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雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

トイレット

2015-04-15 | 映画

まあなんてタイトル・・・これってちょっと勇気がいっただろうな。
後で分かるけど、このタイトルにはちゃんと理由があるんですね。

いきなりお葬式で始まる。
しかも外国。
英語で字幕付き・・・。
あれ?これって日本映画だったよね?
監督は「めがね」「かもめ食堂」の萩上直子。

まったり・・・。流れる空気感がなんとも好き。
で、彼女の映画には必ず美味しい食べ物が出てくる。
そう。人間には食べるという行為は大きな意味をもつんですね。

それから彼女の映画の舞台は外国が多いね。
「かもめ食堂」はフィンランド。
今回はカナダ。
母を失くした3兄妹アンド「ばあちゃん」と猫の物語です。

プラモデルおタクの兄レイ。
ピアニストの引きこもりの弟モーリー。彼はゲイかしら?
気の強い妹リサ。
そして母が亡くなる前に日本から引き取った彼らの祖母「ばあちゃん」
「ばあちゃん」は全く英語が話せない。
毎朝、トイレから出てきては大きなため息をつく。
ナゼなんだろう??

「ばあちゃん」の台詞は全編通じてたった一言だった。
それがとっても素敵♪かっこいい。

ばらばらの3兄妹と「ばあちゃん」が暮らすうち、
少しずつ子供たちが変わって行くのがなんともいい。
「みんな、ほんとうの自分でおやんなさい」
これが「ばあちゃん」からのメッセージだ。

今回の料理は「スシ」と「ギヨ―ザ」
3人ともお寿司が好物。上手にお箸で食べてます。
むっつりばあちゃんは、ギョーザの皮を手作りします。
4人で黙々とギョーザを包むシーン。
「ばあちゃん」役のもたいまさこのなんとも言えない存在感。

パニック障害のモーリーが弾くピアノがとっても素晴らしかったなあ~
あまり有名でない名曲~監督の希望にこたえたのはこの曲。
リストの「ため息」「伝説」ベートーベンの「バルトシュタイン」でした。

トイレはその国の文化だ。
日本のトイレは座ると温かい。
おまけにシャワーで洗ってくれて温風でかわかしてくれるんだよ~。
日本のテクノロジーの最高傑作なんだ。

なぜだか「センセイ」という名の猫もなかなかいいの。
写真左の子ですよ。ちょっと太り気味なんだけどね。

くすりと笑って温かくなる映画です。
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自信が・・・

2015-04-15 | 日々

昨日、久しぶりにリコーダーを吹いた。
2週間後の老人ホームで吹く新曲が2曲、まだ未完成です。
なんとか吹けるかな・・・。
ここ半月ほど、吹いてません。
丁度帰ってきた夫が、久しぶりにリコーダー聞いたねって。

このところ、朝から夜8時まで事務の短期のお仕事頑張りました。
忙しかったけれど楽しかったです。
まだいけます?
こんな私でもお役にたてるんだと、ちょっぴり自信がついた。


数日前、友人と車で移動中。
「あっ○○さんだ!」との友人の声に、思わずそっちを向いたらガチャン!
車を道路のポールにぶつけてしまった。
はい。完全によそ見しました。
で、ポールは死角。全く見えてなかった・・・。

徐行していたけれど、車は凹んでドアーも蝶番がずれてギシギシ。
ほんの一瞬の出来事だった。
ぶつけたのがポールでよかった。(曲がってごめんなさい)
助手席側の友人が怪我をしなくてほんとうに幸いでした。

怪我をしていたら大変なことに・・・。
人を乗せるのは、もう限度かもしれません。
何が起こるか予測不能。
歳と共に反射神経が鈍くなってるのは確実。

夫からも自分が怪我をするのは自己責任だけど、
人を乗せるのはそろそろ考えたらと言われました・・・。

お仕事で自信が出来たのと、運転で自信を失くしたのと同時の出来事でした・・・。






栗コーダー

2015-04-01 | リコーダー


この3月31日を持って「栗コーダー」のギタリスト男前の近藤研二君が脱退しました。
めでたく20周年を迎えたばかりだというのに・・・。

栗コーダーカルテットではなくトリオになってしまった。
寂しい限りです。

リコーダーに弦楽器のギターがぴったりだったのにね・・・。
ちなみにわがF・G・Sも、リコーダーとギターのアンサンブルが自慢♪

みんなそれぞれ個々の活躍の場が広がり、売れっ子の今が旬の近藤君、
時間的に活動が厳しくなってきたようだ。

あのまったりした独特のメロディ。
もう聞けないの・・・。

ああ~。この間のコンサート行くんだった。
でも、時々近藤君プラスって形でやるようだ。

栗コーダーを見つけたのは、10年前。
こんな楽しいリコーダーのバンドがあるなんて!
しかも神戸で定期演奏会をしてるなんて。(今はしていません)
すっかりお気に入りになったのはいうまでもない。

栗コーダーのコンサートでは終了後、サインはもちろん、写真やおしゃべりだってOK♪
質問にも気軽にこたえてくれます。

写真は、初めてのコンサートで。関島さん川口さんといっしょに。


ギターの抜けた栗コーダー。
今後は色んなアーティストとの共演が予定されているらしい。
う~ん。やっぱり、リコーダーをしっかり聞きたいな。
古澤巌さんのバイオリンから足が遠のいたのも、彼が色々チャレンジしているのが理由。
個人の趣向ですが、バイオリンそのものが聞きたい。

春は門出の季節。
近藤君と栗コーダーの出発ですね。
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天燈あげ

2015-04-01 | TV

いつか行ってみたいのは、
台湾十分での「天燈祭り」。
それは何年か前に見た台湾映画「台北に舞う雪」での感動的なシーンだった。
漆黒の闇に、オレンジ色の無数の天燈が上がってゆく。

なんて美しいのだろう・・・。
天灯には、それぞれの願いが書かれている。
家族の健康。幸せ。恋の成就。子供の成長・・・それぞれ。
みんなの思いのこもった天灯。この光景をこの目で見たい。

行きたいなと思っているうちに、随分有名になって、
人口数千人の町に、十万人近くの観光客が世界中から集まるようになった。

「天燈祭り」は旧正月の3月。
今では、観光客の為にいつでも天燈あげが出来るようになった。
でもやっぱり、天に舞う無数の天燈は、この日でなくちゃあ。

この仕掛け人は、なんと一人の男性。
30年前、炭鉱で賑わった十分。
今は寂れてしまい、昔から伝わる天燈あげが村おこしになればと考えたそうです。

その昔、
秋の収穫が終わった旧正月、十分はいつも山賊に襲われていた。
山賊が来る前に夫は、妻子に食物を持たせて山に避難させていた。
山賊はもうやってこないから、帰ってきていいよと、
夫が家族に知らせる為に天灯を上げたという。
以来、旧正月の満月の夜に家族の幸せを願って天燈を上げるようになったという。

韓国ドラマ「イサン」の中でも天燈を上げるシーンがありましたね。
宮廷を抜け出した王さまイサンと恋人ソンヨンのつかの間の逢瀬。
お祭りを楽しむ二人。
無数の天燈が夜空に上がる・・・朝廷時代の韓国にもあったのね??

映画「非城情市」で見たあの階段の町、
お隣の九扮は行って来ました。
十分行きのローカル線「平渓線」も乗ってみたい電車。
今度は十分。

行きたいなあ~と思っているうちに、今年も過ぎてしまった。
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