本屋さんへ行ったら堂場さんの本がずら~り。
「日本の警察」シリーズが3ヶ月連続で刊行されてた。(知らなかったわ^^;)
3冊をいっぺんに買って来た。
もちろんシリーズ第1弾から読みだした。
「焦土の刑事」⇒(堂場瞬一作)
主人公は、京橋署の刑事・高峰靖夫と警察の特高に席を置く海老沢六郎。
終戦前の昭和20年3月に防空壕で女性の他殺体が発見された。
事件のもみ消し指令が出されて、捜査を禁止される。
同一犯と思われる殺害事件が再び捜査禁止。
人が殺されたのにもみ消しとは....納得のいかない高峰は独自で捜査を進める。
終戦になって、海老沢は警察を辞め、高峰は警視庁捜査一課四係に移動。
3人目の被害者を調べてる間に、海老沢の妹が犠牲者になり死亡。
終戦前とは違い、高峰は海老沢と共に捜査に乗り出す。
犯人は? 戦時中のもみ消しは誰が?
警察小説。
「日本の警察」シリーズ第1弾。
感想:最初は戦中の話にちょっと引いたけど、徐々に引き込まれた。
終戦間近の日本ってなにもかもが狂っていたんよなぁ~。
そんな中でも、殺人を許せない刑事(高峰)がいたと思うとホッとしたわ。
面白かったので第2弾にも期待しちゃう。