夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

お気に入りの富良野散策

2024-02-27 07:48:48 | 美瑛町~冬

雪の積もる白い森の中を散策するのが好きです。新富良野プリンスホテルのお隣にあるニングルテラスや「珈琲 森の時計」は昨年何度も訪れていますが、昨日はスキーに行くという夫と一緒にこの冬初めて出かけてみました。夫のスキーは予報以上に雪が降り山がガスっていて「今日は滑らない」というので、結局1日私と付き合うことになりました。

先ずは大好きな富良野市場食堂で私は7種類のお刺身が盛られている市場食堂定食、夫は日替り定食を頂きました。市場定食は久しぶりでしたが、大きなボタンエビが相変わらず美味しいです。

その後12時からオープンのニングルテラスを覗きながら一番奥にある森の時計でコーヒーを頂きました。ケーキも美味しいので今回は季節に合わせて「雪解け」と言うネーミングのチョコレートケーキを選び頂きました。なるほど雪が溶けて土が出てきたような雰囲気でしたね。口溶けの良いビターチョコが珈琲に合います。

最近は家でも豆にこだわるようになり結構珈琲の味が分かるようになってきたのですが、偉そうに言えばもちろんここのコーヒーは合格です。この日もやはり海外の方が多くてミルで豆を挽くことが出来るカウンター席はいっぱいでした。窓際の席では白人の若い女性が一人で食事とコーヒーと雪景色を楽しんでいる様子も見られました。

この店を訪れる人全員に「森の時計」はゆっくり時を刻むのだな~と感じましたが、そわそわしているのはスキーウエアーの夫だけでした。

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美瑛冬まつり

2024-02-25 07:36:22 | 美瑛町~冬

昨日の朝はしばらくぶりにしばれました。朝の気温はマイナス20度、ダイヤモンドダストが見られたということでした。その分空は晴れて気持ち良く、3連休の間だけ開催されている「美瑛冬まつり」に出かけて見ました。

昨年知ったこの「冬まつり」は、本当に手作りで行政も組織も一切関わらない同好の士達のボランティア活動で行われています。関わっている人たちは私達が美瑛町に来てから知り合った山の会のメンバーが多く、応援の気持ちもあって出向きました。

手作りと言ってもここで作っている氷のアイスボール(球形ドーム)は見た目も素晴らしく、もっと多くの人に目にして欲しいと昨年から思い続けています。残念ながら会場が美瑛町の俵真布という中心部から30㎞くらい離れた開拓地なため、観光客が気楽に出かけられる場所ではありません。なぜこの場所かと言うと、私も詳しくはないのですが聞きかじったところでは、この地に移住して来た吉田さんという方がここで「チカラノ」というイベント会社を興し地域の活性化に取り組んでいて、その活動に共感した仲間たちがそのエネルギーで年1回真冬のこの時期に集大成のイベントを繰り広げているようです。

寒さが一つの資源でこれでカラフルな氷を作ってアイスボールやアイスバーを建てるのですが、今年は先日+10度を超えるような暑さに見舞われ、アイスボールの完成はやっと昨日だったという綱渡りの運営のようでした。

私達は少しでもお金を使ってあげようと、ポニーの挽くそりに乗り、アイスバーで暖かい飲み物をいただき、更に若干の寄付をして来ました。昨年はスノーシューターというゴムボートをスノーモービルで高台まで引っ張りあげてそこから滑り降りて来るアトラクションを経験しましたが、今年は寒くてパスでした。

暗くなってからがカラフルで雰囲気が良いのでしょうけど、何せ寒いことと真っ暗な夜道を走ることは敬遠したくて昼間にしか出かけられません。その意味でも街中で開催して欲しいなぁと思うまつりでした。

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丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン

2024-02-19 07:47:31 | 美瑛町~冬

昨日は、毎年恒例で今年は第47回を数える「丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン」が開催されました。昨年この大会を知ったのですが見そびれていましたので、今年は晴天で気温もマイナス1度程度と暖かくスタート・ゴールとなる丸山運動公園へ歩いて出かけて見ました。

旭岳が奇麗でした

競技は、青い池近くの道の駅「白銀ビルケ」から街中の丸山公園までを美瑛川沿いの河川敷を走る25㎞の宮様コース、20㎞コース、それに街中の河川敷を8㎞走る歩くスキーコースの3種目です。それぞれ一般男子、一般女子、中学生男子、中学生女子、小学生男子、小学生女子の部に更に一般男子、一般女子は60歳以上、40~59歳以下、39歳以下と分かれて体力がモノを言うクロカンスキーですから平等性を保った運営をされていました。

私達は9時スタートの歩くスキーの部を見に出かけたのですが、どの程度のタイムで完走するのか見当がつかず「8㎞だから歩けば2時間としてクロカンスキーなら1時間くらいかかるのじゃない?」と10時近くに運動公園に着きました。するともう選手たちはどんどんゴールしていて、「こんなに早いんだ」と驚きながらゴールに向かってくる選手に声援を送りました。

後で結果を見ると、8㎞コースの優勝者は31分、20㎞コース46分、25㎞コース59分というタイムでした。多少アップダウンがあるほぼ平坦なコースをクロカンスキーは自転車と同じくらいのスピードで走るということを知りました。

丸山公園は全てのコースのゴールでもあるので、給水兼おもてなしテントには甘酒やスープなどがたくさん準備され、知り合いもボランティアでいたので参加者ではない私達もパンプキンスープやコーンポタージュスープをいただいてしまいました。

クロカンスキーは私も昨年練習を始め、今年は飛躍の年だとスキーセットを購入するつもりでいたのですが、それがついピアノに代わってしまったので、今年は購入を見送り丸山体育館での無料レンタルで過ごすことにしました。この大会が終わると練習に来る人も減ると思われるので私の出番です。いつか8㎞のコースにエントリーすることもあるのでしょうか?

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2度目の旭川冬まつり

2024-02-10 08:06:04 | 美瑛町~冬

冬本番の北海道では今各地で冬を楽しむイベントが行われています。その一つ、旭川冬まつりが2月7日から12日まで開催されています。

昨年は敢えて夜の雰囲気を見ようと日が落ちてから出かけましたが寒過ぎて耐えられなかったので、今年は明るい時間の雰囲気を見ようと、昨日旭川の眼鏡屋へ出かけた後に行ってみました。

会場はなかなか風情のある常盤公園を通り抜けた隣接の石狩川河川敷です。堤防を登るとそこに過去にはギネスにも登録されたという恒例の幅140m、高さ20mという巨大な雪像が今年もありました。

この雪像はそのままイベントのステージであり、また100mほどの長いスロープを滑り降りることが出来る氷の滑り台でもあります。訪れた時間にはステージでは何も行われていなかったので、会場内に建つ市民手作りの雪像を見て廻り、滑り台は今年もやりたかったけどあまりに多い観客の中では気が引けて写真を撮るに留めました。昨年と比べて外国人客が多い印象でした。

昨日は会場に着く前は雪が降っていましたが着いてからは青空が広がり、気温もマイナス1度くらいとこの時期にしては暖かいくらいの陽気でしたが、私達のお目当てはフードトラックの中から昨年同様に甘酒を見つけ、これにホタテのバター焼きを添えての一服でした。

毎日ではないようですが夜には花火が上がったり、ステージでは芸能人たちのパフォーマンスがあったり、プロジェクションマッピングもあるようですが、さっと味わうのが私達の祭り観覧ということで暖かくお腹も満たされたところで会場を後にしました。

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寒い朝

2024-01-16 07:45:09 | 美瑛町~冬

昨日は、札幌などは大荒れの天気だったようですが、内陸の美瑛町では午後から風雪が強まりましたが雪の量はあまり多くはなかったです。

天気が荒れ気味だから今朝は晴れているとは思っていなかったので、朝起きて見たら外の気温がマイナス21度となっていたのにはちょっと驚きました。昨夜の間に晴れて今朝は放射冷却現象が起きていたようです。昨年の今頃マイナス27度を記録したことがあるのでこれくらいでは驚くこともないのですが、明日の朝は寒いぞと昨夜から身構えていなかったので不意を突かれました。

今日は燃えるゴミ出しの日だったので、その寒さの中をゴミ袋を持って外に出ました。昔着ていたスキーウェアを雪かき作業用に捨てないで持っていて、こういう時はそれを羽織って出ますが手袋もしないとさすがに冷たいです。写真でマイナス21度を感じて見て下さい。

温水ボイラーの雫が氷柱になっている

ところで、私は氷点下の気温を表現するのに必ずマイナスと付けますが、北海道の人達はマイナスは付けないでただ10度とか20度と言うことに最近気づき始めました。何か話が合わないと思っていたらそういうことだったのです。常識過ぎて言葉の省略でもしているのでしょうか?

窓に張り付いた雪の結晶?

それともう一つ、私は除雪のことを「雪かき」と言いますが北海道の人は「雪はね」と言います。雪をはねる、何か私的にはすっきりしない言葉ですが、多分私も後数年で氷点下の気温にマイナスは付けず、雪はねという言葉を普通に使っているのではないかと想像しています。

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