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日々の出来事から国際情勢まで一刀両断、鋭く斬っていきます。コメントは承認制です。但し、返事は致しませんのでご了承下さい。

亀田選手よ、投げ技を磨け!

2007-10-12 09:58:48 | Weblog
 亀田選手が負けた。大差の判定負けであった。

 しかしながら、私の見たところ、亀田選手にとっては惜しい試合であった。特に、最終ラウンドには、亀田選手の一発逆転の投げ技が主審に邪魔されたこともあり上手く決まらず、KO勝ちに至らなかったのは惜しまれる。

 だが、あの場面は、亀田選手よ、持ち上げたらバック・ドロップ、つまりは後ろに投げるべきだよ。そうすれば、受け身の心得のない内藤選手は恐らく後頭部からマットに沈んで口から泡を吹いていたに違いない。

 それじゃあ、ボクシングではなくK-1かプロレスじゃないかって?

 冗談ですよ、バカらしい凡戦を皮肉っただけです。

 それにしても、今朝のみのもんたの、TBSの豹変振りには驚ろかされましたよ。昨日までの亀田選手一色の番組作りとは一変。今朝は、内藤選手一家をスタジオ出演させてヨイショのオン・パレイド。醜いったらありゃあしない。こういうのを「風見鶏」というのだ。

 視聴者の気持ちが完全に内藤選手にいってしまったからの変心だろうが、けしからんね。TBSの関係者は、私の一年前に書いた拙文(「TBSよ、ガキをつけ上がらせるな!」)を読んでいただきたい。

長井さんの遺志を継ぐ、ですと?

2007-10-12 01:55:02 | Weblog
 先ず最初に言っておこう。マスコミ各社よ、奇麗事を言うでない、とね。

 新聞各紙はここ数日、こぞって長井健司さんの追悼記事を書き、「長井さんの死を無駄にしてはならない」「遺志を継ぐ」などと勇ましい宣言をしている。

 お手並み拝見といきたいものですな。遺志を継ぐと宣言した以上、これまでは、フリーランス・ジャーナリストが契約締結を申し出てきても逃げてきたことを反省したのだろう。フリーの取材してきた映像や原稿を安いカネで買い叩いてきたを悔い改める決意をしたのだろう。

 そして、そこまで大口を叩くなら、朝日よ、毎日よ、ポンと金を出してフリーランス・ジャーナリズムが発展するよう養成期間を作り、きちんとした契約の下でジャーナリストを戦地に派遣したらどうですか?

 TV各局も同様だ。キャスターや報道局幹部が、長井さんの死を無駄にしないためになんたらかんたら、と崇高な発言をしている。それらのTV局も、これまで長井さんに認めてこなかった反省を踏まえて、契約やギャランティのことなど、フリーランサーを優遇しようということだろう。

 マスコミ各社さん、ここ数日間の発言、僕は絶対忘れませんからね。“約束”は絶対果たさないと舌をはさみで切りますよ(あ、これ、本当に切るわけではありません。若い人はあまり知らない童話の話ですので念の為)。