面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」

2007年10月07日 | Weblog
 3年ほど前から、東京パシフィック管弦楽団さんの音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」にゴーシュ役安達竹彦とナレーターを劇団から参加させていただいている。関東近郊の小、中学校の巡回劇だが、この秋から関西方面にも進出するらしい。最近ナレーターはまたか涼だったのだが、今、他の舞台に出演中なので劇団内オーディションをしてもらい、司亮に決定した。来週早速、宝塚市の小学校で公演が入った。オーケストラをバックに、宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」を、ゴーシュとナレーターのみの芝居で見せる面白い試みの音楽劇だが、子供達にも評判が良いらしい。初の関西遠征、是非とも成功させて欲しいものだ。司亮は今年4月に入団したばかりの新人だが、5月、7月、9月のアトリエ公演で立て続けに重要な役をこなしている。若干20歳の青年で、いまが伸び盛りである。

 安達竹彦もゴーシュを演じてから演技が数段深みを増した。集中力のない子供を前の演技が彼の芸を本物にしてくれたようだ。管弦楽団の主宰森田氏に大いに感謝している。僕はといえば、昨日は7時間も踊っていた。朝の5時に帰宅したのは、司亮の特訓に付き合っていたからだが。さすがに眠い。