夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

美瑛町文化展へ初めて出品

2024-10-31 08:51:12 | 美瑛町~秋

美瑛町では、毎年11月3日の文化の日にちなんでこの時期文化作品の展示会を開いています。昨年初めてこれを知って出かけてみて、短歌・俳句、絵画、写真の各部門でそれぞれ同好会の皆さんの作品が素晴らしくて感心した思い出があります。

その作品展に今年から私(敦子)も「ぱれっとの会」の一員として出品することになってしまいました。会員各自2点づつということで、私は最近描いた「季節巡りて」という題名と「飛行機雲」という題名の2点を展示しました。

油彩画は花本会長と私だけなので、他の方々との色調や受ける印象が異なる感じがしますが私が未熟なだけのような気もしています。次回は納得できる作品を展示したいものです。このような機会があるとやる気に拍車がかかるのが良いです。

この後は3月に富良野の絵画クラブとの合同展があります。会場が美瑛町のbi.yell(ビエール)なので照明も展示スペースも展示に適した環境ですから少しは見栄えがすると期待しましょう。町民センターの会場ではパネルなども各クラブが協力して設置した手作り感満載でした。

写真クラブの展示作品の一つに星空がまるでゴッホの星月夜を思わせる空で手前に赤い鳥居、後方には利尻山が見える素晴らしい作品がありました。この文化展の会長さんの作品だそうです。機会がありましたらこの作品をモチーフにした絵を描きたいとお伝えして描いて見たいです。

様々なインスピレーションの湧く展示会は好きです。この後花本さんと私の絵だけ東川の文化展でも飾られる予定になっており、水戸から帰宅後訪れることを楽しみにしています。

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3つ目の航空ルート

2024-10-30 06:20:12 | 旅行

旭川空港から水戸へ向かうには、これまでAirDoで羽田空港へ飛びそこからバスや電車を使う、または新千歳空港まで車で行き、新千歳空港からスカイマークで茨城空港へ飛びそこからバスを使うという2つのルートを使って来ました。

そこに昨年12月から成田空港を使うJetstarが参入して来て、これが格安航空会社のため「国内線¥4180~」などというキャンペーンをやっているので、これは試してみなければならないと思っていました。

Jetstarホームページから

ということで、今日から母親の7回忌などの所要で水戸に向かうにあたって、このJetstarを使って見ることにしました。旭川ー成田便は1日1往復のフライトで、成田空港9:30発、旭川空港11:25着とその機材が折り返しで旭川空港12:05発、成田空港13:55着です。成田空港から水戸までは高速バスが使えます。このJetstarはどこの航空会社のLCC(格安航空)かと思ったらオーストラリアのカンタス航空の100%子会社ということでした。

Jetstarホームページから

これまで使ったことがある旭川ー羽田便も新千歳ー茨城便も、今回の旭川ー成田便もそれぞれ一長一短があって、旭川空港は我が家から車で15分と近いのが良いけど羽田へ飛んでも成田へ飛んでもバスで水戸へ向かうには2~3時間かかり、茨城空港は水戸までバスで1時間は良いけど新千歳空港までのドライブは3時間かかります。

更にこのJetstarの成田便は、成田から旭川への帰りのフライトは朝が早くてそれに間に合うバスがないため前泊が必要であり、航空料金は経験済みの2つのルートより安いけどホテルの前泊料金を入れると安さも微妙となります。

なかなかうまくは行かないものですが、今回この3つ目のルートを経験した上でどれが一番私達に適しているか検証をして、今後はその一つに絞ろうかと考えています。

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新ロマン派展覧会

2024-10-29 08:05:57 | 日記

今、旭川市で新ロマン派美術協会の作品展が開催されています。選挙のあった日曜日に夫と出かけて来ました。

「新ロマン派美術協会」ってすごい名前なのですが、私が参加させてもらっている美瑛町「ぱれっとの会」の花本会長さんが個人的に所属しているので以前から興味を持っていました。

この協会は、旭川市を中心に主に道北の絵画や彫刻などの美術愛好家が昭和20年と言いますから戦後すぐに、それまでの国や軍の統制下にあった芸術活動を自由なものに解放する目的で設立されたものだそうです。会員、会友になるにはいくつかの公募展で出品を継続することが条件だそうですから、花本会長のように道展に何度も出品して受賞しているような方々で構成されているようです。今回は年1回の定例の秋の展覧会ということです。

会場に着くとその出品数の多いことにまず驚かされます。主に油彩画ですが、水彩画や彫刻や工芸作品などもありました。私の興味がある油彩画にしても、皆100号規模の大きな力作が多く、普段見慣れている写実性の強い作品ばかりでなく、抽象画やミクストと書いてありましたが油絵に印刷物を貼り付けた作品などもありました。

花本会長の作品は、天人峡の冬景色で、厳しい冬の白い雪と青い川が凛とした美しさ構成し冬の空気の清々しさが伝わってくるものでした。

協会長を受賞した作品は、圧倒されるような迫力で見ている私が引き込まれるような感覚になる力作でした。

日本へ帰って来て、このような展示会や先日の札幌芸術の森でのロートレック展など訪れる機会が増えて嬉しいことだなと改めて思っています。

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衆議院選挙結果

2024-10-28 07:54:11 | 日記

日本で2005年の郵政解散総選挙以来19年ぶりに衆議院選挙を経験しました。2009年に民主党が大勝して政権交代が起こった時はカナダにいたので選挙には参加しておらず、その後自民党安倍政権に変わってからの自民1強時代もずっとカナダにいたので、今回久しぶりに衆議院選挙に向き合って見たらいきなり、「自民1強政治の終わり」、「自公過半数割れ」ということになっており何か浦島太郎のような気分です。

政治の世界は魑魅魍魎ですから自公で215議席と過半数の233議席に18議席足りない現状から自公が他の政党と連立を組むか、立憲民主党が野党をまとめて連立政権を作るか軽々に予測することは出来ませんが、ただどちらにしても危うい政権運営の政府が出来るのだろうと思います。

この多党林立は様々な声を持つ人々の意向を反映した民主主義の健全な姿なのか、バラバラで不安定な政治という望むべからざる姿なのか、アメリカのような極端な分断政治と比べてどう考えれば良いのかしばらく自分の中でも考えて行かなければならないと思います。

身近なところでは北海道の総選挙を初めて経験しましたが、昔から横道孝弘さんとか五十嵐幸三さんとか社会党が強い地域だとは思っていましたが、今回の自民逆風、立民追い風の中ということもありますが、小選挙区、比例代表区合わせて20議席中12議席を立憲民主党が得るという強さを感じました。12の小選挙区で9人が当選し、残る3人も比例区で復活当選ですから全候補者が議席獲得ということです。

ただ、私達の属する北海道6区は前回と同じく自民党が議席を獲得し、立憲民主党は小選挙区で負けて比例で初めて復活当選ということでした。立憲民主党は追い風の中でも票が前回とほぼ同じで、自民党の票が減った分は全て共産党に行ったという構図でした。

全国を見ていると、北海道や東北、沖縄などは反政権のイメージが強く、中国、四国、九州など幕末で明治維新を先導した地域は政権寄りで、明治以来の日本の政治風潮は変わっていないのかなという感慨も持ちました。

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すずらん大学研修旅行2日目

2024-10-27 07:37:38 | シニアライフ

研修旅行2日目の朝は、お楽しみのビュッフェスタイルの朝食から始まりました。たくさんの宿泊客で賑わっていて写真は撮っていませんが、その場で自分が指定した具材でおにぎりを握ってもらうサービスが嬉しかったです。

ホテルの窓から見た定山渓の紅葉

定山渓を出発したバスは、山間をぬって1時間ほどのドライブで小樽市に到着しました。途中にはさっぽろ湖や朝里ダム湖があり湖に映える紅葉が美しく、札幌国際スキー場や朝里川温泉スキー場脇を通り抜けている時は間もなく来るスキーシーズンに思いをはせました。

朝里川ダム周辺の紅葉

小樽観光で最初に向かったのは創業1905年という蒲鉾店「かま栄」でした。私達は20年以上前現役時代に札幌、小樽は何度か訪れていましたが、かま栄は知らず初めての訪問でした。スタッフに蒲鉾製造の説明を受け、この店限定だと言う練った蒲鉾を薄い食パンで巻いて揚げるパンドームなるものが珍しいし美味しそうだったので購入し、結局帰宅後のこの日の夕食としました。美味しかったです。

次は小樽運河でした。もうこの頃には多くの観光客が運河沿いをそぞろ歩いていて、さすがに小樽観光のハイライトたる所を感じました。周辺には幕末の開港以来の歴史的な建造物が皆洒落たショップやギャラリー、カフェに変身していて、観光客を喜ばせる施設が連なっています。

自然美が売りものの観光地・美瑛と比べると全く異質の観光資源群を感じ調べて見ると、小樽市の観光客入込数は年間690万人とありました。美瑛が230万人ですからちょうど3倍の規模です。しかも美瑛町はほとんど通過型の観光で一人当たりの消費額は2,3千円という統計を聞いたことがありますが、こちらはその規模も大きく違いそうです。産業としての観光業を考えた場合、何か見習うべきものがあるように感じました。

私達も運河の写真を撮り、土産店でガラス細工製品を眺めたりした後やはり運河沿いの昼食会場に入りました。この日の昼食は北海道ならではのジンギスカン鍋とホタテとサケの海鮮焼きでした。私達はジンギスカンはイマイチ苦手で、北海道へ来てからも自ら食べることはありませんが、こういったグループ行動では時々いただくことがあります。皆さんと和気あいあいの雰囲気で食べることが美味しさの秘訣といったところでしょう。

昼食後小樽での最後の訪問は小樽港を見下ろす高台にある「北海道ワイン」のギャラリーでした。今年がワインの初出荷から50周年となるというこのワイン工場は、スタッフの説明や見せるための展示や映像施設も素晴らしく、ワイン工場は池田町や富良野でも訪れていますが、ここは出色の施設だと感じました。

ここでも皆さんたくさんの買い物をしてバスに乗り込み、約3時間のドライブで無事美瑛町に戻って来ました。

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