夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

記憶と記録

2018年04月26日 23時45分18秒 | 社会
 柳瀬唯夫元首相秘書官は今治市の職員らが2015年4月に官邸を訪れたことについて「私の記憶する限りはお会いしていない」と。今日も安倍さんは『今治市の職員らが2015年4月に官邸を訪れたとされる記録について調査したが、確認することはできなかった』と言っている。
 そもそも「私の記憶する限りはお会いしていない」ってこと記憶にないということです。記憶にないということは“会ったかもしれない”ということです。この発言があったのは2017年7月25日の参院予算委員会。すでに9ヶ月も経っています。

 一般的に、犯罪の疑いを掛けられた場合はその疑いを払拭するために、その犯罪をしていない事を立証する必要があります。例えば当日他の場所で別のことをしていたりしたら、それを立証できれば疑いは晴れるわけです。
 柳瀬唯夫氏は当時、首相秘書官をされていたわけですから必ず毎日どこで何をしたかを首相に報告する必要があるはずです。ですから「私の記憶する限りはお会いしていない」とか『今治市の職員らが2015年4月に官邸を訪れたとされる記録について調査したが、確認することはできなかった』ではなくて、その日その時間に柳瀬唯夫元首相秘書官は他で他の事をしていた事が立証できればいいだけです。
9ヶ月も経ってもそれさえも出来ないということは、一般的に考えれば“会っていた”か、もしくは“他のやばい事をしていた”か?はたまた“仕事しているフリをして遊んでた”かのいずれかでしょう。
  
また安倍さんは今日、「何らかの機会があれば、柳瀬唯夫元首相秘書官にはさまざまな指摘に対し、知っている事を全て明らかにしてもらいたい」とまるで他人事のように言っていますが、首相秘書官だったのですよ!!当然その日その秘書官は何処で何をしてたのか?は記録されているはずです。それでも記録がないというのであれば、それは職務怠慢です。首相秘書官が何をしているか把握できない首相なんてあり得ません。一般の会社では、直属の部下が何をしているのか把握できない上司は即刻クビですョ。
 今、安倍さんに係わった周辺の政治家や官僚が発する一言一言が“(安倍さんが)嘘をついている”証となっています。

 記憶は記録より確かなはずはありません。