![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/cf/90385c4066e3060d896838cefd8dba72.jpg)
わが「やまゆき」の前方を航行するのは「うみぎり」です。
後部にはヘリを載せている…まさかコレ発艦させないよね??という期待もあったけど、残念ながら期待だけで終わりました。
展示としては、
・輸送艦「くにさき」からのエアクッション艇発艦と高速航行+ぐるぐる回転
・ヘリコプター発着艦
・ヘリからのIRフレアー発射
…こんな感じ?
しかも、我が艦艇からはどれも遠かった…!!
パンフレットにあった航空機の展示が全くなくて「中止?この天気で?」と、なんだか狐につままれたような感じ。
本来、本番日初日だった昨日4日に予行が行なわれたそうなのですが、この日も航空機は飛ばなかったと聞いていたので「予行がないと飛ぶこともできないのか!」と、ぶちぶち文句言ったりして。
(…後から、多々の条件が合致しないと飛ぶのが難しい海域と聞きましたが、当日の現場ではそんなこと知る由もなく)
←展示航行中
それでも徐々に姿を現し隊列を整えていき、右に左に展開される艦船を見ているだけで楽しかったです。
友人が乗っている、大阪出港の「やまぎり」を見つけて「姿見えないかな~!」なんて思ってみたり。
…実際にはすれ違う隊列の間隔が開きすぎているので、とても人を判別できるような距離ではなかったのですけどね。
しかし見ていると、どの艦艇もものすごい人を乗せていて難民船のようでしたが、何でこの「やまゆき」だけはこんなに余裕なんだろう?
これだったら4日の乗艦券を持っていた人も乗せてあげられたんじゃない?とFさんと話していたのですが、それはどうやらこの艦艇限定の状況だったみたいですね。
←後続のくろべ。やまゆき自衛艦旗と共に
展示が終了すると艦首を離れ、艦尾に移動して後続の艦艇の並ぶ様子を眺め、その後艦橋へと移動しました。
やっぱりここはものすごい人口密度だ…。
艦橋内もウイングも、それほど広いとは言えないので、空間を見つけてなんとか居場所を確保という感じ。
だいたい左舷側、速力通信機脇にいて艦橋内での航行に関するやりとりを聞いていました。
←艦橋内部
そんな中で特に気になったことが1つだけ…!
速力機を担当されていた海士長さんが発する「赤」「黒」という単語です。
私の頭の中は?マークだらけ。
前後の内容から、ある程度の推測ができる言葉も時にはあったりする、これらの専門用語ですが、この赤・黒に関してはさっぱりわかりませんでした。
質問もできたらしたかったんですけどね~。
帰港直前で忙しく仕事をされていた皆さんに軽々しく声をかけることは、さすがにできませんでしたよ。
←帰港。接岸作業中
やまゆきよりも先に航海を終えた、まつゆきとせとゆきの後部甲板と、接岸作業に入ったやまゆきの前甲板担当科員の方々の仕事ぶりを見つつ、艦橋ウイング直下の甲板に降りて、今度は入港してくる訓練支援艦くろべを後方に眺めていました。
普段は一般客など入れない、鎖で仕切られている狭い甲板部分の、まさにその鎖が外されていたので、私が微妙にじりじりと足を踏み入れてくろべの写真を撮ろうとしていたら、
「写真ですか?(鎖の外に)どうぞ。入り船で写真が撮れることはなかなかないですからね」と幹部の方が声をかけて下さったのです。
←くろべが入港します
…呉は頭が固くて融通が利かない、というネット書き込みを事前に読んでいて、変な先入観があったのですが、このやまゆきに関しては全然そんなことなかった!
広島カープをこよなく愛するとか言って、航海途中に球団歌を流していたあたりから「あれ…?」とは思っていたのですが(^^;)
くろべがタグボートと並んで入港してくると、その前方すれすれを横切っていくプレジャーボートが…。
面白半分でやっているのでしょうが、本当に危ないことこの上ない。
昔あった「なだしお事件」のことが頭をよぎりました。
こういうふざけた輩をきちんと取り締まることはできないのでしょうか?
こっちも威嚇してやればいいのに…。
自衛隊をナメんなよ!!
ともあれ、これで呉地方隊の展示訓練も終了です。
約6時間の航海が終わり、我々も陸に戻ってきました。
帰りのシャトルバスの長い列に加わり、帰途につきます。
2日間の予定が1日に縮小された今回の展示でしたが、とても堪能できました。
呉地方隊の皆さま、本当にありがとうございました!
****************
おまけ
←600という数字が見えます
航行中に潜水艦が見えてきたので写真を撮ったのですが、あとでそれを見てみると、平成20年3月竣工予定の「SS600もちしお」でした。
テスト航行中だったと思われますが、もしかしてサービス航行だったのかな…?
後部にはヘリを載せている…まさかコレ発艦させないよね??という期待もあったけど、残念ながら期待だけで終わりました。
展示としては、
・輸送艦「くにさき」からのエアクッション艇発艦と高速航行+ぐるぐる回転
・ヘリコプター発着艦
・ヘリからのIRフレアー発射
…こんな感じ?
しかも、我が艦艇からはどれも遠かった…!!
パンフレットにあった航空機の展示が全くなくて「中止?この天気で?」と、なんだか狐につままれたような感じ。
本来、本番日初日だった昨日4日に予行が行なわれたそうなのですが、この日も航空機は飛ばなかったと聞いていたので「予行がないと飛ぶこともできないのか!」と、ぶちぶち文句言ったりして。
(…後から、多々の条件が合致しないと飛ぶのが難しい海域と聞きましたが、当日の現場ではそんなこと知る由もなく)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/5cd2c956a70ef3f20a208e21f66cba85.jpg)
それでも徐々に姿を現し隊列を整えていき、右に左に展開される艦船を見ているだけで楽しかったです。
友人が乗っている、大阪出港の「やまぎり」を見つけて「姿見えないかな~!」なんて思ってみたり。
…実際にはすれ違う隊列の間隔が開きすぎているので、とても人を判別できるような距離ではなかったのですけどね。
しかし見ていると、どの艦艇もものすごい人を乗せていて難民船のようでしたが、何でこの「やまゆき」だけはこんなに余裕なんだろう?
これだったら4日の乗艦券を持っていた人も乗せてあげられたんじゃない?とFさんと話していたのですが、それはどうやらこの艦艇限定の状況だったみたいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/91/97f216d19014dcd8023dd827bd3cc9fe.jpg)
展示が終了すると艦首を離れ、艦尾に移動して後続の艦艇の並ぶ様子を眺め、その後艦橋へと移動しました。
やっぱりここはものすごい人口密度だ…。
艦橋内もウイングも、それほど広いとは言えないので、空間を見つけてなんとか居場所を確保という感じ。
だいたい左舷側、速力通信機脇にいて艦橋内での航行に関するやりとりを聞いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/fe/c404c250842c04f672f77122523ac117.jpg)
そんな中で特に気になったことが1つだけ…!
速力機を担当されていた海士長さんが発する「赤」「黒」という単語です。
私の頭の中は?マークだらけ。
前後の内容から、ある程度の推測ができる言葉も時にはあったりする、これらの専門用語ですが、この赤・黒に関してはさっぱりわかりませんでした。
質問もできたらしたかったんですけどね~。
帰港直前で忙しく仕事をされていた皆さんに軽々しく声をかけることは、さすがにできませんでしたよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/9e/f1c86b5c5dde93db263d802a6ff79c43.jpg)
やまゆきよりも先に航海を終えた、まつゆきとせとゆきの後部甲板と、接岸作業に入ったやまゆきの前甲板担当科員の方々の仕事ぶりを見つつ、艦橋ウイング直下の甲板に降りて、今度は入港してくる訓練支援艦くろべを後方に眺めていました。
普段は一般客など入れない、鎖で仕切られている狭い甲板部分の、まさにその鎖が外されていたので、私が微妙にじりじりと足を踏み入れてくろべの写真を撮ろうとしていたら、
「写真ですか?(鎖の外に)どうぞ。入り船で写真が撮れることはなかなかないですからね」と幹部の方が声をかけて下さったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/76/270d27ded8ba28f85804a6b41ce2f581.jpg)
…呉は頭が固くて融通が利かない、というネット書き込みを事前に読んでいて、変な先入観があったのですが、このやまゆきに関しては全然そんなことなかった!
広島カープをこよなく愛するとか言って、航海途中に球団歌を流していたあたりから「あれ…?」とは思っていたのですが(^^;)
くろべがタグボートと並んで入港してくると、その前方すれすれを横切っていくプレジャーボートが…。
面白半分でやっているのでしょうが、本当に危ないことこの上ない。
昔あった「なだしお事件」のことが頭をよぎりました。
こういうふざけた輩をきちんと取り締まることはできないのでしょうか?
こっちも威嚇してやればいいのに…。
自衛隊をナメんなよ!!
ともあれ、これで呉地方隊の展示訓練も終了です。
約6時間の航海が終わり、我々も陸に戻ってきました。
帰りのシャトルバスの長い列に加わり、帰途につきます。
2日間の予定が1日に縮小された今回の展示でしたが、とても堪能できました。
呉地方隊の皆さま、本当にありがとうございました!
****************
おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/bb/cfc2ddb67ea1a5d86b670b7320bbfd74.jpg)
航行中に潜水艦が見えてきたので写真を撮ったのですが、あとでそれを見てみると、平成20年3月竣工予定の「SS600もちしお」でした。
テスト航行中だったと思われますが、もしかしてサービス航行だったのかな…?
最微速:3kt
微速:6kt
半速:9kt
原速:12kt
強速;15kt
なのは、知っておられるでしょうが・・・
さらに、細かい機械を使用する為に赤黒と言うのがあります。赤が軸の回転数減、黒が軸の回転数増であり、隊列を組んだ時に司令からの指示された速力を出してもドックを出たばかりの艦と間もなくドックに入り整備する艦とでは1~2ktの差がでます。てことで陣形を維持する為に基準艦が出す速力に合わせる為に使います。蒸気艦の時は40回転毎に速力を区切っており、黒10は10回転増(0.8kt増)、赤20は20回転減(1.5kt減)でしたが、現在は機関がジェットエンジンとなり、低回転をすると中のエンジンが失速してしまう為に低速時は可変ピッチとなっており、軸自体は停止しようが半速であろうが同じ回転数で回っており、使用の関係で10=1ktとなっている。だから今は黒10は1kt増、赤20は2kt減ということとなる。
だから原速黒5で前の艦に近づくと「赤黒なし」で原速となる。そしてタイミングが遅いと更に近づくので「赤3」とか指示を出し赤を使って距離を離す。(実際は当直士官の眼鏡(望遠鏡のこと)の目盛りで距離を計算して指示を出す。)
なるほど~!
伝説の男さんに教えていただけると思って期待してました(^^)
ありがとうございます♪
次に艦橋へ行くときは、しっかり速力盤と赤黒の数字を聞いてみたいと思います!
私は、「ゆき型」のヘリ甲板で陣取るのが結構お気に入りだったりします。
程良い高さと広さで、両舷へ徘徊し、ヘリ格の日陰、2B/SHの機体、一段低い艦旗越しに見えるウェーキ、後続の艦影。。。
いいな~
(隊員さんの居住性は後の艦の方が快適と聞きますが)
玄人好みのスペースという感じですね!
まだまだ素人の私は、ひたすら前甲板にこだわってしまいます。
格納庫へはおみやげのピンズを買いに行っただけでした…。(鯉のマークが印象的なピンズ…)
写真を見て甦り。コメント見て納得。
私、はじめての経験でした。感動しました。
ところで、神戸のはいかがでしたか?
川重・三菱・新明和!!
展示訓練は数年1回かもしれませんが、普段の見所も満載ですよ。また是非いらしてください。
帰りのバス待ち暑かったですね~
前列夫妻でした。
当直士官「黒10」
速力通信機員「黒10」
「ブ」(ブザー音)
少し経って・・・
「ブ・ブ」(ブザー音)
速力通信機員「黒10回転制定」
当直士官「(黒10)了解」
てなことがあったと思います。
速力通信機は操縦室兼応急指揮所へ機械の使用について指示する装置でして、1回目の「ブ」は操縦室兼応急指揮所了解。2回目の「ブ・ブ」は操縦室兼応急指揮所がスロットルを動かし指定回転数としたという合図。
今度、体験航海に乗られる時は注目して下さい。ただし、あめクラス以降は速力通信機で直接スロットルをコントロールできる。
そして・・・呉の「まつゆき」「やまゆき」は艦尾が他のゆきクラスと異なるんですなぁ~気づきましたかねぇ~艦尾付近に追加装備されたあるモノの為・・・そして、同じ呉の「せとゆき」も新ESM装置の実用試験の為にマストの装備品が他の「ゆき」クラスと比較して、かなり違うんですなぁ~。(「きり」クラス用のESMを積んでいる。)
こんにちは(^^)わざわざコメントいただきありがとうございます!
初の護衛艦体験航海、楽しめたようで良かったですね!(日焼け、大丈夫でしたか?)
私も病みつきになって、あちこち遠征しています…(^^;)
神戸に来たのは今回が2回目で、前回は甲子園球場に阪神の試合を見に行きました。
今度は自衛隊の、阪神基地隊のイベントがある時に、野球と抱き合わせで行きたいな~と思ってます!
> 伝説の男さん
そうそう、そんなやり取りでしたね。
次は横須賀サマーフェスタの体験航海(はたかぜ?)なのですが…。
艦尾はさすがにノーマークです。
横須賀のゆき型見ても、もう比較しようがないし~(^^;)
見られたんですかぁ~
今年はヨメが友達と旅行なんで、孤独に横須賀です
ちょっと恥ずかしい
もしかして、海上でLCACを回収するとこもやる??
…という期待もありましたが、さすがにそれはなかった~残念!!