有田芳生の『酔醒漫録』

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『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

2009-02-16 06:05:06 | 東京・板橋

 2月13日(金)朝6時半から9時半まで蓮根駅で訴え。この日記の日付と曜日がおかしいぞとのメールをたくさんいただいた。曜日感覚もない最近。経理担当のMさんと大山の事務所。打ち合わせをしてからひたすらリーフレットを折り込む。ついこのあいだ花屋さんに貼っていただいたポスター2枚が消えていた。そのあとに他党のポスターがある不思議。花屋さん曰く「いつのまにか勝手にねえ」。

 2月14日(土)1234612694 練馬、中野、新宿と街宣。渋谷で東京ブルーリボンの会の拉致問題での訴えに参加する。まるで初夏の気候に汗ばむばかり。前回よりも若い人たちが署名をしてくれた。「おいくつですか」と聞けば「11です」という女性2人。「横田めぐみさんを何とかしてください」という。ヒラリー・クリントンが訪日するとき、横田滋・早紀江さんたちと会談することが決まった。オバマ政権がいかなる外交路線を取るかも注目だが、この日本がどうするのか。それがいちばんの問題だ。大山へ。

 2月15日(日)スタッフD君と大山から若木町へ。2丁目を歩き、さらに徳丸2丁目、5丁目、6丁目、四葉、常盤台、上板橋、小茂根などを街宣。もよりの書店で内田樹さんの『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川文庫)を入手。2階にある喫茶店で30分だけ読む。「人間というのは、強いけれど、弱い。がんばれるけれど、がんばればその分だけ疲れる。無理して先払いしたエネルギーは、必ず後で帳尻を合わせるために回収される。この当り前のことを分かっていない人が多すぎると思います」。内田さんはそういう。人間は壊れやすいということだ。


つかの間の懐しき神保町

2009-02-13 06:10:45 | 人物

 2月12日(木)台場にあるホテル グランパシフィック LE DAIBA。楽天トラベルの利用者が1億人を超えた記念に「新春カンファレンス」が行われた。竹村文近さんのトークショーに出席。「鍼友」として駆けつけたのは、山下洋輔さん、田中健さん、西澤ヨシノリさん。私は参議院選挙の最終盤で街頭演説の前に鍼を打ってもらったときの経験などを語る。精神が一気に沈静化するから、気力を高めるのが大変だった。「それはダメ」とすかさず山下さんと田中さん。控室でお2人に「あがることはありますか」と伺えば「ある」という。プロでもそうだと知ってホッとする。板橋に戻り、支援者と打ち合わせ。今年初めての神保町。名古屋から上京した有隣寺の祖父江佳乃さん、節談説教研究会の府越義博さんと「にんげん出版」で初対面。祖父江さんとは選挙のことなどでこれまで電話で何度か話はしていた。節談説教で知られる祖父江省念さんのお孫さんだ。「フォーラム神保町」で節談説教について伊東乾・東大准教授の話を伺う。つかの間の神保町。朝も早いので食事のお誘いを断念し早々に引き上げる。


朝原宣治『肉体マネジメント』に「そうだ」と同感

2009-02-12 08:16:41 | 読書

 2月11日(水)スタッフD君と2人で清水町をひたすら歩く。「何だか突撃!隣の晩ご飯みたいね」とある女性。「お久しぶりね」といっしょに近所を歩き、ポスターを貼ってくれるよう頼んでくれる女性などなど。まるで昨日と同じような展開。大きな団地があったので、リーフレットを配っていたら、何とそこは板橋区ではなく北区であることに気付く。心身バランスを整えるため竹村文近さんに鍼を打ってもらう。山下洋輔さん、黒田知永子さんと久しぶりに出会い、ご挨拶。ホッとするのは緊張がほぐれたからだろう。大山の事務所に戻る。すぐ近くに貼ってあるポスターにも事務所と同じ嘔吐物らしきものがあるのを発見。きっとまたやるんだろうな。朝原宣治さんの『肉体マネジメント』(幻冬舎新書)を読み終える。「和製カール・ルイス」と呼ばれた朝原さんの述懐は、スポーツ世界だけではない教訓に満ちている。たとえば「スピードは上げるけど力は使わない」といった言葉。セルフマネジメントが面白いというのは、難しくとも柔軟に試行錯誤するからだ。


〈情報〉統一教会の慌ただしい動き

2009-02-11 20:30:31 | 統一教会

 明日12日午前10時から千葉県浦安市にある統一教会関連施設で注目の会議が行われる模様。招集されたのは全国の責任者(教区長など)だけではなく、物販販売(最近では新潟「北玄」、東京「新世」などに警察の捜査が入っている)関係者だという。捜査当局もこの会議の内容に強い関心を持っている。


またまた事務所に異変あり

2009-02-11 09:15:40 | 東京・板橋

 2月10日(火)200902101116000 これで三度、事務所への嫌がらせだ。最初は「たまたまか」という思いがないでもなかった。ところが、二度目があり、さらに同じ行為があったということは、明らかに事務所を狙った行為だと判断する。その意図は不明だ。しかし、三度とも私の写真に向けて食物が投げつけられ、あるいは吐きつけられている。事務所入口に犬の糞が塗りたくられていたことも含めると四度目になる。いずれも今年に入ってからの行為だ。専門家に分析してもらうと、「米と海苔と納豆が混じったもの」という。おにぎりを投げつけたものではない。加工されたものか、あるいは吐瀉物。近所の住人によって、朝の8時には異変が確認されている。汚いけれど、写真をあえて公開する(クリックすると拡大されます)。赤塚8丁目、四葉2丁目を歩く。「あらー、どうして。何だかヨネスケさんの突撃!隣の晩ご飯みたい。サインしてくださる」とある女性。しばらくして自宅を出てくると、近所をいっしょに歩いてくださった。おかげでポスターを予想以上に貼ることができた。歩け、歩け。


〈続報〉統一教会関連会社捜索の意味

2009-02-10 23:14:42 | 統一教会

 霊感商法会社である渋谷「新世」に対する捜索は普通ではない。なぜなら警視庁公安部が「特定商取引法違反」という生活経済事案で動くのは前代未聞だからだ。この店舗では文鮮明教祖などの写真を置かないように注意されていた。なぜなら300万円で印鑑を売るなど、売り上げがよかったから。ある捜査関係者は「オウム真理教事件以降で、統一教会の問題を摘発することに価値がある」と語っている。これからの展開に注目したい。


〈速報〉統一教会関連会社に捜査のメス

2009-02-10 10:47:48 | 統一教会

いま(10日午前10時半)、東京・渋谷にある統一教会関連会社「新世」に捜索が入っている。この会社は印鑑販売や風水などを使って霊感商法を行ってきた。新潟の「北玄」でも先日信者が逮捕されている。元教区長のS氏は指示によりアメリカに逃亡した模様。自宅の家宅捜索でパソコンが押収、そこからある人物からの驚くべき指示内容も確認されている。この事件で信者弁護士が沈静化に走っていた。ところがそれも功を奏さず。新潟から渋谷へと続く摘発につながった。「本丸に近づいてきましたね」と関係者が語るのは、統一教会本部が渋谷区松濤にあるからだ。


左膝に溜まった水を抜く

2009-02-10 10:02:08 | 東京・板橋

 2月9日(月)早朝の板橋区役所前での行動には民主党員Aさんも参加。昼間にはやはり民主党員のNさんが定期的に宣伝物を配布して下さっている。組織なき私たちにとってこうしたボランティアに感謝するばかり。大山に戻り、初海整形外科。院長の診察を受け、レントゲンを撮る。「若いですね」と骨の状態を判断したあとの言葉にいささかびっくり。「骨棘(こっきょく)はできていないですね」。たしかに左膝のレントゲン写真を見るとどこにも棘のようなものはない。専門家2人がそういうのだから確かなこと。あるクリニックでの「骨棘」との判断はレントゲンを撮ってのものではなかった。「歩きすぎですよ」と初海茂院長。診察台に横になり、炎症でできた左膝の水を注射器で抜く。黄色っぽい水は13cc。さらにヒアルロン酸を注射。事務所に戻って幸町を歩く。ある店舗にポスターを貼っていただき、周囲を歩けば、またまたポスターが剥がされ、他党のものに替えられている。何だかポスター喪失日記の様相になってきた。都営三田線の板橋本町で降りて富士見地域センター。「板橋茶論」で「カルトと現代社会」をテーマに語る。懇談会に出席して大山の事務所に戻ると午後11時を過ぎていた。


珈琲牛乳を銭湯で飲む

2009-02-09 05:59:59 | 東京・板橋

 2月8日(日)風吹きすさぶ一日。とても寒かった。午後から大山の喫茶「Koizumi」で「週刊文春」の取材を受ける。1時間ほど話をしていて思ったのはW記者の若さのこと。記者もどんどんと世代交代していく。そういえば長女の小学校時代の同級生Tさんもいまや「週刊文春」の記者。そういう時代になったのだ。時間はどんどん過ぎてゆく。事務所に戻り、スタッフD君の運転で大谷口北町へ。大手町のジムに通っていたときの知人Kさんのご自宅へ。数年ぶりの再会。大いに励まされる。近所を歩き、かつ走る。昨日貼ってくださったスナックの壁からポスターが一夜にして消えていた。理髪店でも失せていたので、ご主人に再度お願いして町会の様子など雑談しばし。あまりにも寒いのでD君を誘って銭湯へ。入浴料450円。湯上がりにコーヒー牛乳を飲む。子どものころ、銭湯に行く楽しみは、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳を飲むことだった。銭湯にもポスターを貼っていただく。大山に戻り、ハッピーロードを歩く。各所で声をかけられて路上懇談。


矢口一男さんの「職人コブ」

2009-02-08 09:58:52 | 東京・板橋

 2月7日(土)090207_13060001 歩きすぎでまた左膝に違和感を感じる。板橋区は坂下町。予断、偏見なしにご挨拶を続ける。たとえば某党のポスターが3枚貼ってあったあるご自宅。「いいよ、ポスター貼っていきな」。ありがたい。まさに「自力更生」である。「自分の力」ならぬ「私たちの力」で現状を乗り越えるしかない。「脱なれあい」「脱しがらみ」とは、こうした世界を生きること。大山町の「末ッ子」。浅草にも店のある中華料理店だ。40年の営業を続ける店主の矢口一男さんの手の平には、餃子の皮を作り続けたために大きな固いコブができている。「15歳のときにできたんですよ」と矢口さんはいう。まさに職人の世界がここにもある。事務所に戻り、お隣の都宮接骨院に行って、身体をほぐす。今年はじめての池袋「リブロ」。鶴見俊輔さんお勧めの川上弘美『どこから行っても遠い町』(新潮社)を入手。干からびつつあると自覚する感性への栄養剤。帰宅の電車のなかで読みはじめる。