夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

久々のひぐま大学学習会

2024-02-08 07:46:05 | 山歩き

大雪山に登り自然を学ぶ「ひぐま大学」は、昨年11月に「夏山を語る会」として懇親会を実施してからしばらく冬休みに入っていましたが、昨晩は11日日曜日の今年度最後の山行「冬路(ふゆじ)山スノーシュー登山」のための事前学習会が催されたので夫婦で参加して来ました。

この大学の良い所はこうして山行の前に事前に学習会が行われ、役員が実施して来た予察結果の報告を受けて自分が登ろうとする山のイメージを持てることと、その後代表の寺島先生から訪れる山の地形の成り立ちやそこに生きる動植物の生態などを学べることです。

事前学習会は9月に大雪山系の永山岳を登った時以来でしたから5か月ぶりで、夜6時半から旭川市の公民館で開かれた会にはすっかり冬の様相となった夜道のドライブで夏とは様変わりの緊張感がありました。2月の講座は例年旭川近郊の低山をスノーシューで歩くということで、今回の冬路山も旭川市と隣接する幌加内町の境界にある625mの山です。Youtubeなどで見るとバックカントリースキーの入門に適した山のようです。

寺島先生の講義ではこの山が北海道に2つある背骨のような山地の一つに属し1億5千万年前から5千万年前くらいの間に形成されたという難しい話や、季節柄雪についての様々な考察が話されました。

その中で雪の重さについて50㎡の屋根は積雪1mで15トンくらいの重さになっているという話には、最近の北海道の家の屋根は1m50㎝程度の積雪までは雪下ろしをしなくても良いように構造設計されていると聞いてはいますが、昨日たまたままだ新築したばかりの隣の家で業者を使って屋根の雪下ろしをしているところを見ていたので、我が家にもふと心配感がよぎったりしました。

お隣さんは役場職員で私達の「すずらん大学」の担当でもあるので、次回会った時にどうして雪下ろしをしたのか聞いてみることにしましょう。

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