笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

自分として何ができるか

2010-12-30 23:30:08 | Weblog
 昨日は、帯小連常任理事兼忘年会が行われた。私は、常任理事ではないがお誘いを受けて参加させてもらった。今回は、釧路地区の方も4名参加し、大いに盛り上がった。
 釧路の方との話の中で、帯広は週3~5回程度の練習をしているチームが多いが、釧路では週6回ないし休みなしなど、練習日が多いそうである。そして、少なくしたいけれどもそれがこわくてできないとも話されていた。その他にも帯広では考えられないようなことがありびっくりした。そして、いかに帯広の今の雰囲気や方向性が無理なく、他地区にも誇れるような活動をしているのではないかと感じた。
 それから、ある人と話して感じたことだが、5年生以下の大会では今まで上位に食い込んでこなかったチームが上位を占めるようになり、指導者、保護者、選手が勝つことばかりに意識が行くあまりに子供の体のことや人間的な成長の面など大切なことがおざなりになっていくではないかということである。
 今まで帯広はチームが強かとうが弱かろうが関係なく、どちらかというとオープンにやってきたところがあると思う。そして、変な仲間意識はないように感じる。それが、勝ちを意識するあまりにそういう雰囲気がなくなってしまうのではないかと私ごときが危惧するようなことではないが心配である。
 そのような事態にならないためにも、3つの納得というのが大切になってくると思われる。そして、もっと指導者間の交流やチーム同士の交流などを通して、帯広・十勝全体の指導者の意識が同じ方向に向いていく必要があるのではないかと思う。自分のチームのことは考えることももちろん大切であるが、指導者がもっと正しい指導法や内容でバレーボールをする小学生をどう育てていくかということも大切になってくると思われる。そのために自分として何ができるかを来年度は考えていきたいと思っている。日々努力。
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今年最後の練習

2010-12-25 22:58:40 | Weblog
 今年最後の練習が終わった。来年は、1月7日から始動である。うちの少年団はゆっくりペースである。その間に体調を崩している子は整えて、初練習では全員が顔をそろえてほしいと思う。
 休日は、指導者が3人全員がそろうことが多い。そのため、私の方で立てた練習プランを確認して始めた。途中で一人の子が具合が悪いと言って早退した。そのため、きょうは9人のメンバーで行った。
 正面強打の後、スリーメンを行った。指導者3人で子供が9人なので、子供たちはそれぞれの指導者とスリーメンを行い、ある程度の時間が来たら次々に指導者間を移動するという方法で行った。子供からは、「楽しい」と言うほど、それぞれがカバーをし合い、つなげていた。私が感じたのは、高学年のグループは確かにつなげているけれども正対を意識できていないことが多かった。それに対して、低学年はつなぎは未熟だけれども正対をしてカバーをしていることが多かった。今までの経験がない分、教えられた動きをしようとしていることが多いように感じた。
 その後、バックステップをしながらのサーブレシーブを重点的に行った。ここでも高学年の子たちは下がりきれないまま小手先で上げていることが多いように感じた。反面、経験のない子はがんばってバックステップを意識してことが感じられる動きをしていた。
 とりあえず上げれば、決まれば、打てればという結果オーライでは、それ以上の伸びしろは小さいのではないかと思う。ボールに行き先はどうあれ、正しい動きをしているか、目線はどうか、関節の曲がり、肘、肩、や尺屈をしているか、フォロー&着地などなど着眼点は様々である。指導者側のイメージをどの場面に注目するか、こだわるかで子供たちへの要求の仕方も変わってくるのではないだろうか。
 年末年始の休みで、しばらく実際の指導からは遠ざかるが、この期間を無駄にせず、頭でバレーボールをしていくことも必要だと思っている。日々努力。
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終業式

2010-12-24 23:44:43 | Weblog
 きょうは、2学期の終業式である。長い2学期がようやく終わり、明日から冬休みである。終業式での子供たちの姿を見ているとずいぶん成長してきていることを感じる。それは、式の最中では、聞く姿勢で集中して聞いていたことである。当たり前と言えば当たり前のことではあるが、以前は集中力に欠ける面も見られた。こういう場面を見ても自分を律することができていることを感じる。
 さて、きょうはクリスマスイブということもあり、早めに練習を切り上げた。いつも通りの練習ではなく、リレーや大縄跳び、リレーチームでの試合などを中心に基礎練習を織り交ぜながらのたっぷり練習を行った。中には、オーバーパスをして側転をしてオーバーをするなど今までやったことのない練習も行った。子供たちは頭と体がパニックになっている。それでも楽しそうである。決まり切った動きから一つの技を入れるだけでこんなに練習が活気づくのかと思うほどである。それから、さあーこーいレシーブでは、声を大きさが60点だったら打ってもいいということを徹底させた。いつもよりかなりシビアにやっているので、元気いっぱい、一生懸命に声を出し、動いている。
 アタック練習でも、レフト、センター、ライトの3カ所から、それぞれ大きな声を出した方にトスを上げるようにセッターに言うと、うるさいくらい声を出している。声を出す練習ではないが、子供たちの打つという意識を持たせたかった。
 最後は、試合を行ったが、低学年や今年始めたばかりの子のレベルが上がってきていることを感じた。シーソーゲームが続き、お互いの差が縮まってきているようである。また、自分でもびっくりするくらいブロックがきれいに決まったり、ダイレクトが決まるなど、体が勝手に反応できるようになってきている子も見受けられた。
 子供たちを見ていると、最初から細かいことをいちいち教えるよりも、まずは、原理原則などの一連の動きを徹底させてから、細かいところにアドバイスをする方が自然な指導と言えるのかもしれない。ということは、私自身が原理原則をしっかり身につけていなければならないのである。このあたりをもう一度学習し直さなければならないと感じる。日々努力。
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成功体験

2010-12-23 23:39:56 | Weblog
 「むり!」と言って、上げられたボールを打たないで持ってしまう子がいた。どんなボールでも打つことができるためのコンパスジャンプである。いろいろとやっている練習が何につながっているかを話した。
 できないと思ってしまうと頭で思ってしまうと体はそれ以上動かすことをやめてしまう。思考停止は、動作停止になってしまう。だからといって、「あきらめるな」「打つんだ」「拾うんだ」と言い続けてもできるものではない。できないと思わせるような練習をいつまでもやっていてもできないものはできない。まずは、これならできるという成功体験を積むことなのではないだろうか。それは、すぐにできるものもあれば、繰り返しやっていく中でできるものもあるだろう。それこそ、段階を踏んで身につけていくものもあるだろう。
 やった!できた!という瞬間をどれだけ子供に感じてもらうことができるかということも大切だと思っている。日々努力。
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ノートから

2010-12-21 23:33:19 | Weblog
 先日の大会で子供たちが反省したことをノートに書いて持ってきた。子供たちは、全体的に声が出ていたこと、サーブが前よりも入ったこと、あきらめなかったこと、失敗しても笑顔でいられたことなどを挙げていた。負けたけれども、少しずついい試合ができるようになったことを感じているようである。
 そして、どの子も大事な場面でのサーブミスとサーブレシーブを挙げていた。
 ある子供は、足を動かす練習→あきらめない気持ち→強気になる→勝つ というふうに考えたことを具体的に書いてきた子もいた。子供たちから、勝ちたいんだという気持ち、もっとこうしたい、こうなりたいという気持ちを強く感じる。そういう気持ちを受け止めて、これから冬休みの間の練習をどう具体的にしていくかだと思っている。子供たちの意欲と指導者側のねらいが一致し、そして子供たちが「できた」「こうすればできる」という達成感を感じられるよう、子供と向き合いながら練習に取り組んでいきたい。
 
 私は、バレー少年団の子供たちにはバレーを通じて素直な子供を育てたいと思いを本当に強くもっている。きょうの塾頭のブログにある、「選手は監督の鏡」「自慢もしないかわりに、がっかりもしない」ということが書かれていた。日々努力。
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新たな気持ちで

2010-12-19 21:16:46 | Weblog
 きょう市内大会が行われた。A・Bチームとも1回戦敗退という結果に終わった。私が指揮をしたBチームは、7点と9点を取るのがやっとという感じだった。
 私としては、結果よりも子供たちがどれくらい練習でやってきたことを試合で出しているかを見たかった。私の言うことを意識して練習をしている子は、試合でもそれなりにできている。練習でもいつも同じようなミスを繰り返している子は試合でもミスが多い。特に、サーブレシーブは反省でカメレシーブと言っていてもそれができていない。まだまだ定着をしていないということだと思う。
 練習から、カバーをすることをねらいとしてここのところ取り組んでいた。ところどころBチームでもカバーし合うところは見られた。
 子供たちは、本当にがんばっていたと思う。結果がついてくるのは当分後になると思うが、もう少し日々の練習を考えていかなければならいと感じている。2学期もあと1週間、そして冬休みの練習に入る。年末年始の休みもあるなど、休みだからといって時間は限られている。限られた時間の中で最大限の練習効果が出せるよう練習の内容を吟味していかなければならないと思っている。また、新たな気持ちで練習に取り組みたいと思う。日々努力。
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頭でわかっているものの

2010-12-18 23:31:33 | Weblog
 明日は、市内大会である。私は、Bチーム(5年生1人、4年生2人、3年生3人、2年生1人)を担当する。
このチームの子たちは、カメレシーブ、レディステップ、バナナレシーブなど、気をつけるポイントは頭ではわかっている。しかし、サーブやアタックを打たれるとボールばかりに意識が行ってしまうのか、それらのポイントを忘れているかのように何もできず、足も動かず、はじく場合が多い。頭ではわかっているものの、いざというときに行動が伴っていないように思う。そこで、昨日はショートサーブを私が打ち、バックステップ(3歩)しながらのカメレシーブをする練習を繰り返した。この時点で言われてあわててやっている子、スムーズに動いている子がいることがわかる。
 この後、レディステップをしながら、コンパスレシーブへとつなげていきたいと思っている。子供たちは、本当にどん欲にやろうとしている。やればやるほど、身につけていくと思われる。できないからと言って、くどくど言うことなく、できたことをいっぱいほめてあげたい。そして、正しい動きをインプットさせてあげたい。
 明日の結果は、結果として受け止め、ほんのちょっとできたことをたくさん子供たちに伝えて上げたいと思う。日々努力。
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2010-12-16 23:42:13 | Weblog
 子供たちは、声を出すようになった。どんな声か。「そこにいる人!固まってないでボール拾って!」「声出して!!」などである。「1、2、3」や「そーれ」など、お決まりの呪文のような声は、相変わらず小さい。私は特段そういう声は大きく出してほしいとはあまり思わない。ただ、一生懸命なときは声も出るし、動きもいいので、一生懸命にやろうということはよく言っている。
 冒頭のようなチーム全体を考えて、お互い指示の声が出るようになると、少しチームとして変わりつつあるのではないかと思っている。やらされているという感覚から、自分たちで練習を作っていくという雰囲気が出てきているように思われる。ただ、まだまだ意識が低い面もあり、がんばっている子が引っ張っている感じではある。もっとお互い刺激し合い、磨き合うことができれば、もっといろいろな声が飛び交うと思われる。もちろん、お互いを認めたり、励ましたりといった声ももちろん飛び交ってほしいと思うし、場面場面ではそういう声も聞かれるようになってきている。
 さて、今度の日曜日は市内大会である。その大会への準備を進めているが、子供たちが自分たちでどんどん話し合い、確認し合い、励まし合うようになってほしいと思っている。日々努力。
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しつけは根気よく

2010-12-15 23:58:11 | Weblog
 言われないとできないうちは自然体になっていないと感じる。例えば、行動を早くすることも、そのときの気分で素早く動くこともある。しかし、ただ動くときはいつもの自分達の姿に戻ってしまう。仕方がないと思って、言い続けるか、できるはずだという思いを込めていろいろとアプローチの仕方を変えるみるかでずいぶんちがってくるのではないだろうか。直接的、強制的なものというものは、長続きしない。縛りが解けると元に戻ってしまう。自分で動くと習慣になることが大切なんだと思う。しつけと同じだと思う。そのあめにも、愛情はたっぷり、どの子にも気持ちを込めて接することと、しつけは根気よく、だめなものはだめという、子供を育てる基本的なことをやっていく必要があるのではないかと思っている。日々努力。
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心身の健康

2010-12-14 22:20:59 | Weblog
昨日の夜から、丸一日膝の調子がいい。昨日の昼間は痛さとの格闘だった。昨日の私は、膝の不安や悩みを抱えていたので、そこばかり気が行ってしまい、他に気が回らなくなっていた。平静を装いながらも、どこかいらついてところもある。
 そのことは、きょう一日何の不安もなく、軽快に歩けることで、周りにも笑顔でいられることからわかった。やはり、心身の健康が一番なんだと痛感する。そして、膝という関節がいかに自分の体を支えているかよくわかった。本当にがんばっているんだと実感した。当たり前に歩けること、走れること、動けることは、すべてが連動しているんだということ。一カ所ががんばってはだめなわけで、一つ一つの部位がそれぞれ役目を果たしいるからこそ当たり前に動けるということ。もう少し自分の体をいたわることを考えていかなければならないと感じる。
 昨日の練習で、子供たちにチームで必要とされる人になってほしいと話した。あなたがいなければ、チームとして成り立たない、がんばれないという人になってほしいと。
 子供たちは、「どうせ私なんか」と自分を否定的にみるような人になってほしくないと思っている。チームとしての心身の健康を考えることが指導者の役目だと思っている。明日も「楽しかった」「このチームの人とバレーをしたい」という気持ちになれるような練習を心がけたい。日々努力。
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