雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

お帰り~♪

2022-03-30 | 家族

思いがけず長男が帰って来ました。現在、東京で単身赴任中です。
大阪出張で最終新幹線を逃したらしい。最寄りの駅まで夫が迎えに行きました。
ローラの喜ぶこと喜ぶこと。夜中に近所迷惑ですね。

46歳の長男。社会で頑張っている姿が頼もしい。
何だか風貌が夫によく似て来た。仕事も夫譲りで責任感があって誠実。
性格もどちらかと言えば夫似。能天気な母に似なくてよかったと思う。
長男がいるので、私たちが居なくなっても大丈夫。安心している。
一家の中心になってくれる。
兄弟からの信頼も厚い。何かあったら力になってくれるのは間違いない。
面倒見のいい性格で友人も多い。昔からよく人のことで動いていた。
高校時代に立ち上げたサッカー部の仲間とはずっと付き合っている。
次男とは2歳、三男四男とは10歳違い。
母の言うことは利かなくても、お兄ちゃんの言うことは素直に聞いた(笑)。

長男も四捨五入すれば50歳。母も年を取ったはずですね。
生れた日の事が鮮明によみがえってくる。とても安産だった。
分娩室に入って、先生が来られた時にはもう生れていた。
両家の初孫で男の子。皆から可愛がってもらった。

翌朝、ローラと駅まで送って行った。
初めての道が、うれしくて尻尾をふりふりご機嫌なローラ。
改札口で長男を見送ると、スフィンクスになった。
通る人に「疲れたん?」「大丈夫?」と声をかけてもらった。
帰りは登り坂。行きの勢いが無くなったローラ、休み休み帰りました。
春風に乗ってやってきた嬉しいハプニングだった。

桜が一輪咲きました。








戻せない

2022-03-29 | 日々
明るくなって来たので、散歩時間が7時半から6時半になった。
今朝も行ってきました。夏時間が始まります。
ところが、いつも行く公園の景色が変わってしまった。
大きな楠やヤマモモが7本も伐採された。
木に問題があったのか、防犯上なのかは不明。
見通しが良くなったけれど、緑が無くなり何にもない公園になってしまった。
春はウグイス。夏はセミの大合唱。秋は紅葉。春夏秋冬楽しませてくれた。
保育園前の公園です。保育所帰りの子供や小学生たちで賑やかです。
まっさらな切り株が悲しい。これはどこの誰が決めたのだろう。
あの景観は元には戻せない。

ローラちゃん痩せた?久しぶりに会った犬友さん。
向こうからやって来るのを見て、すぐにわかったよと言われた。
ダイエット成功しています。このまま頑張ろうね。

濱口監督の映画がアカデミー国際長編賞受賞。やりましたね。
快挙です。おめでとうございます!
日本の映画界の活躍が嬉しい。

*見た映画 「mellow」(日)
「ストーリー・オブ・マイライフ~私の若草物語」(米)







ど忘れ

2022-03-27 | 家族

バリウムの検査なのに、うっかり朝食を取ってしまった夫(汗)。
慌ててキャンセルの電話。一番近い検査を再予約した。
Aちゃんを預かることに気を取られていたようです・・・。

昨日春の嵐の中を、車で40分の所まで検査に出かけて行った。
夫は不案内なので一緒に行く。私はよく知っている場所だ。任せなさ~い。
帰りに喫茶店でモーニング。外で一緒に朝食なんて何年ぶりの事か。
そもそも外食が嫌いな夫。一緒にどこかへ食べに行くという事が無い。
ここは名古屋から進出してきた有名な喫茶店。
朝は無料でトーストが付いてくる。さすがモーニング文化の名古屋です♪
厚切りトーストに、卵かジャムかあんこが選べる。
朝から家族連れで満席だった。駐車場もいっぱい。
子ども連れで喫茶店でモーニングを食べるのですね~びっくりです。

この前、大事なZOOM会議をすっかり忘れて、寝るときに気が付いた(汗)。
朝カレンダーでチエックしていたのに・・・後の祭りです・・・。
夫と言い、私と言い、ど忘れがちょこっとある・・・。
恐い恐い。 ローラに笑われるね。

楽しみにしていた東京行きが延期になりました。メンバーのご主人さまのご病気の為です。
4人組のお花見も一人欠席になりました。こういう年齢になりましたね。


まだまだ走ります

2022-03-26 | TV

2011年京都三条大橋からスタートしたNHK「こころ旅」。
1063日間、日本全国津々浦々17,068㌔を走りました。
2022年春の旅。あすから又走るんだって。7月まで和歌山から北海道へ。
61歳だった正平さんも古希を過ぎてただいま72歳。
お元気ですね~正平節は相変わらずですが(笑)憎めません。
今じゃあすっかり人気者。根っこが優しいですね。
こういう番組はお人柄が出るので隠しようがありません。
ここまで続いたのは、正平さんの飾らない魅力とチームワークの良さでしょうね。
おそらく行くことが無かったであろう皆さんのとっておきの場所、これからも楽しみです。
みなさん、お体に気を付けて走ってくださいね。
ところでドラマで正平さんを見ると何だか違和感…いえいえ本職は俳優さんでした。

今日は「春の嵐」でお兄ちゃんのサッカーの練習が中止。
Aちゃんの預かりがキャンセルになって手持無沙汰です。
来ると疲れるけど来ないと淋しい。困ったもんですね(笑)。
あるときぃ~ ないときぃ~ ですね。

*見た映画 「ブリング・ミー・ホーム尋ね人」(韓)


ぼけますから よろしくお願いします

2022-03-23 | 映画

最近見た映画「ぼけますから よろしくお願いします」。
広島県呉市に住む、昭和4年生まれの母と大正9年生まれの父。
映画監督の住信直子が両親の姿を撮影したドキュメンタリーです。
18歳で家を出て東京で独り暮らしの娘。
いつも本を読み新聞に目を通し切り抜きをする穏やかな父は少し耳が遠い。
料理自慢で社交的。明るくお茶目でしっかり者。いつも笑顔の母。
穏やかに暮らす二人の日常がありました。
お母さんがおかしいね…異変に気付く娘。母はアルツハイマー型認知症と診断された。

95歳から父の老々介護の日々が始まった。
こりゃあ運命よ。宿命じゃわい。
頑張らねばと、お父さんは曲がった腰で買い物に行く。
帰ってこようかと言う娘に、自分のやりたいことをやりなさいという父。
「おったらいやになるんね」明るい母の変わっていく姿…。
死にたいと狂暴になる母。穏やかなお父さんが声を荒げた。
助けてと手を伸ばしてお父さんの手を握るお母さんの姿に涙した。

愛情いっぱいに娘を育ててきた明るい家族の日々があった。
どんなことが起ころうとも、前を向いて生きるお父さんの強さ。
娘の両親への優しい姿も、この父母があってこそと思った。広島弁が優しい。
認知症になっても娘に迷惑をかけられないと、深い母の愛があった。

誰もが迎える老い。これは我が身にも起こりうること。あすは我が身。
友人は認知症になったお母さんの介護を巡って、3姉妹が絶縁してしまいました。
両親を早く亡くした私に彼女から、親の壊れていく姿を見なかったので
あなたは幸せだったよと言われました。…重い言葉です。
親には長生きしてほしいと願う。でも「元気で長生き」なのです。
介護はきれいごとではすみません。当事者にしか分からない。
超高齢化の日本。決して他人ごとではありません。
住信監督が大切なご両親の姿を通して伝えてくれました。
生を全うすることの難しさ。生きる事。人間の尊厳とは。

病が進んでいく自分に戸惑いながらお母さんが言った言葉です。
「ぼけますから よろしくお願いします」

その後のお二人を描いたドキュメンタリーが完成。この3月から全国上映されます。
お父さんは100歳になりました。