笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

脳への刺激

2009-06-14 22:59:22 | Weblog
 きのうの練習試合で気がついたことがあった。それは、レフトの子に「ブロックアウトをねらって」とアドバイスしたら、直後に素晴らしいブロックアウトをしていた。その後は、そのことを言わなかったので、その子もやらなかった。子供たちは言われたことをしようとするんだなと改めて感じた。
 ということは、プラスの言葉、アドバイスもマイナスの言葉や指示も全て受け入れてしまうということなのかもしれない。

 例えば、野球でコーチがピッチャーに「内角高めは絶対投げてはいけない」と言ったところ直後に、内角高めにボールがいってしまい、ヒットを打たれたということがよくあるそうだ。どうやら脳には、内角高めがインプットされてしまうようで、投げてはいけないと思えば思うほどいってしまうようである。つまり「外角低めを投げる」ということを脳にインプットした場合、コントロールがいいピッチャーであれば、まず内角高めにはいかないだろうと思われる。それくらい、脳には目標設定というのが正確に働くということなのかもしれない。

 指導者が子供たちにかけている言葉はとても大事なんだと本当に思う。それも具体的に言葉をかけることが大切なんだと思う。今の子供たちは、言われなければできないことが多いが、脳にいい刺激、イメージを与える続けることが大切だと思う。日々努力。
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