夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

条件が悪いほど・・・

2012年05月06日 22時45分39秒 | 渓流釣り
今日はTOKYO トラウトカントリー(以下『TTC』。http://ttcmayfly.web.fc2.com/)に行って来ました。
 この管理釣り場は、あの『テンカラ界のドン』こと堀江渓愚氏が支配人を努める管理釣り場です。その所為で沢山のテンカラ界の巨匠が訪れる管理釣り場です。そういう人たちがいじめて学習しまくった狡猾な魚が沢山泳いでいますので、魚は沢山見えていてもなかなか釣れません。毛鈎を追っては来るのですが、なかなか毛鉤を咥えるに至りません。こういう釣りはとても勉強になります。そしてとてもエキサイティングです。釣れて来るのはほとんどがニジマスですが(勿論ヤマメ・イワナも居ます)、学習を終えたニジマスは半端なく難しいです。ですから、例えニジマスでも釣れた時の快感は・・・そりゃーもう堪りません。これが面白くてまた行ってしまいました。

 かねてからの雨で増水しています。尾根付近にまだ少し残っていた雪がこの雨で融け出した所為か、雪代色の水で、手を入れてみたらかなり冷たい水です。でも、多摩川本流のように泥濁りではありません。条件としては何とか釣りにはなりそうでした。


 しかーーーし・・・・・・結果は・・・・・ボーズ。

 ・・・悲しーーー。

 
 そんな中でも釣る人は釣ります。あの・・・そう、あの超有名な吉田毛鉤会代表の吉田氏です。先日もこのBlogにコメントをくれた人です。月刊「つり人」にも連載されているので、テンカラ師で彼の名前を知らない人はいないでしょうが、彼はこんな悪条件下でもちょっと竿を出してチャカチャカって釣って来ちゃいました。・・・流石です。


 当たり前の事ですが、釣りは条件が良ければ、よほどの人でなければ魚は釣れます。でも、条件が悪くなるとベテランでも難しくなってきます。
 とっても当たり前の事ですが、条件が悪ければ悪いほど釣り人の実力が如実に現れるという事を思い知らされた日でした。

 テンカラファンの方は是非TTCに行って腕を上げてみてはいかがでしょう。テンカラ界の巨匠も良く来ていますので、運が良ければそういう一流の人のテンカラが生で見られますし、上記した吉田氏が直接手取り足取り指導してくれる『テンカラ教室』や『毛鈎研究会』もやっています。また、様々な巨匠もTTCで講習会をやったりもしますのでチェックは欠かせません。
 なんか褒め称えちゃいましたが、僕はTTCの回し者ではありませんのであしからず。