記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「動乱の刑事」

2023-02-08 00:26:39 | book

堂場瞬一さんの「日本の警察」シリーズは3冊一緒に購入。

第1弾の「焦土の刑事」を読んでの第2弾。

「動乱の刑事」⇒(堂場瞬一作)

主人公は、第一弾と同じく高峰靖夫と海老沢六郎。

高峰は警視庁捜査一課に所属し、海老沢は公安課に所属。

昭和27年の4月15日に都内の駐在所が爆破され、駐在巡査と身元不明の遺体が見つかった。

高峰は犯人を捕まえる為に捜査を始める。

一方の海老沢は過激派の犯行を疑い、捜査を始める。

刑事の高峰と公安の海老沢が、密かに連絡を取り合って捜査を進める。

捜査で、身元不明の遺体は行方不明になっていた警察官であることがわかる。

警察官がなぜ? 爆破と公安は関係あるのか? 

 

警察小説。

「日本の警察」シリーズ・第2弾。

 

 

感想:主人公の二人は共に正義感が強いんだけど、守りたいものが違う。

   高峰は市民だし、海老沢は国。

   敗戦から6年くらいの公安は、戦前戦中の保安課と一緒なんやわ。

   面白いけど、納得いかん終わり方やった。

   尻切れトンボって感じ。

   第3弾を読まそうとしてるとしか思えん。

   

コメント
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