昨日は、バンクーバーから里帰り中の友人を誘って「The 日本」を味わってもらおうと我が家の大好きな「森のゆ花神楽」へ出かけて来ました。50年以上前に美瑛町を離れ、更に日本を離れてカナダで第2の人生を作り上げた友人の半生に少しでも「郷里」を味わってもらえればとの思いでした。
天気は快晴でそれだけに起きた時はマイナス21度というしばれる朝でしたが、途中のドライブでも旭岳の雲一つない真っ白な姿が見られ、この温泉の露天風呂からもそれが見られると期待感が高まりました。
そして期待通り露天風呂の男湯からは旭岳が、女湯からは十勝岳がくっきりと見えていました。カメラは持ち込めないので写真を見せられないことが残念です。こういう風景に出会えることは記憶では確か2回目でした。その時は一人のおじさんがiPadを持ち込んで写真を撮っていて驚きました。寒さで建物からのつららも半端ないものでした。
1時間ほどゆっくり温泉に浸かり、定番の休憩施設でのランチを食べてから花神楽を辞し、帰りがけに改めて大雪山を見ようと旭川空港に近い就実の丘に向かいました。しかし、そこへ向かう道路は冬の間除雪をしてなくてたどり着けず、それではと美瑛町に戻ってからケンとメリーの木を見に行きました。
ここも50年前のテレビコマーシャルの場所ですから懐かしかったと思います。最近では珍しくなくなった大型バスでの観光客がたくさん訪れて写真を撮っている中、合間を見ての記念写真でした。
週末にはカナダに帰る友人に「今度はバンクーバーで会いましょう」と言われましたが、来年は夏に里帰りかなということなので、多分美瑛町での再会の方が近いかなと思いながらしばしのお別れをして来ました。
