夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

暑さのせいで・・・

2023-08-31 08:11:44 | 日常生活

先日までの35度を超える異常な暑さのせいで残念なことが起こってしまいました。道東に旅行した時、パソコンはスーツケースに入れて移動していたのですが、そのパソコンが3日目のホテルで使った後急に電源が落ちてしまいその後スイッチが入らなくなってしまいました。

家に帰ってからも全く反応しないので旭川のパソコン修理店に持って行ったところ、店員さん曰く「内臓バッテリーが膨張している。この手のハードの修理はメーカーでなければ出来ないし相当費用もかかる。」その一言を聞いて「これはダメだ」と即判断し、新しいパソコンを買い替える決断をしました。原因は暑さですね。全く想像していませんでした。

最近は写真は皆グーグルフォトにアップロードしており、文書類はマイクロソフト社のOnedriveにアップしているので、壊れたパソコン内に大事なデータはないからまぁこういう判断にそれほど悔いはありません。

ただ、壊れたパソコンは2年前カナダにいながら日本のパソコンが欲しいと思って日本のアマゾンから取り寄せたもので、それはなぜかと言うと日本のメーカーが作っている建物の間取り作成ソフトを動かすには日本のパソコンでなければならなかったからでした。そのソフトを購入して現在の家の設計をしたので、そのソフトと検討した間取りデータが全部失われてしまうということは、もう家のソフトを使うことはないとはいえ残念ではあります。

早速アマゾンで新しいパソコンを注文し、昨日それが届きました。敦子は、私がオンラインバンキングやネットショッピングなどを頻繁に使うのでこの際だから良いものを買えというのですが、私はこういう機器についてはコストパフォーマンスを重視し自分の求める機能があれば安いほど良いという主義なので、今回も無名のメーカーの3万9千円という代物を購入しました。マイクロソフト社のOffice19が入っているので文書作成も問題ありません。

新旧パソコン

今までWindow10を使っていたのでWindow11は初めてです。以前から何度も11にグレードアップしろとマイクロソフトが言ってきたのですが面倒だからと拒否していましたが、11は使ってみれば何の癖もない普通に使えるOSだと知りました。それにこの会社のパソコンは登録手続きも何も求めず、ただスイッチを入れればそのまま使い始めることが出来る超簡単なものでした。

自分で行ったことは、PDF書類を読み込むアドビの無料ソフトをインストールし、セキュリティ対策で継続契約しているMcAfeeのソフトをインストールしこのパソコンも保護させたくらいです。これから必要に応じて他のソフトも必要になるでしょうが、インターネットのブラウザーソフトにGoogle Chrom使っているのでお気に入りのサイトも全部自動的に継続されていて、今のところ順調にスタートしています。後は壊れたパソコンのハードディスクをいかに取り出して処分するかの問題ですね。

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十勝岳連峰が見られた

2023-08-30 07:36:09 | 日記

ニューヨークからの友人達との観光、昨日は主に富良野地区を見て廻りました。彼らが訪れる前からずっと「山を見せたいから晴れて欲しい」と願っていましたが、昨日はやっとそういう状況になって来ました。

朝一番でケンとメリーの木、北西の丘公園へ出かけた時はまだ十勝岳連峰は雲に隠れて見られずがっかりしていました。しかし、スカイラインGT-Rの人気はアメリカでも絶大(?)なので、ケントメリーの木は意外と受けたことから気分を良くして十勝岳の登山口である望岳台に向かうと、何と近づくにつれて青空が出始め、着いた時には山の稜線がはっきり見えるようになったではないですか。これには皆さん大喜び。しばらくその雄大な風景に酔いしれてから山岳ドライブをして富良野地区に移動しました。

まずはランチタイムでもあったので、上富良野町の後藤純男日本画美術館を訪れ、彼の作品を見た後2階のレストランでランチとしました。ここでも景色は最高で気分は良く、次いでファーム富田、富良野ワイン工房、カンパーナ六花亭と私達のお気に入りの定番コースを巡りました。

ファーム富田では、ラベンダーソフトや日本のメロンにいたく興味を持っていた彼らはそれらを食べて嬉しそうでした。確かにカナダでもメロンは大根のような食感と味で日本のメロンの美味しさに驚くことは良くわかります。

ワイン好きの彼らはワイン工房で試飲を楽しみ、六花亭では私達がお薦めのバターサンドとコーヒーの組み合わせを味わってもらい、その後は最後の晩餐に選んでいた美瑛町のミシュラン1つ星レストラン「アスペルジュ」に赴きました。

野菜がメインのコース料理には世界中の食がそろうニューヨーカーと言えども驚いたと思いますが、料理を出す際のパフォーマンスも含めてそれらの味にも十分満足してもらえたようです。

食事を終えて彼らをホテルに送った後、これでこの夏の私達の行事を全てこなしたことになることから、「夏も終わりだね」という感想を思わず二人で口にしていました。これからは短い秋が来て、10月6日の美瑛町在住1周年の記念日を迎えることになります。

今日は、これから彼らを旭川駅に送り届け、しばしのお別れをして来ます。

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ニューヨークからの友人の来訪

2023-08-29 07:18:49 | 日記

昨日、今日とニューヨーク在住の友人達が美瑛町を訪れています。ロイターの記者をしている我謝さんとはPEIで私達のB&Bのゲストとしてお会いして以来、ニューヨーク、バンクーバー、水戸、東京とずっと会う機会を持ちながら友人としてお付き合いいただいて来ました。

その彼女の日本への里帰りに同行した3人を交えた老若男女の愉快な仲間達が北海道への旅に私達の町を選んでくれたので、私達も頑張って案内に努めました。昨日は、旭川空港で6人が乗車できるワンボックスカーを借り、四季彩の丘、拓真館、青い池、白ひげの滝と観光地巡りをしました。

ランチはファーム千代田の美瑛和牛を食べ、アトリエ・二ペクでコーヒーブレイクをし、夕食は和食だと美瑛でNo.1の亀鶴でアルコールを交えて美味しくいただいて来ました。

これまでカナダからの友人の訪問であっても皆日本人だったので観光として喜んでもらえる場所は自分たちでも前もって想像出来たものですが、果たして日本人ではない外国育ちの人達に受け入れられるかちょっと心配した面もありました。しかし、彼らもどこへ行っても十分に楽しんでいただけたようで私達も嬉しかったです。

ただ一つ種明かしをすると、とても青い池はなぜ青く見えるのか、拓真館の前田真三氏とは誰なのかを説明する英語力は私達にはないので、前もって英語の説明文を作っておき、後は我謝さんに通訳を頼んだ次第です。

「日本の医療制度はどうか?」「B&Bで嫌なゲストに会ったことはあるか?」といったとっさに答えられないような質問を受けてもいたので、今日は昨晩考えた答えを話してみたいと思っています。どうなることでしょう。まずは引き続き観光地巡りを楽しみます。

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道東の旅も美味でした

2023-08-27 08:37:56 | グルメ

北海道も異常な暑さが続く中での昨日までの道東の旅でしたが、その印象は、暑い!でも美味しい!で終了した感じがします。

一日目の屈斜路湖畔川湯温泉の「お宿欣喜湯」は、クラブツーリズムなどの団体客がいるにも関わらず全館冷房なし!!には死ぬかと思いました。フロントの方が、例年だったらお盆を過ぎた今頃は寒いくらいになるのにとうんざりした様子で言われました。そのお詫びなのか北海道地酒の飲み放題が特典としていただけました。温泉は露天風呂の39度の低めのお湯が良かったですね。秋に来たらとっても良い場所だったことでしょう。

その後のホテルは理想の冷房設備完備の快適ルームでした。3泊したのですがどこも流石に朝食バイキングが良くてイクラかけ放題など毎日食べ過ぎてしまいました。

3泊目網走観光ホテルの朝食バイキング

この旅では、せっかくオホーツク海沿いの地域に来たので、お寿司を3回頂きました。懐かしき名横綱大鵬が通ったと言われる川湯温泉の味楽鮨ではお任せ握りで初めてのタラバの黒子を食べました。プチプチ食感が良かったです。

そして北海道では有名な根室花まるです。根室が本店ということなので根室では絶対ここに行こうと決めていたのですが、夫の従妹を訪ねた際に私達が切り出す前に彼女の方から「根室の回転寿司に行こうと」誘われ連れて行ってもらいました。

なるほど評判どおりネタの良さと大きさに感動し、その日の夕食にも訪れてしまいました。旭川ではトリトンが有名ですが、ここ花まるには負けるかもです。旬の花咲ガニや2段重ねのホタテ、イクラや蟹みそなど満喫しました。


そして美幌峠で初日のランチに食べた混ぜ蕎麦と揚げじゃがも忘れずに書いておきたい一品でした。北海道は味が濃い目で関東育ちの我々の味と似ていますね。


最終日はさすがに夫が肉を食べたいと言うので、網走駅の直ぐそばの本格イタリアンレストランと銘打った、アルカディアというレストランで夫はステーキとハンバーグ、私は地元産のいばらガニとサーモンのバジルソースパスタを頂きました。これも素晴らしく美味でしたね。いばらガニとバジルソースが絡まって絶妙で私も自家製青じそでバジルソースもどきを作りたくなりました。

それにデザートでカタラーナというクリームブリュレを焼いて凍らせたものに興味をもっていただいてみましたが、夏のお菓子には最適の冷たいデザートでした。


やはり、北海道は道東の食も全て美味しかったです。8月はこんなに暑い日が続いたので、次の旅は涼しくなる9月にどこかに行きたいねとと話しています。

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網走から帰宅

2023-08-26 17:46:12 | 旅行

道東旅行4日目の今日は、昨晩網走に宿泊し、そこから美瑛町の我が家へ戻るまでの日でした。昨晩の宿「網走観光ホテル」は網走市内にそびえる天都山(てんとざん)の中腹にあり、すぐ下にはシジミ漁で有名な網走湖が見えるなかなかのロケーションでした。

また網走でNo1の観光スポット「博物館網走監獄」もすぐそばにありました。朝から監獄に入るかと考えていましたが、今日は朝から抜けるような青空となり気温もぐんぐん上がって網走でも35度という暑さになったため、その暑さの中で涼を求めるには最適とまず出かけたのは「オホーツク流氷館」でした。

網走と言えば流氷です。この施設も天都山の一画にあり、そこから見た網走市と遠くに羅臼岳を見晴るかす眺望も素晴らしかったですが、中へ入って何よりの見どころはマイナス15度の流氷の部屋でした。実物の流氷の塊を引き上げて展示してあるもので、入り口で濡れタオルを貸してもらい20秒ほど振り回しているとタオルが凍ってピントと立ってしまいました。それは涼しかったです。しかし、美瑛町ではマイナス27度を経験していますので、この冬は私達もタオル凍結にトライしなければならないでしょう。

網走監獄は、もちろん現在使われているものではありません。現在の網走刑務所は市内の別な場所に建てられていて、この監獄施設は1985年に移築され博物館として保存されているものです。網走監獄の始まりは、1890年に北海道開拓の作業員として1200人の囚人を釧路監獄から移したことに始まるもので、火事のために焼失した後1912年に建て替えられた刑務所施設としては世界最古の木造建築だそうです。

広大な敷地に重要文化財が8棟、登録有形文化財が6棟など多くの建物が点在し、今日の暑さの中ではとても全てを見て回ることは出来ませんでした。いくつかの展示の中で強調されていたことは、北海度開拓のための大動脈として網走から旭川までの中央道路163㎞をわずか8か月で完成させたことで、その過酷な作業で多くの囚人や職員が亡くなったことでした。犯した罪を償う目的とは別なところで大きな社会貢献をした彼らに冥福を祈って欲しいというメッセージが伝わって来ました。

監獄を後にしてからは一路美瑛町への帰途となりましたが、通って来た道路が正に彼らが開拓した道路であったことは奇遇でした。ただ、今では途中の遠軽からは無料の自動車専用道路が旭川まで整備されていて100㎞あまりを1時間で走って来ることが出来ました。遠軽の入り口には道の駅とスキー場が一緒に開発された施設があり、夏でも人工雪を降らせてスキーをしているのには驚きました。

帰って来た美瑛町も35度の暑さでした。この異常熱波は今日で終わり、明日からは気温は下がってくるということでそれに期待したいと思います。

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