夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

バカの一つ覚え

2015年11月08日 23時45分11秒 | タナゴ釣り
ここのところアカムシでタイリクバラタナゴを釣ることに熱を上げている管理人です。
アカムシを餌にするとタイリクバラタナゴの口に対するアカムシの大きさがメいっぱいなので、普通に釣っていたらあまり掛かりません。でも、そこでこちらがある竿操作をしてやるとガブ付いてくれるので、ある程度の大きさのタイリクバラタナゴなら釣れてくれます。このようなことから、アカムシ餌でタイリクバラタナゴ釣りをすると小型が掛かりづらいので大型の確立が上がるわけです。が、やはり数は釣れません。かといってグルテン餌にすると釣れ過ぎです。釣りが単調になってしまって、釣っては外しの繰り返し。まるで「1+1=2」を繰り返し勉強しているような・・・バカの一つ覚えのような釣りです。このような釣りをして『俺はいくつ釣った』などと自慢している人を見ると悲しくなります。少なくとも『俺が釣った』のではなく『道具に釣らせてもらった』なのです。ところがアカムシで釣るとただ仕掛けを垂らしていたのではほとんど掛からないので、何とかアカムシをタイリクバラタナゴの口に突っ込むテクニックが必要になります。これならば『釣った』と言っていいのではないかと思います。そんなことを考えた僕はアカムシ・タイリクバラタナゴに傾倒したわけですが、ここのところ時期的なものなのか?タイリクバラタナゴのサイズが下がってしまってアカムシでは太刀打ちできなくなって来ています。結果的に大型が少ない状況下では限りなくボーズの近い状況が起きます。そこでこちらもあれこれと工夫するわけですが、このような状況だとどうしてもある程度の小型タイリクバラタナゴも対象とせざるを得なくなり、その結果前回のようなちょっとアブノーマルなアカムシの使い方になるわけです。当然型も落ちます。これではグルテン餌と同じようになってしまいます。敢えて言えば餌を頻繁に付けなくてすむくらいが利点です。だったら管理が大変なアカムシではなく、グルテンを使っちゃえばいいと思えてしまって・・・今回はグルテンを餌にしました。しかしながら普通に使っただけでは先に書いたように“バカの一つ覚え”的な釣りになってしまいますし、型も小さくまってしまいます。そこで今回はグルテンを使っての大物狙いをしてみることにしました。しかし結果は画像のような悲しい結果になってしまいました。途中で飽きてしまって、何度も辞めようかと思いました。でも、こんな雨の中でも頑張って来たのですから辞めるに辞められず、ただ、ダラダラと釣っていました。グルテンを使って数釣りをしている人って飽きないのでしょうか?僕は、こういう釣りをしていると何も考えずに釣れますので、飽きるというよりバカバカしくなってしまいます。僕の中で、二時間で143匹は決して悪くない釣果なのですが、狙う大型が来てくれないのではボーズと一緒です。どうもこういう道具に頼るだけで頭を使わない釣りは面白くありません。何か工夫ができてそれが釣果に反映する釣りでなきゃ釣りに自分がありません。上記したように自分がない釣りは“自分が釣った”とは言えないのです。
 つまらない釣りだと分っていながら、今はこれしか出来ないので渋々始めたタイリクバラタナゴ釣りですが、未だにこの釣りの面白さが発見できていません。今日も今から出かけようと思っていますが、雨上がりですので流れが付いてしまっているでしょう。結果は見えています。でも、ちょっと違った釣り方が閃いたのでそれを試して来ようと思っています。