それを乗り越えようと努力するかだと思っている。そういう指導ができないと、子供はこの世の中を自信をもって生きていけないと思う。そういう意味では、子供も私もまだまだ甘い。目先のことばかりに気持ちがいっている。子供の2年後、3年後、10年後、20年後を見据えた指導を心がけなければならないと再認識させられた。ふだんの指導ではそこまで深く感じることは難しいが、相手がいることで自分たちのこと、自分の指導を鏡のように見ること、感じることができる。そのことを次の練習に生かしていかなければならないと思う。感謝。
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基礎工事

2011-01-26 23:00:13 | Weblog
 きょうから、今度の大会に向けた練習を開始した。ポジションを変更したこともあり、コートの6人の確認作業をたくさん行った。それでも、ボールが動くとまだまだ間にポトンと落ちるケースが多々見られた。自分の役割をまだ認識していないレベルなのだと思う。取るのか、任せるのかの見極めができていないのかもしれない。確認をしても実際取るのときには迷っているのかもしれない。頭ではわかっているけれども、体がついていないのだろう。もう一度、そのあたりを分解して段階的にやっていくことが大切だと思う。
 1人ドリル、2人ドリル、3人ドリル、4人ドリル、5人ドリル、6人ドリルといろいろなバリエーションで子供の脳に刺激を与え、意識せずとも体が自然と動けるようにしていく必要があると思う。
 それにしても、一人一人の意識はとても高く、誰が入ってもそれなりの動きができつつあるように思われる。基礎工事は完全ではないけれども、以前から比べると完成度は高まっていることは子供の動き、声、考え方からもうかがえる。時間はかかるけれども、手抜き工事だけはしたくないので、点検作業を行いつつ、しっかりとした基礎を作り上げたいと思う。日々努力。
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大会に向けて

2011-01-25 23:21:35 | Weblog

 先日、大会が終わったと思ったら、再来週には5年生以下の大会が控えている。本当に大会が多いなと思う。もう少しじっくり子どもと向き合いながら、こつこつとやっていきたいのだが、予定が組まれている以上、それに向けて準備をしなければならない。
 昨日は、月曜日なので、ボールを使わない練習の日である。子供たちには、今度の大会に向けて、「自分のプレーで良いと思うところ」「自分以外の人のここがすごい、すばらしいと思うプレー」「これからの練習でがんばりたいこと」「チームの目標」を考えて書いてもらった。6年生の子には、「これから卒団までがんばること」「下の学年のがんばってほしいところ」を書いてもらった。

 一通り書いた後に、「自分以外の人にここがすごいと思うプレー」を一人一人発表してもらった。言われた本人は、恥ずかしそうだったがうれしそうな表情をしていた。一人一人がお互いを認め合える機会になればいいなと思って発表をしてもらった。私はバレーボールを通して、お互いがつながり合うこと、絆を結ぶことが大切だと思っている。そして、全員バレーとはどういうことか、セッターがアタッカー合わせる、アタッカーがセッターに合わせるとはどういうことかなどを話した。

 チームの目標としては、ほとんどの子が、「あきらめないこと」を挙げていた。これは、冬休みからずっと意識して取り組んできたことである。しっかり一人一人の意識の中に根づいていることを感じた。それから、ある子は「失敗しても笑顔でいる」「1点取ったらすごく喜ぶ」「みんなで声をかけ合う」などと書いていた。このことも日頃の練習で私が言っていることでもある。
 そう考えると子どもたちの書いていることは、私が日頃言っていることにつながっているんだと感じるし、自分やチームの目標についても、私が言っていることを受け止めている子は同じようなことを書いていることを再確認できた。そう考えると、うかつなことは言えないし、言葉もしっかり選んで伝えて行かなければらないと感じるし、私の態度や指導姿勢、表情なども子供たちに伝わっているのだと思う。だからこそ、手を抜けないし、真摯に子供に向き合わなければならないと思う。日々努力。

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セッターを考える

2011-01-23 23:41:53 | Weblog
 きょうは、プレーオフ杯の2日目である。準々決勝から試合が始まった。きょうの試合で感じたことは、セッターというポジションをどのように考えたらいいのだろうかということである。
 この大会の前に、うちのチームのセッターにいろいろと話をした。2本目を触るあなたが気持ちをつなぎなさいということ。その子のトスはぶれることが多かった。それは落下点に入るのが遅いということもある。そういう細かい練習をあまり指導してこなかった私の責任でもある。
 塾頭は、トップレベル教室で「セッターがアタッカーに合わす。」「アタッカーがセッターに合わす。」ということを言われている。
 打てないのはセッターの責任でもなければ、アタッカーの責任でもない。お互いが合わせるのだと思う。自然体バレーでは、よくコンビの練習をする。それもネットを使わないで、初心者も経験者も学年の枠を取っ払って一同に行う。そこで、お互いが合わせるドリルをいろいろと行う。
 きょうの試合を見る限りでは、アタッカーの打点が1点なため少しでもトスがぶれると打ちきれない。アタッカーとセッターのタイミングもあわてるほどちぐはぐのような感じを受けた。
 バレーボールは、多様性、創造性、可能性などがたくさん詰まっているスポーツだと思っている。そういうバレーボールにするかどうかは指導者の考え、指導の方向性にかかっていると思う。日々努力。
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大会終わる 2回戦敗退

2011-01-22 20:46:17 | Weblog
 きょうプレーオフ杯という6年生が出場できる最後の大会が行われた。結果は、2回戦敗退。1回戦目は、相手のミスにも助けられたが、自分たちのペースで試合を運ぶことができたのではないかと思う。今までは、どんな相手でも自分たちのミスで失点を重ねるケースが多かったが、ここのところ練習で何度も確認してきたことが少しずつ定着しており、6人の動きがスムーズになってきていることが安定した力を発揮することにつながっているのだと思う。
 2回戦目は、1セット目を21-19で何とか取ることができた。ピンチサーバーとして出した子が連続でサービスエースを取ってくれたことでリードはしたものの、最後の方はばたばたとあわてたプレーでもつれた展開になってしまった。ピンチサーバーに起用した子は、この場面で使うからと練習から試合を想定したサーブの練習を繰り返してきたことが本番でも生かすことができた。
 2セット目は、13-21で相手のサーブに終始押され気味の展開で粘ることが難しかった。今までの自分たちにプレーに戻ったかのようなプレーで切り替えが難しいセットだった。
 3セット目は、14-21という結果だった。中盤まで均衡した展開だったが、最後は自分たちのプレーに持ち込むことができずに連続失点を重ねて力尽きた。やはり、連続失点のときは、練習の時に確認していた約束ごとが守られていなくて、いつもはやらないようなことをしてみたり、やらなかったりとちぐはぐなプレーで自分たちで苦しんでいたように思う。まだまだそのあたりが自分たちで切り替えることが難しいのだと思う。勢いだけでなく、実力をつけていくということはどういうことかということを改めて感じさせられた試合だった。
 試合を通して子供たちは点数に関係なく最後まであきらめない気持ちでプレーをしていた。それは、練習から自分たちでやってきたことであり、試合でもそれを出すことができ、負けはしたけれども充実した試合を最後はできたと思う。それは、子供たちの試合後の表情にも表れていた。いつもは、負けると涙を流している子が何人かいた。力を出すことができなかった悔しさなどの気持ちもあったのだと思う。今回は、負けたけれども誰一人泣く子もいなく、すがすがしい表情の子が多かった。保護者へのあいさつやコートの後片付けを積極的にやっており、とても気持ちが育ってきていることを感じることができた。
 2人の6年生は、いい姿を下の学年に見せることができたのではないかと思う。それを下の学年が引き継ぐことが伝統だよということを最後のミーティングで話した。
 これからも、現状に満足することなく、基礎・基本をこつこつと徹底させていきたいと思う。日々努力。
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最後の公式戦への準備

2011-01-21 23:34:51 | Weblog
 明日は、6年生にとって最後の公式戦となる。きょうは、明日に少しでも自信をもって試合に臨めるよう準備をした。水曜日の練習よりもつながりも見られたし、6年生の子たちも少し迷いはなくなりつつあるようにも思えた。そして、いい形で練習は終われたのではないかと思っている。明日の結果は結果として、自分たちでできる限りのことはできたのではないかと思う。
 今の6年生は素直な子たちである。もっと伸びてほしいと思う。明日で一区切りではあるが、卒団するまではまだ練習をする機会はたくさんある。
 きょうは、一人で行うボールを使っての練習を自分で3つ考えて、取り組ませた。人のまねはしないということだったが、だいたいは同じような感じではあった。それでも、やらされる練習から、自分で考えて取り組むというスタイルを少しでも作っていきたい。塾頭からは、一人ドリルタンス、2人ドリルタンスというそれぞれの引き出しを作るということを提案されている。引き出しにはならないかもしれないが、子供たちに考えさせるきっかけを作らせたかった。2人でボールを使った練習でも子供たちで考えさせて取り組ませた。いろいろな練習をしていたが、結局は対人になってしまっていた。まだまだ子供たちに意識させていなかったと反省である。
 これからも、現状に満足せず、結果に一喜一憂せず、正しいこと、体にいいことをどんどん取り入れて指導にあたっていきたい。日々努力。
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今更ながら じたばた

2011-01-20 23:48:32 | Weblog
 昨日の練習では、子供たちにあらかじめきょうの練習では少しきついことを言うかもしれないと断ってから練習を開始した。だからといって、怒ったり、追い込んだりするようなことではなく、子供たちに奮起してもらいたいという願いを持って、場面場面でどうしたらいいのか考えさせたり、こうしたほうがもっといいよなどを言ったつもりである。これが、決していいとは思っていないが、今度の土日が6年生としての最後の大会となる。少しでもいい試合をしてほしい、勝ちたいと思うならそういうプレーをしてほしいという思いから、いろいろと子供たちには話した。今更ながら、そういう練習をしても始まらないのかもしれない。焦っているわけではないが、私としてできることはやりたかった。すると今までもう少し6年生には身につけておくべきこと、基礎・基本を徹底することができていなかったと反省するばかりである。
 特に、セッターの子にはもう少していねいに指導するべきだったと思っている。今の子供の姿が私の指導の表れだと感じている。今更じたばたしても始まらないが、まだできることはあるのではないか、あきらめることなく、できることを深め、自信を持たせて大会に臨ませてあげたいと思う。
 明日の練習でも子供たちと向き合って、練習に取り組みたいと思う。日々努力。
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床と仲良く

2011-01-17 23:21:22 | Weblog
 一人で黙々と練習をする。自分と戦う。自分に克つ。ウォーミングアップからモーションバランストレーニング、そしてもしかめの音楽に合わせて、壁に向かって、重心移動を繰り返しながらのオーバーとアンダー。けっこうしんどかったと思われる。それでも、手を抜いているような子は見られなかった。リズムが合わなかったり、リズムに関係なく、やっているふりをしている子は見られた。練習のねらいを言っても、それを意識して行動しようとしているかどうかが自分のものするかどうかの大きなポイントのような気がする。
 一人でコートの中を走ってボールを触る練習では、とれないと思うボールは早々とあきらめてしまうのか、足が急に止まってしまう。2回目の前に、とれなくてもとろうとする脳の働きが大事だということを話した。手を出す、床を滑る、突っ込むなどの動きが大事だということ。そういう動きをしているとそのうちとれるようになると話した。そして、一生懸命がんばっている人にはみんなで拍手をしようとも話した。
 今の子供たちは、床と仲良くなっていない子が多いことに気づく。これからは、どんどん床と仲良くなる練習が必要なんだと思う。あきらめるな!突っ込め!だけでは、けがの危険もあるので、どういう動きをすれば体を痛めることなく、素晴らしいプレーができるかを指導することが指導者としての役目なのだと思う。日々努力。
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