いえす、ゆーどぅ。

アメリカ大統領選、下馬評通りに何の波乱も無く終わっちゃいましたが、いい選択なんじゃないでしょうか。
見栄えもいいし、演説も上手い。中身は未知数ですけど、苦しい時代に何かを変えられる素質は充分にあると思います。何の根拠も無い勝手な予想ですけど、彼はケネディにも並ぶ大統領になるんじゃないかと思ってます。

＃良い意味でも、拙い意味でも。


しかし、圧勝圧勝って報じられてますけど、見方によっては圧勝とも言いにくいんですよね。

　■Political Dashboard － 2008 Presidential Election on Yahoo! News
　　(米国Yahoo!)

未だに勝利未確定の州があるのが日本から見ると驚きですけど、それは取り合えず置いといて。

確かに選挙人数で見ると倍以上の差がある圧勝ですけど、純粋に投票者数だけだと、勝ったオバマ氏でも52%しか取って無いんですよね。惨敗のマケイン氏でも、46%の国民からは支持を得ているというのが、事実として重いですよ。

まぁ僅差が大きく増幅される投票制度だから当然ではあるんですが、結局のところ、変革を切望した結果の裏に、大きな変化を望まない意見も相当数あったという事は、忘れちゃいけないような気がします。


なんつーか、アメリカも表裏の大きな国だよなぁ。
逆に言うと、これだけすぱっと綺麗に割れるから、二大政党制が有効なのかも知れないけど。