一昨日出かけた冬路山(ふゆじやま)スノーシュー登山の際に聞いた幌加内町(ほろかないちょう)の日本一ストーリーの続きです。
蕎麦の生産量日本一は昨日の記事で書きましたが、この蕎麦の花が7月中旬から8月中旬にかけて真っ白に咲く様子がまた良いそうです。更にそれから1か月くらいすると新蕎麦祭り(昨年は9月2,3日)が開催され多くの人を惹きつけるのだそうです。幌加内蕎麦は我が家でも食べていますが確かに美味しいですから、今年の夏の予定に加えたいです。
幌加内町観光協会ホームページから借用
そしてこの町には蕎麦に加えて他に2つ誇るべき日本一があります。その一つがダム湖として作られた朱鞠内湖(しゅまりないこ)が人造湖としては日本一の広さを誇ります。この湖の周囲は自然保護の規制が厳しく自然が原形で保たれていて釣りやキャンプなど自然を愛する人に絶大な人気だそうです。ただ、昨年釣り客がヒグマに襲われて亡くなった事故があったので今後の町の対策に期待しなければならないでしょう。
更にもう一つが日本一の寒さを記録した町だということです。これにも少し謂れがあるようです。気象庁の記録では1902年に旭川市で観測されたマイナス41度が日本の最低気温となっていますが、幌加内町に設置してある気温計では1978年にマイナス44.8度を記録し、これを気象庁流に修正したマイナス41.2度が旭川市を下回る記録であるとして町にはその記念館も建っているそうです。マイナス0.2度にこだわっているのですね。
日本一ストーリーの番外編として、幌加内町に入る手前に旭川市と合併する前は村だった江丹別(えたんべつ)集落があります。ここには失礼ながら雪深い山奥に不釣り合いな?いやむしろ今はこういうスタイルが流行の洒落たパン屋とカフェレストランがありました。
グーグルマップストリートビュー
パン屋さんはAman(アマン)と言い、レストランはChirai(チライ)と言います。パン屋は行列が出来、レストランは予約なしでは入れない人気だそうです。こちらも夏に出かけてみたいと思いました。