柚月裕子さんの「朽ちないサクラ」に続く、シリーズ2作目。
「月下のサクラ」⇒(柚月裕子作)
主人公は、米崎県警・捜査支援分析センター機動分析に勤務する森口泉。
機動分析係とは、Nシステムや防犯カメラの映像から、容疑者や事件関係者を発見し、その行動を調べる部署。
県警本部内の会計課の金庫にあった1億円近い現金がなくなっていたことが発覚。
その金は詐欺事件で押収されたもの。
しかも会計課職員の怠慢により、およそ2ヶ月間も現金のチェックがされていなかった。
泉たち機動分析係は、県警本部の出入り口に設置された防犯カメラを調べ、ある人物が有力な容疑者として浮かび上がる。
泉たちが容疑者の身辺捜査をしていると、公安も彼を尾行していることがわかる。
なぜ公安が? 泉たち分析係は犯人に辿りつけるのか?
タイトルの「サクラ」とは、刑事と犬猿の仲といわれる「公安」を指す隠語。(「ゼロ」とも呼ばれる)
警察小説。
サクラシリーズ第2作。
感想:主人公の記憶力が半端ない(@@)。
特殊な能力を持っていないと、膨大な資料をさばけんとは思うけど...。
最後はちょっとやりすぎ?な展開ではあったけどね。
久しぶりの警察小説だったので、面白かった。
やっぱぁ~警察小説は好きだわぁ~。