Cheerful Days!

大好きなお酒を片手に 毎日楽しく過ごしたいな

友の死

2006年02月05日 | その他
昨夜 友人が亡くなった と連絡が入った

ひとまわり以上年上だし 友人と言うにはおこがましいしいが
10年前にワイン会で知り合い それからの長い付き合いで
亡くなったのはその彼女の旦那さんでした

家族ぐるみで旅行にも行ったし
私の事をとても可愛がってくれ 頭もいい人でユーモアもあり
私にとってはとても尊敬できる方でした

その彼が12月の1日に末期の癌だと告知をされ
それからは怒涛のような毎日を過ごしていました
1月中旬には 自分と家族の意思でホスピスに入り
ただ ただ哀しい毎日を過ごしていました

私はなるべく2日に1度はお見舞いに行って
最初は涙 涙でしたが
少しでも彼が楽しんでもらえるように
今までの面白かった写真を持って行ったり
おしゃべりをしていました

一時は彼に「もう来なくていいよ・・・」と言われましたが
きっと本心ではないし 「イヤだ」と言い 
それでもお見舞いに行きました
行けば一緒に笑ったり 食べられくなっていたのに
好きなものを差し入れしたら食べてくれたり と
嬉しいことも続きました

一番嬉しかったのは2月の2日 彼の誕生日でした
お医者様には「1月いっぱいかも」と告げられていましたが
どうにか誕生日までは・・・と言うのがみんなの願いでした

その日を迎え 私たち友人は思いっきり盛り上げようと
大きなケーキを予約し 面白いグッズを用意して行きました
でもその日から彼の様態が悪化して
意識がしっかりしていませんでした

それでも家族 友人 病院の方々が集まって
みんなでハッピーバースデーを歌いました
みんな涙で歌にならなかったけど
今までで一番 暖かくて感動した誕生日でした

それがたった三日前のことです

まだ若かったので 癌の進行がとても早かったようです
毎日毎日が戦いでした

この場で書く事は不適切かもしれませんが
やはり彼は素晴らしい人だったし
癌の恐ろしさを目の当たりし
一日 一日が本当に大切なんだ と教えてくれました
それを忘れない為にも 書き残して置きたいと思いました

あとは微弱ながら彼女や家族の支えになれれば と思います


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (けんと)
2006-02-07 14:51:12
お悔やみ申し上げます。

訃報というものはいつでも突然にやってきますよね。私も4年前に友人をすい臓がんでなくしました。久しぶりに呑みに行こうと約束してた日に具合が悪いからと病院に行き、そのまま約束を果たせないままでした。一度は結婚の話もしてた人でした。亡くなった時にはお互いに結婚していたけども、でもお別れの時には立っていることすらできませんでした。でも今でも時どき思い出しています。「忘れない」ってことがいちばんな気がします。

お友達に笑顔が戻る日が早く来るとといいですね。
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ありがとうございます (あさぴょん)
2006-02-07 18:47:09
励ましのお言葉本当にありがとうございます。

kentさんもそのような経験をされていたんですね。

少し心強く嬉しく思います。

若い人は本当に進行が早いのでビックリしました。

お互い健康を一番にして楽しい毎日を過ごしましょうね。

本当にありがとう♪
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Unknown (ホッシー)
2006-02-09 20:19:52
あさぴょんさん、

とても悲しい出来事が起こってしまったのですね。

友人が亡くなるのはとても悲しいですよね。

私も20代前半に友達を亡くしてます。

その友人は『病気を苦』にして、

自ら命を絶ってしまいました。

お通夜に行って、友人のお母さんからその事実を聞かされた時、とてもショックでした。

中学卒業以来、連絡をとっておらず、

友人が病気に苦しんでいた事も知らなくて、

私は何もしてあげられませんでした。

あさぴょんさん達の励ましを一番喜んでいるのは、きっと亡くなったお友達だと思います。

やっぱり命は粗末にしちゃいけないと、

人の死に直面すると感じるよね。

簡単に殺人とか起こっちゃう世の中に

もっと『命』の大切さを知ってもらいたいよね。

遅ればせながら、

あさぴょんさん、元気出してね。
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ありがとうございます (あさぴょん)
2006-02-10 11:36:50
今はだいぶ落ち着きましたが、かなり辛い毎日でした。

奥さんの事を考えるとそんな事は言ってられないけど

癌の怖さに直面したのも、ホスピスの存在もいろいろと始めての経験でした。

『命』の儚さ、大切さを身近に感じました。

ホッシーも友人の死を経験していたんですよね。

私たちもこの事を忘れないで毎日を過ごしていかないといけないね。



ホントどうもありがとう♪
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