夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

納得の一日

2010年12月19日 20時28分49秒 | タナゴ釣り
まだ、ギャー太郎と一緒に暮らしているので無理は出来ませんが、昨日のレース観戦が大丈夫だったので、帰宅後すぐにアカムシ買ってきて行く用意をしてました。
 で、明るくなった頃家を出たのですが、今日はギャー太郎が暴れだしてくれて、普段2時間位で着く霞ヶ浦まで5時間くらい掛かってしまい、到着した時にはすでにお昼を過ぎていました。途中、何度も帰ろうかと思ったのですが、普段お世話になっているお師匠さんに新作のウキを手渡したくて頑張りました。たいしたウキではありませんが、作るのに手が込んでいるのできっとお師匠さんも喜んでくれると思い、少しは普段の恩返しになるかと思いました。
 霞ヶ浦に着いて、すぐに一匹釣れました(画像)。ヤリタナゴのまぁまぁ君です。でも、ここでしゃがんで釣っていたのでまたギャー太郎が騒ぎ出して。その辺をウロウロ立ったまま探ってお師匠さんに会って、ウキを渡しました。いつもお師匠さんに渡す時はその答えが気になります。見る目を持っている人なので、いい加減の物だとたいして喜んでもらえません。でも、今日は『実際使ってみないと』という前置きは付いたものの、出来栄えが良いとお褒め頂き、苦労して来たことが報われました。
 で、お師匠さんと釣っていたら月刊『釣り人』に連載している熊谷正裕氏も霞ヶ浦に来ていて、僕らを見つけて声を掛けてくれました。久し振りの再会でしたのでとても嬉しかったです。彼は僕が打ちひしがれている時、頻繁に電話をくれて僕が立ち直るのにとても力をくれて、僕が早く立ち直れた経緯があります。
 で、ここでここに遊びに来てくれているありがたい訪問者様の皆様にちょっと先行した情報と公開します。今月末に彼の本が出ます。連載していたものの集大成のような本ですが、彼の事ですから当然ながらそのまま出す訳がありません。ちょっとだけばらしちゃいますと・・・背ビレの形状の違いだとか、アカヒレタビラの卵の形状の違いだとか、彼にしか出来ない、そして彼にしか書く事が出来ない一冊に仕上がっています。写真もとても綺麗で、マニアックでとても深い考察が成されていて(といっても彼の研究のほんの一部だのですが)、初心者にはちょっと難しいかもしれませんが、中級車以上の人にはバイブルとなるだろう本だと思います。
 友達だから言う訳ではありませんが、本当に良い本だと思うので、是非購入して熟読される事をお勧めします。皆様のタナゴに対する愛情が一段と増すと思います。記憶が確かではないのですが、たしか今月の26日発売だと思います。

こんな事していたので、今日は最初の一匹だけの釣果となってしまいました。でも、お師匠さんにウキを喜んでもらったし、その上熊谷様にも会うことが出来ましたし、とても良い一日を過ごすことが出来て、頑張って霞ヶ浦に来て良かったと納得の一日となりました。