ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・ダイビングの水中写真の3本柱でブログをしています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
大阪近辺で長い天体望遠鏡レンズ(BORG77ED2/71FL)に迷彩テープを貼っている若手がいたらきっと自分です。 最近はOLYMPUS M.ZD300mmF4で撮ることが多いですが・・・。
鳥の数は数えていないので何種類撮ってるかわ分かりませんがたくさん撮っています^^ 数を数えることよりも好みの野鳥をじっくり撮ることに重きをおいています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS E-5(水中用) / OM-D E-M1 MarkⅡ(メイン機) / OM-D EM-5(サブ機)
レンズ;BORG77ED2 510mm(F6.7) / BORG71FL 300mm(F4.2) / ZD50mm Macro(F2.8) / OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / M.ZD75mm(F1.8)

撮影地は近場では大阪の北摂の公園・大阪城・淀川河川敷・巨椋干拓地など。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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絶滅の危機のヒロシマサナエ

2022-07-25 12:00:00 | 昆虫

6月11日-12日にヒロシマサナエを撮りに行きました。




















ヒロシマサナエ雌
初日は天気が最悪でほとんど晴れ間はなく昼過ぎからチラッと見かけただけでした。
2日目は晴れで気温も上がり雌を水場に1頭と水場から離れた草地に3頭見つけることができました。
ヒロシマサナエはあまり飛ばない感じでなにもなければ10分でも20分でも同じ場所にいます。
半日向が好きのようでバリバリの日向には出て来ず日陰になってもじっとしています。
何かに驚くと流石に高い木の上に飛んで行きますが本当におとなしいトンボでした。























ヒロシマサナエ雄
雄はなかなか見つからず焦りましたが、昼を過ぎてからやっと2頭見つけることができました。
いたのは水場ではなく草地で、やはり低い草に留まっていました。
細かく飛んでは留まりを繰り返してくれたのでいろいろ撮ることができました。
ここの生息環境はとても脆弱でヒロシマサナエの数はとても少なく、
1回水が枯れれば簡単に絶滅しそうな感じでした。

ヒロシマサナエはヒラサナエとともにモイワサナエの亜種で、
姿かたちはよく似ているので分布域で分けます。
①モイワサナエ;北海道から東日本に分布。
②ヒラサナエ;主に兵庫・京都・滋賀・福井・鳥取・岡山などに分布。
③ヒロシマサナエ;主に広島・島根・鳥取・岡山に分布。

モイワ3亜種は雄は尾部付属器の形状で見分けは可能ですが、
雌に関しては通常見分けはできないと思います。
今回の場所は割と知られたヒロシマサナエの産地なので、
問題なくヒロシマサナエと記載できまます。








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