堂場瞬一さんの「小さな王たち」は3部作。
「獨流」「泥流」「激流」と、昨年9月から1ヶ月おきに3ヶ月連続刊行。
まず2部までを本屋さんで見つけたので購入。
「小さな王たち・獨流」⇒(堂場瞬一作)
主人公の一人は、東日新聞新潟支局記者・県政担当の高樹治郎。
もう一人は民自党衆院議員で民自党政調会長の田岡一郎の長男で、父親の秘書をしている田岡総司。
二人は小学校から大学までの幼馴染。
田岡は新潟選出の与党議員の選挙の応援で新潟に来て、そこで二人は再会する。
大学時代に、二人はそれぞれの仕事で上を目指そうと誓い合った仲。
田岡は政治家修行の一環で、当選を危ぶまれる議員の選挙を手伝うことになる。
田岡は買収工作を提案し、自ら買収に手を染める。
買収工作を知った新聞記者の高樹は、真相を明るみ出そうと記事にするのだが.....。
政治と警察、警察とマスコミ、マスコミと政治。
どの繋がりにも表と裏がある。
政治マスコミ小説。
「小さな王たち」の第1部。
感想:政治家の金銭感覚って、一般人は理解に苦しむわ。
小説と同じようなことが日常茶飯事に行われてるもんね。
だからと言ってマスコミを応援するか?と言われてもなぁ~(^^;)
まだ1部だけど、2部&3部でどう展開するのかしらね。