実家
2023-08-28 | 日々
横浜にある夫の実家は健在です。後を継いだ義弟が急逝し、義妹が甥一家と住んでいます。夫が生まれ育った家。横浜ですが田舎なので叔父さんや叔母さん親戚だらけです。もう何代も住み続けています。夫が帰ると「〇〇ちゃん」と呼ばれています。夫がこの秋に墓参りに行ってこようかな…と言っています。ちょっと羨ましい。いつも玄関が開けっ放しで、お義母さんが「お帰り!」と迎えてくださった。嬉しくてワクワクした。法事ももう無いので行くことも無くなりました…。
私の実家はもうありません。後を継いだ兄が引っ越ししたからです。両親の思い出がいっぱい詰まった家でした。引っ越しする時、私と妹の了解を取ってくれましたが、兄の家です。兄の考え通りにしていいよと反対しませんでした。今思えば反対すればよかった。息子たちにもおじいちゃんおばあちゃんの思い出のある家。町中の今の兄の家には何の思いもありません。実家の跡には見ず知らずの人の家が3軒も建っています。小高い丘の中腹にあって、淡路島が望める素晴らしい家でした。言っても仕方がありませんね。心の中に思い出がいっぱいあるからよしとしましょう。
「お帰り~♪」と迎えてあげる息子たちの「実家」。お母さんたちが生きてる間は健在ですからね。いつでも帰って来てね。