笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

神様の注文

2010-05-31 20:43:06 | Weblog
 きょうは、子ども達に「神様の注文」という話をした。子ども達のなかには、「できない」「無理」「最悪」「難しい」「わからない」「こわい」「めんどくさい」「つかれた」そして、「最悪」ろいう言葉を聞くことがある。そういう言葉をバレーの神様はちゃんと聞いているから、「最悪」と言ったら、神様は注文通り次の最悪を持ってきてくれるよということを話した。だから、マイナスの言葉よりもプラスの言葉をたくさん言おう、バレーだけじゃなく、いろいろなところでプラスの言葉を言おうと話した。
 プラスの言葉とは、「ありがとう」「素晴らしい」「うれしい」「楽しい」「すごい」「最高」「大丈夫」「しあわせ」「それでいいよ」「ナイス」などなどである。
 今週末は、運動会である。運動会もそうだし、バレーの試合でも、相手に勝つより、自分自身の弱さに勝つことを話した。
 さて、どれくらいわかってくれただろうか。わかってもわからなくても、私もあきらめることなく、子ども達にかかわっていきたい。日々努力。
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教え子からの質問

2010-05-30 22:40:36 | Weblog
 先日、4月から中学校でバレー部でがんばっている、教え子からメールをもらった。先ほど行われた市内中体連の報告と質問だった。中体連では、優勝チームに負けたものの、周りの人から「これからが楽しみだね」と言われて、うれしかったそうだ。負けたけれども、試合内容がよかったのだと思う。また、その子は自然体バレー塾のレシーブとブロックの本を買って、自主練をしているそうである。
 さて、質問の内容は、中学校の部活の顧問の先生と私のスパイクの打ち方少し違うが、どちらの打ち方がいいのでしょうか?ということだった。
 さっそく、返信をした。
 その子は、スパダンでかなり上達した方である。しかし、私の指導が未熟だったこともあり、完全にマスターしたわけではない。そのため、打ち方が中途半端な感じなため、顧問の先生に指摘されて、迷っているところなのだと思う。私は、迷うことなく自然体バレーでの打ち方をするように進めた。というのも、顧問の先生はたかだか3年である。自分の体は一生である。自分の体を守るためにも正しい打ち方、体に負担をかけない打ち方、故障しない打ち方をマスターしてほしいと思う。
 教え子達が迷い、苦しんでいるのをみると、今更ながら指導の未熟さを痛感する。私ができることは、自分の体は自分で守りなさい、わからないことがあったらまたメールをください程度の応援をすることぐらいである。
 これから、かげながらかかわった子ども達のサポートをしていきたいと思う。日々努力。
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ポイントの強化

2010-05-29 22:55:59 | Weblog
 きのうの練習はあまり長い時間つくことはできなかったが、少し違ったアプローチをしてみた。それは、一人アンダーをしているのを見て感じたことがあったからだ。子ども達は思い思いに一人アンダーをしていたが、腕だけで上げている子、膝を使っていない子、何回も続けている子、一つ一つ落としては上げている子など様々だった。
 そこで、集合させて、みんなの前で一人一人アンダーをさせ、いいところ、もっとこうした方がいいと思うところなどを子ども達から挙げてもらった。すると、声が出ている、膝を使っている、足が前後になっている、ひじが曲がっている、ひじが伸びているなどのポイントを押さえたコメントが一人一人から出ていた。それは日頃私が言っていることでもある。そして、その都度拍手をして、次から次へと一人一人行った。時間はかかったが、 私がみんなに一斉に言ったり、個別に言うことは簡単である。しかし、子ども達から、言ってもらうことで受け止め方もずいぶん違うのではないかと思う。それは、他人のことを見るということは、自分の視点、ポイントを押さえていないとわからない。また、人が何度も指摘するポイントをみんなで聞くことで、そのポイントが強化されることにつながる思う。

 前回の練習で、2人組でやるメニューで固定的なメンバーになっていることに気づき、毎回練習前にペアを決めることと決めるときには毎回同じメンバーにならないことを伝えた。というのもいつも同じペアで楽しくできている場合とそうでない場合がみられたからである。いろいろな人とかかわり合うことでいろいろな人とのつながりをもってほしいと思うからである。子ども達はさっそく、いつもと違うペアで新鮮な気持ちでやっていたのではないかと思う。日々努力。
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子どもの成長を支える

2010-05-27 23:13:55 | Weblog
 今までのサーブ練習は、お互いエンドラインに立って打ち合うような形態でやっていた。しかし、私が指導するようになってからは、マットを置き、コーンにゴム紐をつなげて、サーブを打った後にゴム紐を跳んでから、ボールを拾いに行くという形をとっている。切り替えをつくるために行っている。
 その練習を見ていた保護者の方が、私に「ボールを拾いに行かなくてもいいんですよね。打ったボールを拾いに行くのも何かねらいがあるんですよね」と話してきた。今までは、何かとお母さん方が球拾いなども率先してやっていたのだと思う。私は、練習の目的を話して理解してもらった。
 しっかりとしたねらいをもって練習をしているということを理解してもらうことが必要なんだということを感じた。また、保護者の方のサポートをどこまでしてもらうかということも話し合い、指導者、子ども、保護者が納得して練習や大会等に臨むことが大切だということも感じた。それというのも、子どものためと思ってやっていることが、実は子どもの自立を妨げていることにつながるということに気づかずにサポートしているところもあるのではなかいと思う。
 指導者も保護者もお互い同じ目線で子どもの成長を支えることができるような少年団活動にしていきたいと思う。日々努力。
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ウサギとカメ

2010-05-26 23:25:04 | Weblog
 きょうは、子ども達に休んだ時の対応を聞いてみた。すると当番のお母さんに連絡をするようになっていたということでそのあたりのシステムは私の方でよくわかっていなかったようである。
 子ども達に聞いたついでに、私の方から「ウサギとカメ」の話をした。「ウサギとカメ」の話はみんな知っていた。そこで、みんなにはカメさんの心をもってほしいということを話した。横では、数人のお母さん方も聞いていた。
 カメさんのようにこつこつと努力する人になってほしい、今結果がでなくても、できることが少なくてもあきらめることなく、こつこつと努力してほしいということを話した。そうしていると、あっという間に努力をしない人を簡単に追い越すことだってできるということを話した。どれくらい私の話を理解してくれたかはわからないが、みんなの眼を見ているとが真剣に聞いてくれていたように思う。
 技術的なこと、抽象的なことをくどくど話すと子どもはとたんに聞く姿勢がなくなってしまうということを感じる。具体的でわかりやすく、聞いてためになる話やいい話などをするとぐっと興味がわいて、聞こうという意欲がわいてくるのだと思う。
 バレーの練習を通して、子ども達の意欲や生き方、ものの考え方についても少しずつ考えられるような話をたくさんしていきたいと思う。日々努力。
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練習を休むこと

2010-05-25 23:07:04 | Weblog
 昨日は開校記念日で学校は休みだったが、4時から練習をした。ところが、練習を休む子がいた。他の子に理由を聞いてもわからないということだった。そのあたりの連絡などが不徹底なのが気になった。勝手に休むようなことが習慣になってほしくない。休みには、それなりの理由があるはずである。明日の練習でそのあたりを正していきたい。
 私は、けがや病気など特別な理由がない限りは練習を休んでほしくないと思っている。無理にとは言わないが、できるだけ休まず練習に参加してほしいと思っている。それは、日々、練習の内容が変わっているのもあるし、みんなが楽しめる練習、バレーがうまくなる練習を考えているので、できるだけ全員がそろって練習に参加してほしいと思う。
 練習を休むというのは、私の練習や指導に対する警告やサインなのかもしれないとも考えてしまう。また、その子自身が持っている課題もあるのかもしれない。そのことも感じながら、明日の練習のことを考えていきたい。日々努力。
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心から納得できる練習

2010-05-24 20:25:57 | Weblog
 先日の大会では、広尾が優勝したそうである。大黒柱の両エースの破壊力、そしてサーブの威力は6年生離れしている。北大会でもそのパワーで全国を目指してほしいと思う。
 きょうは、大会後、初の練習である。最初にミーティングを行った。先日の大会をふまえて、これからどんな練習をしたらいいと思うかを考えさせた。6年生の2人の子から、試合をイメージしてやることと肘をあげてアタックを打つこと、サーブレシーブのことが出てきた。まだまだ自分達のことがよくわかっていないことを感じた。自分は何をしなければいけないのか、しっかり自覚していないとただ練習をしてしまいかねないと思った。これからは、もっと子ども達に深く考えさせることも必要である思う。
 きゅは、休んでいる子もいるので、チーム練習はなくし、サーブ練習をメニューの間に挟み、オーバーやアンダーのレシーブを中心に行った。アンダーレーシーブでは、ツーステップを意識させるようにした。すると正面強打もきれいに上げられるようになり、初心者の子もそれなりに形になっていた。やはり、このあたりの基本的なことをもう一度ていねいにやっていくことが大切だということを感じる。
 アタックやブロックなどについても、基礎の基礎をもう一度ていねいに指導していくことがこれからにつながると認識を新たにした。
 子ども達が、心から納得できるような練習をすること。そのためには、この練習はこういうことを目的としているとはっきりねらいを明確にすることだと思う。目先にとらわれずに今しなければいけないことをこつこつと積み上げていきたい。日々努力。
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信頼を得る

2010-05-23 23:16:15 | Weblog
 自然体バレーでは、草野塾頭がダメ指導者の条件ということを言われている。
1 すぐ怒る
2 暴力・暴言が多い
3 技術が教えられない
4 えこひいきする
5 暗い
6 ほめられない
7 クドクド言う
8 練習がワンパターン
 
 私は、指導者として、子どもをワクワク夢中にさせる引き出しをたくさん持っているだろうか。ダメな指導者になっていないだろうか。
 一つの大会を終えると今までの自分の指導を振り返ることが多い。4月からの一ヶ月半は、いろいろなドリルによって子ども達にアプローチしてきた。できているところ、できていないところなど様々である。
 もう一度、子ども達のことをよく見て、どういったところをこれから補強していくか、また伸ばしていくかを考えていきたい。そして、子ども達が「できた!」「おもしろい!」と実感できるような指導を心がけたい。そして、子どもとしっかり向き合い、子どもから信頼される指導者を目指していきたい。日々努力。
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全日本予選終わる

2010-05-22 21:15:12 | Weblog
 全日本の予選が終わった。我がチームは、1回戦敗退という結果だった。我がチームのスタメンは、6年が2人、5年が3人、4年が1人である。試合中は、当然ながら、4、5年生の表情は堅く、緊張している様子が感じられた。
 子ども達のきょうの目標は、「みんな笑顔でカバーをがんばる」だった。しかし、笑顔をつくることは難しかったようである。以前、岡山の方からコメントいただいたような場面でのタイム時の言葉かけも、技術的なことよりもリラックスさせるような言葉かけをしたが、一度緊張した心と体をほぐすのは簡単なことではない。それでも、2セット目は少し気持ちもほぐれていい動きも見られるようになった。
 私は、試合が終わった直後すぐに子ども達を応援してくれた保護者の元に行ってお礼の言葉をみんなで言うように話した。今までは、そういうことをしてこなかったチームである。勝っても、負けてもやることは同じである。朝の準備から試合が終わるまで、本当に細かいところで、自然な動きができていないチームである。そして、練習中も同じように自然な動きができていない。ということは、細かいところまで教えて行く必要があるチームである。しかし、一つ一つ教えているときりがない。そこで、子ども達には考えて行動する力をつけていかなければならない。そのことをこれからの練習の中で身につけていく必要があると思う。
 試合の内容や結果はもちろん真摯に厳しく受け止めなければならない。しかし、それ以上にできることから、こつこつと積み上げて行くことともっともっと基礎工事をがっちりしていくことが必要だと感じた。
 試合後のミーティングで、私からは「人が話している時には目を見て聞こう」ということを話した。残念ながら、子ども達の目を見ていると、指導者の話を聞いているのか、聞いていないのか手いじりや遠くの方を見ている子達が多いことに気づいた。「眼力」がないことを話した。もっと上手になりたい、指導者の言うことを受け止めようという気持ちで聞いている人は眼の輝きが違うよと話した。
 その話をしていると同時に私自身が、子ども達をその気にさせられていないことに気づいた。子ども達が眼を輝かせて、もっとバレーボールを吸収したい、うまくなりたいと思えるような指導を心がけなければならないと感じた一日だった。日々努力。
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いつもと変わらず

2010-05-21 21:07:29 | Weblog
 明日は、全日本の予選。だからといって、特別変わったことはせず、いつものようにいろいろなメニューで体を動かした。
 サーブ練習では、マットを反対コートに置いて打たせている。ねらいを定めることや、アウトかインかの判断をさせやすいためでもある。ただ打たせるか、マットを意識させて打たせるかでもずいぶん違うのではないかと思っている。サーブ練習後、マットをすぐに片付けないで、前転や後転、開脚前転、開脚後転などをさせたり、3人一組で手をつないで前転をさせたり、ちょっとした時間でもいろいろな動きをさせている。子ども達は、バレーから離れた練習の方が楽しそうである。逆に、実践に近づくほど難しさを感じてプレーしているようにも思う。
 きょうは、2人組でお互いカバーするドリルをやってみた。私が、一人に強打をうち、レシーブさせ、上がったボールをもう一人が私に返す。そして、2人ともブロックカバーに入るという2人での動きの練習をさせたみた。まだまだスムーズな動きだしではなく、ついアンダーで目的もなくつないでいるケースも多い。こういう練習を通して、スムーズな動き作りを積み重ねていきたい。その後、ブロックカバーのみの練習を行った。単純だが、ゆっくり上げる体全体を使ってあげるということでは、いろいろな場面で応用のきく動きになるのではないかと思っている。
 明日の予選では、いかにリラックスさせて、試合をさせるかということを大事にしていきたい。笑顔を力にして、数少ないチャンスを自分達のものにできるようにしたいものである。日々努力。
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