夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

あおり運転

2017年11月23日 01時46分45秒 | 交通
最近世間を賑わしている「あおり運転」。なぜ道を譲ってしまわないのでしょうか?
僕も何度か経験がありますが、ウインカーを出して車を左に寄せればみんな抜いて行ってくれます。圧倒的にセンターラインが黄色線の、いわゆる追い越し禁止の区間で起こる事ですから(追い越し禁止区域以外なら抜いて行ってくれるので)、やたらめったら黄色線を引いている警察にもその原因があります。
 あおり運転をしている人は、きっと何かしらの理由で急いでいるのだと思います。お腹が急に痛くなってトイレに行きたかったり、家族に危篤者が出ていたり、その理由は多岐にわたります。そんな急いでいる時に平気で前をノロノロ走っていたらずっと煽られ続けられてしまうのは当たり前だと思います。また、ノロノロ走っていれば、当然後続車は近寄って来ますから、それをあおられていると勘違いしている人も多いように見受けられます。
 いずれにしても、なぜ車を使うかといえば車は早いからです。車は早く移動するために作られた物ですからゆっくり走らないで欲しいのです。でも、技術的な問題もあるでしょう。技術がないのに無理にスピードを出したらそれこそ危険です。しかし、他の車の流れに合わせられるだけの技術を持つことは、みんなが利用する、いわゆる公道を走るための必要最低条件です。それが出来ないようであれば車に乗るべきではありません。ゆっくり走りたい人は自転車か徒歩をお勧めします。制限速度60km/hの道を30km/hでしか走れないようでは交通に支障をきたしますし、何よりも他の車にとっては邪魔でしかありません。最低でも制限速度の上限を使えるだけの技術を持ち、後続車が接近してきたら即座に道を譲れるよう、常に後続の車にも注意をはらえるだけの状況判断ができる人でなければ運転は避けたほうがいいです。交通がスムースでなくなりますから。
 ここで一つ書き加えたいのは、このようなノロノロ運転の車に付いてしまった後は事故を起こす確立が格段に高くなることです。先行車のノロノロで失った時間を取り戻そうとするのか?はたまたそのイライラを解消しようとするのか?先行車がいなくなった後に飛ばす人が多いです。気持ちは解らない訳ではありませんが、バカ(他の交通を気にせず、平気でノロノロ運転をしている車のドライバー)にイライラさせられていると思うと尚更バカらしいです。できるだけ自分をしっかり持ち、一つ深呼吸でもして落ち着いてからその後の運転を楽しんでいただきたいと思います。