笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

罰ゲーム!?

2009-07-31 23:05:53 | Weblog
 きょうは、8人で練習を行った。そのためというわけではないが、普段とは違ったことをやって楽しく、おもしろく、そしてやるべきことはしっかりやるというねらいで行った。まず、すもうから始めた。うちの子たちは、こういうものにも恥ずかしがらずにまじめに取り組む。それから、一人が横たわり、それをみんなで持ち上げるという信頼体験をねらいにしたものをやってみた。こういうもので、その子の姿もよく見える。自信のない子はこういうときにも人に身を委ねられないようである。
 その後、モーションバランストレーニングのバランスを中心にしたトレーニングをたくさん行った。
 ボールを使ったトレーニングから、「レシーブの基」からオーバーやアンダーのドリルをもう一度行った。改めて、ポイントをおさえることで子供たちは以前よりも動きがよくなっている。最近は、さあこいレシーブをいつもより時間をかけて行っている。打つ方には、正面より横や前に打つことを要求している。その方がバナナレシーブがどれくらい身についているかよくわかる。バナナレシーブについては、もう一息といったところまで来ているように思われる。最初から、手を組んでしまっているために腰から動けていない子が何人かいるように思われた。そういった子たちにどう的確な声をかけるか、ポイントをしぼらせるか、私自身の課題である。

 きょうは、8人だったので、4対4を行わせた。今までよりも内容がよく、ずいぶん進歩していることがうかがえた。負けチームには罰ゲームとして、尻文字当てゲームをさせた。罰ゲームというよりは、練習にアクセントやお楽しみを入れるといった意味合いの方が強いかもしれない。子供たちは、お尻で文字を描いているときにきゃーきゃー言いながらやっている。そして、気持ちがほぐれた後にアタック練習を行った。気のせいか、一人ひとりのアタックの切れがよく、鋭いアタックをバンバン打っていた。

 子供たちは、ファイルにきょうの練習が楽しかったと書いてくれた。子供たちは、やらされる練習から、自分から動くという感覚になったときは、もしかしたら、脳の中はドーパミンがどんどん出ているのかもしれない。そして、からだが思わず動いてしまって、いつもよりも力が出せたのかもしれない。そういうことを考えると、いかに子供たちを気持ちよく、快にさせるかということが大切なのかもしれない。日々努力。
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合同練習2

2009-07-30 22:38:17 | Weblog
 きょうは、自分たちの方からあるチームにおじゃまして練習をした。そのチームの監督さんから、最初うちのチームがいつもやっているモーションバランストレーニングなどをやってほしいということだった。そこで、昨日に引き続き、みんなと一緒に行った。できるだけ一緒の組み合わせにならないようにしてやらせてみた。いつもは気心知れた人たちとやっているので、リラックスしてやっているが、相手が違うと緊張感を持ちながら、最初はやっていた。次第に、気持ちもほぐれて、和気あいあいと楽しく取り組んでいた。

 後半は、レフトからの攻撃に対する守りと攻めやサーブからの攻めや守りなどを行った。うちのチームは、守りから攻めなどは前から比べるとずいぶんスムーズになってきているように思う。しかし、攻めから守りになる切り替えがうまく機能していないところが多々あった。
 
 明日は、じっくりと「個人のスキル」「元気の出るスキル」「チームとしてのスキル」をインターバルで繰り返したいと思う。日々努力。
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ウエスト!がんばれ!

2009-07-29 22:38:48 | Weblog
 きょうは、近くチームが練習に来てくれた。みんなではだしになって、じゃんけんをしたり、いろいろなモーションバランストレーニングをした。
 本当は、バナナレシーブやフットワークなどもやりたかったが、せっかく来てくれたので、コートに6人ずつ入って、つなぎなどの練習を行った。どちらもコート内での約束事が徹底されていないために起こるミスが多かったように思う。それを一つ一つどうやったらいいかを子供たちに考えさせて、繰り返し行った。自分のチームの子たちは、すんなり受け入れてやっているが、相手チームの子たちは、わかっているのかどうか反応があまりよくなかったように思う。私の言葉の足りなさ、力量不足なのだと思う。また、子供たちも戸惑っていたのかもしれない。なぜ、相手チームの指導者からいろいろと言われなければならないのかという疑心暗鬼なところもあったのかもしれない。
 最後に相手チームの子供たちが、私のところに来たので、練習はどうだったか聞くと「楽しかった」と言ってくれたので少しは救われたように思う。
 
 相手があると、日頃うちのチームでやっているいいところも悪いところもよく見える。。特に、つなぎの中で滞っているところとスムーズにいっているところがある。あとは、瞬間プレーの前後を見極めながら、子供たちを指導していきたい。日々努力。

 夕方は、全国に行くウエストの練習に行ってきた。行くと、子供たちが黙々と基本の練習を繰り返していた。やはり基本の練習をしっかり行うことが大切なんだと再認識した。また暑さ対策をしていた。東京の夏は北海道とは比べものにならないほど、気力と体力を奪うことだろう。全国まで、そして全国に行ってから、体調管理をしっかり行って、ベストなコンディションで、ウエストのバレーを展開してきてほしいと思う。がんばれ!ウエスト!
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バランス

2009-07-28 22:55:28 | Weblog
  きょうは練習は休みである。子供たちにとっても私にとっても貴重な休みである。私は、練習は休みだけれども仕事があるので、学校に行ったりもした。
 
 3日間を通して、バナナレシーブやフットワーク、ツーマン、スリーマンレシーブなどをこつこつとやってきた。子供たちを見ていて、どうすればバナナレシーブになるのか、フットワークをよくするにはどうしたらいいのか、少しずつわかってきたような気がする。気がするというのは、まだ気づきつつある段階である。どの動きがバナナのじゃまをしているのかなど、子供たちの動きを細かく見られるようなりつつあるようにも思う。たぶん、私の中に正しいイメージができつつあるようにも思う。
 また、基本的な構えや正しい姿勢が身についていない子は、いろいろな動きをさせても難しいのだと思う。何事もそうだが、まず基本というのが大事なんだと思う。
 草野塾頭の静岡での自然体バレー塾でのことをブログに載せていたもので、どれも大事だと思うが、特に大事だなと思ったことを書き出してみた。

・指導のポイント、練習の組み立ては、瞬間プレーの前後の時間を最重要視すること。
・身体のパーツを見るのではなく、全体の連動・連鎖のバランスを重視すること。
・「個人のスキル」→「元気になるスキル」→「チームのスキル」の三つをインターバルで繰り返すこと。大きいくくりは変えないが、中身は段階的に変化させる。

 練習そのもののバランスが重要なんだと思う。一人ひとりのミスなどにどうしても目が行きがちであるが、ミスを指摘したからといってすぐにできるわけでもない。練習そのものをどうもっていくか、それこそ指導者の思いや考えにかかっている。
 明日も、子供たちが笑顔で、明るく、楽しくバレーボールができるようにしたいと思う。日々努力。
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教え子たち

2009-07-27 22:40:55 | Weblog
 きのうの練習から、はだしでぞうきんがけをさせている。子供たちは、はだしになると、きゃーきゃー言ってうれしそうである。きょうは、体育館に来た時から、はだしになってボールで遊んでいる。
 全日本の栗原選手が、足首のけがをしたときにコーチと相談しながら、はだしによるぞうきんがけをトレーニングに入れているという番組をみたことがある。足首の強化もさることながら、けがの防止、運動能力のアップなどメリットはたくさんあると思う。何よりも、暑いときのはだしはとても気持ちがいいようである。
 ぞうきんがけのあともしばらくは、はだしでトレーニングをしてから、徐々にボールを使った練習へと入っていった。

 きょうは、中学校の部活が休みということもあり、中学生が4人が練習に参加した。バナナレシーブやフットワークを小学生と一緒にやったが、動きがとてもぎこちなかった。当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。卒団して間もない1年生、そして2年生と私が教えた子たちであるが、思ったよりも伸びていないことを痛感した。先日来、この中学生たちをどうしようかと保護者の人たちとも話をしていて、私なりにいろいろと考えていた。そして、きょう中学生を見て、考えていたことを実行しようと思った。そのことを中学生やその保護者とも話をすると了解してくれた。それは、月に何回か私が実際に中学生を教えること。どこまでできるかわからないけれども、新チームになった教え子たちの少しでも役に立てればいいなと思っている。日々努力。
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夏休みの練習始まる

2009-07-26 22:48:29 | Weblog
 昨日から夏休みの練習が始まった。6年生の子供たちにとっては、この夏休みの取り組みが今後の戦いの基盤になると思われる。私としても、どういう練習をするのか、明確にして取り組まなければならないと思っている。
<練習の重点>
・フットーワーク  ・アタックの精度を上げる  ・バナナレシーブができるようになる  ・モーションバランストレーニングとコーディネーショントレーニングにじっくり取り組む などである。

 とにかく、昨日、きょうとフットワークを重点的に行った。初めての動きもあったので、多少ぎこちなかった。その要因は、ボールを見過ぎていることが多いこと。ボールを投げたあとに、すぐに移動しなければならないのに、その場にいることが多い。次の準備をどうするのかという意識が低いのだと思う。うちの子供たちは、全体的に次の準備が遅い。ボールが来てから、上がってから動くということが多い。そういうことからも今やっているフットワークで自然な動きができればと思っている。
 
 昨日の夜は、後援会の方々が親子レクということで、焼肉や肝試しや花火などの催し物を開いてくれた。今までは、キャンプという形でやっていたが、諸般の事情もあり、こういう形での行事となった。あいにくの空模様だったが、みんなで焼肉などをほおばり、ビンゴ大会で盛り上がり、その後肝試し、そして花火と楽しいひとときはあっという間に過ぎた。普段の練習では見せない笑顔がたくさん見ることができた。
 子供たちが帰った後は、残ったお父さん、お母さん方といろいろな話ができて楽しかった。このブログをいつも見ているという話も出た。適当なことは書いてはいけないなと改めて感じた。それから、卒団した人たちも見ているようだった。そういう話の中で、中学生になった今、私がいろいろと取り組んでいることがどういうことかわかってきたという話を聞いた。そして、他の少年団出身の人たちはけっこう腰などの痛みで練習もままならないという話も聞き、改めて自然体バレーの理念や考え、さまざまなドリルがとても優れていて、正しいことなんだと改めて感じた。
 草野塾頭が日頃言われている、子供たちの20年後、30年後を見据えた指導をしっかりやっていこうと決意を新たにした。日々努力。
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夏休みでがんばりたいこと

2009-07-24 22:50:47 | Weblog
 明日から、夏休みである。子供たちには、先日の大会での反省をノートに書いて提出してもらった。そのときに自分なりに夏休みに重点的にやりたいことも書いてもらった。それを紹介する。
・レシーブをはじかないようにすること。
・クロスレシーブをすること。
・アタックがもっと角度のあるアタックを打てるようになること。
・レシーブの時に目線を切る。
・サーブを基本からやりたい。
・オーバーを基本からやりたい。
・レシーブの時、できるだけ素早く動く。
・サーブをもっと強化させたい。
・アタックでもっとコースをねらって、回り込む打ち方を研究したい。
・サーブをもっとサービスエースをとれるぐらいまでがんばりたい。
・レシーブをセッターを動かさないようになりたい。
・アタックをがんばる。
・つなぎの強化をやりたい。
・前のボールの時足が止まってしまうのでそこをなおしたい。
などである。
 ほとんどが、アタックとレシーブ、サーブのことであり、レシーブについては、草野塾頭のブログのフットワークなどの動きについてのドリルがまさに当てはまっている。明日からの練習でさっそく取り組んでいきたいと思う。日々努力。
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教え子、再び

2009-07-23 22:27:37 | Weblog
 きのうの練習中に懐かしい顔を見せに来てくれた人がいた。その人は、1昨年うちのチームにいた子で、今は中学2年である。中学入学時は、テニス部に入った子である。そして、久しぶりにあったその子は、今度バレー部に入ったとのこと。その報告をしに来てくれたようである。どうしてバレー部に入ったのか聞いてみた。すると、バレーが楽しかったから、またやりたくなったということのようである。中2のこの時期に部活を変えるというのは、いろいろとあったのかもしれない。しかし、どんな理由にせよ、バレーの世界に再び戻ってきてくれたことは指導者としてはうれしいことである。
 あまり長くはいられないということだったが、一緒に練習をしないかと誘うと、少年団の子と一緒に動いていた。しかし、久しぶりということもあり、ようやく動いている感じでバレーの動きになるまでには相当時間がかかりそうである。

 私は、子供たちにバレーボールが好きになってほしい、できれば中学校、高校と続けてほしいと思っている。しかし、中学校の部活に入った子たちは必ずしも楽しく続けているとは言い難いようである。一つは、上級生との人間関係や同学年同士の人間関係。それから、指導者の先生方が指導の面でとても苦慮しているものの、子供たちと必ずしもいい関係になっていないようでもある。その他にもいろいろとあるようだが、小・中・高と何らかの形で指導の一貫性や共通理解が図られれば、もっとバレーボールのすそのが広がるのになあと思う。そのためには私は何ができるのだろうか・・・。日々努力。
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全ての動きはつながっている

2009-07-22 22:49:46 | Weblog
 きょうの練習で気づいたこと。それは、レシーブのときの動きはアタックやブロックなど、さまざまな動きに直結しているのではないかということ。つまり、フットワークの善し悪しは、いろいろな動きに通じているのではないか。そんなことを子供たちに球出しをしながら思った。
 それは、ある子の動きから感じたことだった。いつものようにバナナレシーブからバナナフットワークの練習をしていた。その子は、正面のボールを絞り込むようにすることもままならず、ひざ、骨盤、体幹をひざ方向へ押し出しながら、反対の足を紅を引くようにといった一連の動作において、下半身を主体にした動きになっていない。また、バナナフットワークで、真横に走り抜けることすら、迷ったり、立ち止まったりしていた。そうなるとどう動いたらいいのかすら、頭が混乱してしまっているようだった。
 その子は、レシーブに限らず、ブロックの動きも遅かったり、ステップが上手く踏めなかったり、アタックでも助走やクロスリターンがうまくできないことが多い。要因は、腰から動くということを意識できていないからだと思われる。
 つまり、レシーブ一つとってもフットワークのぎこちない子は、アタックやその他の動きでもぎこちないことが多い。その子に限らず、注意深く子供たちを観ていると、さまざまなプレーにおいてフットワークがよくないことがわかる。
 情けないことではあるが、こういうことに私自身今さら気づいている。しかし、気づいてしまった以上、これから迎える夏休みの練習の最重要ポイントにしたいと思う。折しも、草野塾頭のブログでもそんなことを見透かしているように、さまざまなフットワークや動きについて図解で載っている。
 休み中の練習は、あれもこれもと欲張ったり、いろいろなことを考えがちであるが、「全ての動きはつながっている」ということをベースに、今後何をしなければならないのか、とても明確になってきたように思う。そう考えると、とても練習が楽しみになってきた。とにかく、日々努力。
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見直し

2009-07-21 22:19:16 | Weblog
一つの大会が終わると、課題を踏まえて、これからどういったことを重点的に練習しようかと気持ちを新たにすることが多い。そこで、今までの指導を振り返ったり、ポジション変更やそれに伴う攻撃の組み立てを考えたりする。
 しかし、今回はあれこれといろいろ考えたり、新しいことを導入することよりも、バナナレシーブやフットワークなどの基本的な身体の動かし方や動きをもう少しやっていく必要があると思っている。まだまだ定着していないからだ。
 まずは、土台をしっかり築くことが最優先なのだと思う。子供たちは、試合の最中に明らかに迷っていることがあった。誰が取るのか、誰が打つのか、アウトなのか、インなのか、迷いがあるときはいいプレーにつながらない。迷いがなく、無心でやっているときはいいプレーにつながっていることが多い。タイムのときには、迷わないという言葉をよくかけていた。しかし、そんなときにそんなことを言われても迷うばかりだよなあと思う。まずは、練習で迷わないようにしていくことだと思う。チーム内の約束事、自分自身の約束事など、家で言う基礎がしっかりしていくことだと思う。また私自身が、何度もチームの設計図を書き直したりしているせいなのかもしれない。
 どういうチームを作るのか、どういうバレーをするのか、今からでも遅くはないと思って、子供たちともう一度自分たちを見直していくことが必要だと思っている。日々努力。
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