朝が来るのが待ち遠しくて

2009-05-09 04:33:31 | 折りに触れ思うこと

 

五月がもうこんなに過ぎてしまった。
一ヶ月が遅いと感じたり早いと感じたりは、自分の心模様によるのだろうか。

見上げても、視線を落としても、遠くを望んでも、
さくら、つつじ、モクレン、レンギョウ、ゆきやなぎ、水仙、チューリップ、たんぽぽ、正に我が世の春とばかりに満開だ。

〝ありがとう もう思い残すことはないよ〟と、
巡ってきてくれたこの季節の中で成仏?しても良い?と思わないこともない、かな?なんて本気のような冗談を思う。

明日は母の日だなぁ~
私にもこの母親がいるんだなぁ~
生んでくれてありがとう・・・なんて思ったことないなぁ~
感謝もしたことないなぁ~

こう云うのを親不孝というのだろう。
それだけは充分過ぎるほど自覚している。
そして自己嫌悪の塊がドサッと、もう数十年覆い被さったままだ。
何の因果かなぁ~



 朝は4時前から明るくなる。
 私は三時過ぎから目覚めていて、カーテンの隙間から白んでくる外を伺う。
 「あっ!明るくなった!」
 待ちこがれていたように起きて、カーテンを開ける。
 私が一番素直で穏やかで元気な一瞬だ。