9月上旬に2回目のオオサンショウウオ撮影に行きました。
この時期はちょうどオオサンショウウオの繁殖時期なので産卵巣とかあればラッキーかなと思っていましたが探しきれませんでした。







オオサンショウウオ/Japanese giant salamander
前回見つけた大きな岩の下を棲み家にしているオオサンショウウオは居てくれました。
水面に上がって呼吸をするシーンと水中の様子を撮影しました。
ウェットスーツがあると寒さが和らぐので水中撮影は随分楽になりました。
撮れるシーンは前回とあまり変わりませんでしたが定住を確認できたのが収穫でした。
この個体はとても大きく1m近くありおそらく雄だと思います。
オオサンショウウオの雄は産卵巣で卵を抱くので今後いい撮影のチャンスがあるかも知れません^^
※3回目に行きましたが残念ながらもぬけの空でした。。。










オオサンショウウオ/Japanese giant salamander
夜間散策では相変わらず6個体ぐらい確認できました。
めちゃ動き回る個体もいれば終始じっとしている個体もいていろいろ撮影できました。
個体ごとに模様が違うのでそれを見ながら川を歩くと楽しいです。
1匹のおとなしいオオサンショウウオを観察しているときに鼻先にイモリがやってきました。
オオサンショウウオは一瞬でイモリを咥えましたがすぐに首を振って放してしまいました。
同じことを2回繰り返したのでオオサンショウウオはイモリが嫌いなのかと感じました。
イモリの粘液には弱いながらもフグ毒(テトロドトキシン)があるのでオオサンショウウオはそれを知っていて食べないのかも知れませんね。
夜間散策はの装備はマリンブーツに海パンがベストかと思います。
ライトは弱めのヘッドライトと強めの手持ちの2つがいいでしょう。
レンズは標準的なズームレンズ(今回はM.ZD12-40mmF2.8)があると構図を決めやすいです。
川床がめちゃ滑るのでコケるときはカメラの保護を最優先にしてしりもちをつきます。
サンショウウオを見つけたら大きい方のライトは何処かに置いてヘッドライトで撮ります。
光は直接当てないようにしてできるだけしゃがんで動かずに待つと自然な動きをしてくれます。
三脚は使わず手持ちで素早く構図を決めてF8ぐらいで撮るといいでしょう。
あまり近過ぎるとストロボ光がレンズの先に被って影ができて絵になりません。
あと、特別天然記念物でもありツボカビ病の伝染を防ぐためにも直接手で触れないよう注意が必要です。
フォトチャンネルです。
オオサンショウウオなど~2017秋
ツミ・ウソ・アオバトなど~2017夏
アカショウビン・コノハズク・ブッポウソウなど~2017夏
ヤイロチョウ営巣~2017夏
ヤマドリ・アオゲラ・フクロウなど~春の野鳥2017
キジ・コマドリ・オオルリなど~春の野鳥2017
コミミズク・ルリビタキなど~冬の野鳥2016-17
ムギマキ・サバクヒタキなど~秋冬の野鳥2016
花火・アオバト・チゴハヤブサなど~2016夏
ハリオハチクイ・ヒメヤマセミなど~台湾・金門島の野鳥
サンコウチョウ・オオタカなど~夏の野鳥2016
ヒメフクロウ・タイワンツグミなど~台湾の野鳥2016
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016
ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016
ヨタカ・キジなど~2016春
いつもご覧いただきありがとうございます。


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます