「ウツボカズラの甘い息」

柚月裕子さんの本では、今のところはずれがない。
まとめ買いの時に購入した１冊。
「ウツボカズラの甘い息」⇒（柚木裕子作）
家事と育児に追われていた主婦（文絵）が偶然中学時代の同級生に再会。
名前はかろうじて思い出すが、顔や雰囲気は中学生時代とまるで違う。
整形をして人生が変わり、今は化粧品販売ビジネスを始めようとしていると彼女は話す。
そのビジネスを手伝って欲しいと持ち掛けられ主婦はOKする。

鎌倉の貸別荘で男性の死体が発見される殺人事件があった。
貸別荘に行ったことがある文絵は容疑者として逮捕されるが、無実を訴える。
近所の聞き込みで＜サングラスの女＞が目撃されているが実態が不明。
その目撃証言が気になった刑事はサングラスの女を突き止めようとするのだが．．．．．。


ウツボカズラとは、食虫植物。
甘い蜜で虫をおびき寄せ、中に落ちた虫を食べながら生きてる。

犯罪小説


感想：後半になればなるほど面白かった。
　　　甘い誘いは怖い！ってことなんだよなぁ～。