一昨日の夜から昨日にかけて北海道は発達した低気圧の影響で大荒れでした。昨夜7時からのNHK全国ニュースでオホーツク地方の吹雪の様子などを報じていたので、こうなると北海道全てが吹雪いていたかのように思われることがあり「美瑛も大変だろう」的な心配をされることがあります。
しかし、昨日の美瑛は積雪1㎝で風も夕方少し強かっただけで低気圧の影響を受けることはありませんでした。北海道に住んで2年半、特に冬の天気についての特徴が分かってきた気がします。北海道は周囲を日本海、太平洋、オホーツク海と3つの海に囲まれていてそれに加えて広い内陸部があるので、天候も4つのパターンで違うようです。
低気圧がどこを通るかで海沿いの地方は風雪の影響を受けたり受けなかったりしていて、一昨日の夜は太平洋側のえりも町や広尾町などで40㎝を超える積雪や襟裳岬で風速35mの強風が吹き、その低気圧の東への移動によって昨日はオホーツク海側で猛吹雪となったのですが、美瑛町のように内陸部は周囲を高い山に囲まれていることもあってか沿岸部のような低気圧の影響を受けることがあまりないようです。
考えて見ればこの冬美瑛町では吹雪と言えるような風雪には一度も会っていません。その分キンキンに冷えるのが常ですが、この冬は何度か書きましたがあまり冷え込みもありません。2023年1月30日の我が家の温度計が示したマイナス27度がこれまでの記録ですが、この冬は1月27日のマイナス16度が最低記録になりそうです。
生活するには良いのですが、地球温暖化の影響で年々こうなって行くのかと考えると不気味な気もしています。