雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

まん丸

2021-09-30 | 今日のローラ
ふわふわ
ころころでまん丸。

1週間が始まった

2021-09-27 | 日々
雲ひとつない秋の空。
ローラの散歩が気持ちいい。

2回目のワクチン接種者が国民の5割を超えた。高齢者では9割が接種済。
11月中には希望者の接種が終わる予定だそうだ。
ここに来て感染者数も重傷者も減少している。
国産の経口治療薬も期待できそうです。上手くいけば年内にも。
ワクチンの効力が弱まり免疫力を強める3回目の接種も来年初め辺りからと。
大波を繰り返しながらのこの1年半。ワクチンに治療薬。
少しずつ光が見えてきたのでしょうか・・・。
そう思った矢先、友人から2回接種の方が感染し自宅待機中と聞きました。
ブレイクスルーも結構出てます。

毎朝チェックしている神戸市の感染者数は、
先週月曜から 38  32  91  72  25  61  24。
第6波も・・・。
まだまだ油断せずにしっかり自己管理あるのみです。

さあ また新しい1週間が始まった。
今日はリコーダーの練習です。みんなに会える。
行ってきます♪
庭の八朔がいっぱい生っています。



おばあちゃんの家

2021-09-25 | 映画
随分前に見た映画です。
なんてことのない話なんですが懐かしさでいっぱいになります。
都会の男の子が、母の実家に預けられておばあちゃんとしばらく一緒に過ごす。
ただそれだけの物語です。
でもね。男の子の心におばあちゃんの優しさがずっと生きている・・・。
その男の子、今では若手俳優で大活躍。眉の濃いユ・スンホ君です。
おばあちゃんは素人さんだとか。

いきなり、田舎に連れてこられて訳が分からない。
しかもおばあちゃんは口が利けないし字も読めない。
出てくる料理は、食べたことのない田舎料理。
毎日ゲームばかりして、おばあちゃんを馬鹿にしてわがまま放題。
電池が切れてゲームが出来ない。その電池を買う店も無いのだ。
バスで町まで電池を買いに。
帰りは孫をバスに乗せて、おばあちゃんは歩いて帰ってくる。
バス停でおばあちゃんが降りてくるのを待つ姿がいじらしい。
だっておばあちゃんしか頼る人はいないんだから。
近所の男の子や女の子と知り合になる。
自慢したり意地悪したり。でもみんな素朴で優しい。都会にない優しさ。
おばあちゃんはけっして怒らない。
どんな時も優しく見守ってくれた・・・。
思い出しながら書いています。映画のシーンが浮かんできます。
誰にもある、懐かしいおばあちゃんとの思い出。
ところで私はといえば、おしゃべりでうるさいおばあちゃんだなあ(笑)。

昔の台湾映画で、今度はおじいちゃんと男の子のお話「冬冬の夏休み」。
田舎の学校に赴任した新米先生と子供たちの話「川の流れに草は青々」。
どちらもホウ・シャンシェン監督の初期の作品です。
韓国映画で、これも田舎の新米先生にあこがれる女の子の「我が心のオルガン」。
しみじみと懐かしく。どれも子供だった頃を思い出す大好きな映画です。
「我が心のオルガン」の先生はイ・ビョンホン。女の子はチョン・ドヨン。
信じられないキャストでしょ。22年前の映画です。

こんなご時世です。しみじみと心に沁みる、
そんな映画が見てみたい。
台湾の昔の映画に秀作がいくつもありましたね。








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家族じまい

2021-09-16 | 

最近「墓じまい」という言葉はよく聞くけれど、
「家族じまい」って・・・。
題名につられて読んでみた。桜木紫乃は初めてです。
血縁とは家族とは・・・と考えさせられます。
目次は5人の女性の名前。それぞれの話が繋がってくる。
とにかく文が上手い。引き込まれて一気に読んでしまった。

ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、
また二人に戻る。そして最後はひとりになって記憶も散り、
家族としての役割を終える。人の世は伸びては縮む蛇腹のようだ。
                      ~帯の紹介文より

夫婦、親子、兄弟姉妹、終活、老々介護、認知症・・・
まさにこれから迎える課題。
すれ違う夫婦の心模様。冷静に親を切る娘。娘と縁を切る母親。認知症。
認知で変わってしまった妻に暴行を加え泣く夫。
娘と縁を切りながら認知症になった妹を看る姉。
隠れて二人で、妹の好物のプリンを食べる所で号泣してしまった。

終わる事と終えることは違う。
それぞれの家族じまい。

「ホテルローヤル」で直木賞受賞。桜木紫乃56歳。
一体どういう人生を歩んできてこの本が書けるのだろう。
彼女の本を読んでみたくなった。






八月の鯨 その2

2021-09-15 | 映画
この映画上手いですね。
最初に若い姉妹の無邪気な姿を見せる。
白いワンピースにリボンをつけて、鯨が来たわ~ お姉さん早く~と
幼なじみもいっしょに海まで駆けていく。
海に浮かぶ鐘がカンカンと鳴っている。

登場人物は5人のみ(不動産屋を除く)。全員老人です。
まるで舞台劇のようだ。
海辺の家の佇まいが何ともいいですね。
質素にきちんとした二人の暮らしぶりが窺われる。
妹は絵を書いたり、花の手入れをしたり。
ロッキングチェアーに揺られる姉。穏やかな日常。
時々幼なじみや大工がやって来る。お茶とたわいのないおしゃべり。
ロシア貴族の移民。紳士ですね。少し華やぎ。
姉妹ならではの本音の喧嘩。でも許せるのが血の繋がり。
この年齢になって身につまされます。

最後にまた鯨を見に行く。
あれから多くの時間が過ぎたのだ。夫と別れ子供が巣立ち・・・。
手を繋いだ二人が並んで海を見つめる。
海の鐘はずっと変わらずカンカンと鳴っている。
なんといっても主演の二人の演技に引き込まれます。
肝心の鯨は姿を見せません。
鯨は希望の象徴でしょうか。