ようやくここまで戻せたか、というのが正直な印象。
■一般用医薬品ネット販売規制、第三類以外も可能性検討すべきとの仕分け結果 (INTERNETWatch)
■医薬品のネット販売、解禁へ1歩 規制仕分け (ITmediaNews)
■A-3 : 一般用医薬品のインターネット等販売規制 (行政刷新会議:規制仕分け)
最低限、第2種医薬品までは、ネット通販でも許可すべきです。
子供が小さい家庭、介護で手が離せない人、車が無くドラッグストアに行くのが大変な人、そして残業ばかりでドラッグストアの開店時間に買い物できない人、そういう人たちにも風邪薬くらい買う手段があっても良いと思うのですが。違いますかね?
確か、ネット通販では対面で説明ができないから安全性が確保できないという建前で規制されていたはずですけど、対面販売が安全性と何ら関係が無いのは明らかでして。特に第2種医薬品なんか何処で買ったって何の説明もありませんからネットで買っても同じでしょう。説明なんか口頭で受けるよりずっと詳しく正解くな内容が中に文章で入っているし、ネットで検索すればいくらでも情報が出てきますし。
それどころか、ネットなら警告文を読んでOKチェック入れるまで買えないようなシステムだって導入できますから、対面よりかえって副作用の周知徹底ができるってものです。
そもそも、薬に副作用があるなんてことは、いちいち薬を買うときに説教頂くより、基礎知識として常に持っていなくちゃいけない話でして。本来なら義務教育の間に学校で触れるべき内容だと思います。
薬の副作用は怖いですよ?
例えばこういうの。
■スティーブンス・ジョンソン症候群 (Wikipedia:画像は閲覧注意)
■スチーブンス・ジョンソン症候群 (ナオルコム)
スティーブンス・ジョンソン症候群は大変まれ(100万人に1~6人)な副作用ですけど、症状が出たら即座に対処しないと命に関わります。万が一の時にすぐ気付いて医者にかかれるか否かで結果が大きく変わりますから、副作用の知識を持っておくのは重要なんです。
ま、ちょっと極端な例でしたが、薬害や副作用の知識は大変重要です。
でも、それを対面販売だけに期待するのは、いくらなんでも無理ってものです。
今まで非ステロイド系抗炎症薬を買ってスティーブンス・ジョンソン症候群の説明を受けた記憶は一度も無いですし、それをレジで期待するのも無理でしょう。
以下、前出のITmediaNews記事からの引用。
> 一方、サリドマイドの被害者で、全国薬害被害者団体連絡協議会の増山ゆかりさんは、
>「これまで何年もかけて議論してきたことが、一度の議論で根底から見直しを迫られるのは納得が
>いかない。もっと時間をかけて議論してほしかった」と感想を述べた。
何年もかけた割に、薬害や副作用の周知徹底と、ネット販売規制の関連について全く論議が足りていないのが問題なんです。今思っても当時の議論は結論ありきで、強引過ぎました。
■医薬品の通信販売規制、97%が「反対」意見――パブコメ結果 (ITmediaNews:2009年)
パブリックコメントでこんな結果が出ている以上、論議が足らないのは間違い無いです。
もう一度、根本的なところから、論議を始めて欲しいものです。
■一般用医薬品ネット販売規制、第三類以外も可能性検討すべきとの仕分け結果 (INTERNETWatch)
■医薬品のネット販売、解禁へ1歩 規制仕分け (ITmediaNews)
■A-3 : 一般用医薬品のインターネット等販売規制 (行政刷新会議:規制仕分け)
最低限、第2種医薬品までは、ネット通販でも許可すべきです。
子供が小さい家庭、介護で手が離せない人、車が無くドラッグストアに行くのが大変な人、そして残業ばかりでドラッグストアの開店時間に買い物できない人、そういう人たちにも風邪薬くらい買う手段があっても良いと思うのですが。違いますかね?
確か、ネット通販では対面で説明ができないから安全性が確保できないという建前で規制されていたはずですけど、対面販売が安全性と何ら関係が無いのは明らかでして。特に第2種医薬品なんか何処で買ったって何の説明もありませんからネットで買っても同じでしょう。説明なんか口頭で受けるよりずっと詳しく正解くな内容が中に文章で入っているし、ネットで検索すればいくらでも情報が出てきますし。
それどころか、ネットなら警告文を読んでOKチェック入れるまで買えないようなシステムだって導入できますから、対面よりかえって副作用の周知徹底ができるってものです。
そもそも、薬に副作用があるなんてことは、いちいち薬を買うときに説教頂くより、基礎知識として常に持っていなくちゃいけない話でして。本来なら義務教育の間に学校で触れるべき内容だと思います。
薬の副作用は怖いですよ?
例えばこういうの。
■スティーブンス・ジョンソン症候群 (Wikipedia:画像は閲覧注意)
■スチーブンス・ジョンソン症候群 (ナオルコム)
スティーブンス・ジョンソン症候群は大変まれ(100万人に1~6人)な副作用ですけど、症状が出たら即座に対処しないと命に関わります。万が一の時にすぐ気付いて医者にかかれるか否かで結果が大きく変わりますから、副作用の知識を持っておくのは重要なんです。
ま、ちょっと極端な例でしたが、薬害や副作用の知識は大変重要です。
でも、それを対面販売だけに期待するのは、いくらなんでも無理ってものです。
今まで非ステロイド系抗炎症薬を買ってスティーブンス・ジョンソン症候群の説明を受けた記憶は一度も無いですし、それをレジで期待するのも無理でしょう。
以下、前出のITmediaNews記事からの引用。
> 一方、サリドマイドの被害者で、全国薬害被害者団体連絡協議会の増山ゆかりさんは、
>「これまで何年もかけて議論してきたことが、一度の議論で根底から見直しを迫られるのは納得が
>いかない。もっと時間をかけて議論してほしかった」と感想を述べた。
何年もかけた割に、薬害や副作用の周知徹底と、ネット販売規制の関連について全く論議が足りていないのが問題なんです。今思っても当時の議論は結論ありきで、強引過ぎました。
■医薬品の通信販売規制、97%が「反対」意見――パブコメ結果 (ITmediaNews:2009年)
パブリックコメントでこんな結果が出ている以上、論議が足らないのは間違い無いです。
もう一度、根本的なところから、論議を始めて欲しいものです。