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雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

侍タイムスリッパー

2025-04-11 | 映画

いやあ~面白かった!! 
上映中にもかかわらずJCOMのビデオレンタルで観ることが出来ました。
山口馬木也の朴訥とした会津藩士高坂新左衛門役が最高。
幕府滅亡。140年後の世界に来てしまったことを知る。
会津藩の最後に新左衛門が涙する姿にもらい泣き。
長州と会津の侍が時を隔てて対峙。真剣勝負。
時が止まったような息をのむシーン。侍としての新左衛門の決着。

随所に出て来るみごとな殺陣。
時代劇切られ役の鍛え上げた美しい動きにほれぼれ。
新左衛門の着物は、切られ役に徹した亡き福本清三さんの物。
時代劇ファンならひと目でわかるそうです。

エンドクレジットに何度も出て来る安田淳一監督他の名前が。
一人何役もこなした形跡ですね。
脚本に惚れ手弁当で参加された、京都太秦時代劇のスペシャリストの皆さん。
監督の情熱とみなさんの気迫が伝わって来ました。
何度も笑い涙した。
夕べは早く寝てしまった夫と、今夜もう一度じっくり見ます。


哲代さん

2025-03-29 | 映画

「104歳、哲代さんのひとり暮らし」
尾道に住む石井哲代さんが映画になりました。101歳から104歳までの3年間をカメラに収めたドキュメンタリー。リリーフランキーがナレーション。お仲間からの情報です。知らなかったです。ありがとう~。

以前「102歳一人暮らし」の本を読んだ。100歳越えて一人暮らしとは、いったいどんなおばあちゃんなんだろう...。哲代さんは元教師、子どもはおらず、86歳でご主人を亡くしてからお一人で暮らしています。畑仕事に歌の会。買い物は電動四輪車でお出かけ。ご飯も作る。100歳になった自分の姿は想像できません。こんなにお元気で暮らしておられるとは。

その哲代さんが104歳になっておられたとは。元気にお暮しなんですね。
人生100年時代をどう生きるか。そのヒントになりそうです。
本に書いてあった哲代おばあちゃんの私らしく生きる5か条。メモしています。
   1、自分を丸ごと好きになる。
   2、自分のテンポを守る。
   3、ひとり時間も大切。
   4、口癖は「上等上等」
   5、何気ないことをいとおしむ。

1月に地元広島で上映されています。神戸は4月から。



天空の城ラピタ

2025-03-20 | 映画

ずっと昔見ました。2度目です。
宮崎駿監督の原作・脚本・監督。
天空に浮かぶ幻の城ラピタ。
少女と少年。おばば。憎めないおばばの息子たち。ラピタを守るロボット。
いきなりのドンパチ。奇想天外な監督の世界。
何も考えないでさらっと見たので、ゆっくりじっくりまた見ます。
透き通った主題歌~久石譲さんの音楽があってこそ。
「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」「天空の城ラピタ」
保存版でデッキに入ってます。

孫のT君とAちゃん兄弟しばらく会っていません。
サッカーにECC、習字に水泳...ばあばより忙しい。
元気ですか。春休みもう遊びに来ないかも…。

ハウルの動く城

2025-03-18 | 映画

録画していたスタジオジブリの「ハウルの動く城」を見た。
魔物に毅然と戦うソフィーの姿が素敵。
魔法で90歳の老婆にされてしまったソフィー。ハウルに出会って強くなる。
奇想天外なハウルの城。草原や街の様子にハウルの部屋。
細かい描写に目を奪われる。
案山子のカブ、荒れ地の魔女、マルクル少年、火の悪魔カルシファー、犬のヒンス、キャラクターが面白い。
声を担当した俳優たちが良い。倍賞千恵子と木村拓哉の組み合わせ。

荒地の魔女美輪明宏が、ハウルに「いい男」とこぼす(笑)。
主題歌の倍賞千恵子の澄んだ歌声が美しい。
愛、家族、平和...物語の奥が深く2度続けて見ました。
保存版。






楽園

2025-02-19 | 映画


綾野剛が見たくて映画「楽園」を見た。
再放送「カーネーション」の周防さん以来、気になっている。
お母ちゃんの糸子と、妻子持ちの職人周防との恋があまりにも切なかった。
そして、綾野剛のそこはかとない優しさと男の色気。
これで随分有名になったらしい。リアルタイムでは見てません。
今頃です(笑)。この回は視聴率がうなぎ上りだったとか。分かります~。
続いて見た映画「カラオケに行こ!」が、周防さんとは真逆のヤクザ。
中学生に歌を教えてもらうという、ありえない設定。
立ち姿がかっこいい。足が長い。
熱唱シーンは見もの。ははは。こんな役もこなせるんだ。役者のど根性。
アジアでも大ヒットしたらしい。分かるわかる。

かつてのガーシー事件。元参議員(NHK党)の東谷義和が、
遊び仲間の芸能人に、スキャンダルを暴露すると恐喝。
その中に綾野剛が入っていた。裁判の結果ガーシーが有罪。
但し、火の無いところに煙は…と、随分賑やかだった。
そんなこんなであまり好感が無かったので「コウノドリ」も見てません。
カラオケのヤクザを見て180度転換。俳優としての良い演技を見ることにした。


映画「楽園」。
ここではアジア系の移民の子として生まれ、複雑な環境で育った青年を演じていた。
村でおこった女児失踪事件の犯人と見なされ追いつめられていく。
村では、彼の行動そのものが誤解を生む。
どこにも居場所が無い。孤独な青年。知り合った紡(杉咲花)がよりどころ。
最後、信じられない悲惨な行動に出る。歩き方から目線まで、難しい役を演じ切った。
母から、日本は「楽園」だと聞かされていた。彼にとってここはあまりにも辛い場所だった。
村にUターン組の佐藤浩市に、失踪事件に関わりのあった紡の二人の人生も交差する。
見終えて何とも言えない重苦しさ。人間の身勝手さ。
作り出される噂。村社会の閉鎖性。
飛躍しているけれど兵庫県知事選のごたごたがかぶって見えた。真実はどこに。

監督・脚本瀬々敬久。 原作吉田修一。