goo blog サービス終了のお知らせ 

夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

上野ファーム2025春

2025-05-13 08:01:49 | 美瑛町~春

昨日は、旭川市にある「上野ファーム」へ白樺とチューリップの競演を見に出かけて来ました。昨年初めてチューリップの咲く季節に出かけてその見事さにはまってしまいすっかり虜になったこちらは、代表の上野沙由紀さんが主宰され4月中旬から10月中旬まで公開されるイングリッシュガーデンです。

この時期はたくさんの人が訪問していると思い営業開始の10時に到着しましたが、既に大型観光バスの観光客などでいっぱいの人でした。1回の入場料は1000円ですが、今年は季節ごとのガーデンを楽しみたくてオープンしている半年間有効のパスポート1200円を迷わず購入しました。

北海道の気候風土で育つ植物が作り出す宿根草を中心にした庭造りをされていて、昨日はスイセンやチューリップなどたくさんの花が咲き誇っていました。青空の下チューリップと白樺の美しい「白樺の小道」、左右対称のお庭「ミラーボーダー」、「ノームの庭」等9つのエリア全てを散策し気持ちの良い汗をかきました。

この後6月はポピーやルピナス、7月はバラとカンパニュラ、8月はエキナセアやフロックス、9月10月の秋にはアスターやダリア、シュウメイギクなど季節ごとの色に染まるようですので毎月でも訪れて見たい魅力的なガーデンです。

先月の富良野やすらぎの刻(とき)で、脚本家倉本聰さんが初めてここを訪れ感動しぜひ富良野にも作ってくれと依頼して作られドラマの舞台になったのが新富良野プリンスホテル敷地内にある「風のガーデン」だというお話をされていましたが、「上野ファーム」を見たら直ぐにも「風のガーデン」にも出かけて見たくなりました。

歩き疲れてガーデン内のカフェでコーヒーとソフトクリームをいただきながら一休みし帰途につきました。身近な所にこういう和みのガーデンがあることが改めて嬉しく感じていました。

コメント

桜と大雪山

2025-05-10 07:29:59 | 美瑛町~春

美瑛町近辺の桜も満開を過ぎ散り始めて来ました。今年は函館五稜郭と松前城の桜を見たので結構満足感があり、昨年のように近所の桜を追い求めて出かけることはないのですが、昨日はまだ見たことがないお隣東川町のキトウシ山の桜がこの辺りでは有名なのでそれを見納めておこうと天気が良くなった午後から出かけて来ました。

キャンモアスキー場がある山ですから冬の間は10回くらいは訪れてなじみの場所ですが、この時期に訪れたことがなかったのでどの辺に桜があるのかと思って行ってみると、以前フクロウを発見した神社裏のキャンプ場近辺にエゾヤマザクラが咲き並んでいました。ちなみに昨日はフクロウには会えませんでした。

ソメイヨシノよりは少しピンクがかったエゾヤマザクラは少し散り始めていましたが、その特徴である花と葉が一緒に出ていて結構なボリューム感がありました。中腹にあるお城型の展望施設までドライブして見ると、そこにも桜があって松前城ほどではありませんが少し城と桜のイメージが得られました。

昨日は、大雪山の山々があまりにきれいにそびえていたので、帰宅ドライブ中旭川空港近くまで来てから少し寄り道をして就実の丘に立ち寄って見ました。ここは境界が入り組んでいていかにも美瑛町の丘の風景ですが、実は旭川市にあります。山がきれいな時はこの場所は最高です。

昨日も写真撮影のために何台か車が停まっていました。右を見れば十勝岳連峰、左を見れば旭岳がそびえ、なだらかな丘状の畑はこれから小麦などの植え付けが始まるために幾条にも渡って農業用トラクターの筋が作られていました。まだ真っ白の大雪山と桜と畑作業が織りなす風景がきれいでした。

先日訪れた帯広校外でも遠くに日高山脈を見ながら十勝平野での畑作業が美しく見られたのですが、やはり美瑛近辺の丘の景色と大雪山に勝るとは言えないようです。

コメント

もう一つのカタクリの里

2025-04-21 07:55:12 | 美瑛町~春

北海道は春になると一斉に花が咲くと言われますが、それを感じるために真っ先に出かけるのはカタクリの花でしょうか。北海道に住み始めて3度目の春を迎え、過去2年この時期のカタクリの花を知って出かけるようになったのは、旭川市の男山酒造会社が所有する男山自然公園のカタクリの群生でした。

ここは旭川市の北部にある突哨山という標高230mほどの小高い山の一部を4月下旬から5月上旬までの短い期間一般に開放しているもので、昨年は4月26日に出かけて見事なカタクリ、エゾエンゴサク、エゾリュウキンカ、フクジュソウ、ニリンソウの競演を見せてもらいました。

昨年の男山自然公園

今年は4月中旬から寒の戻りのように寒い日が続いていますが、この後函館へ桜を見に出かける予定の私達としては他に時間が取れそうになく、ちょっと早いかと思いましたが昨日の日曜日に出かけて見ました。出かけた時は雨という芳しくない天気でしたが強行した理由はもう一つ、それはひぐま大学で知り合った磯さんご夫妻がこの突哨山の登山口傍に居を構えていてこの時期の訪問のお誘いを受けていたことでした。

昨日は、雨模様だったので彼らを患わせてはいけないとまず私たち二人で男山自然公園に出向き花々を見て廻りました。売店のおじさんの話では、今年は開花は早かったけどこのところの寒さで花が開いてないということで、なるほど昨年見たような薄紫のカタクリの花は小さく閉じているものが多かったです。

色鮮やかな青いエゾエンゴサクも何か競演相手が開いていないとあまり魅力を発揮出来ていないようでした。一か所だけ咲いていたエゾリュウキンカ、終わりかけのフクジュソウも寂しげでした。花は気候とタイミングで大きく印象を変えるものだと思いながら次に彼らのお宅を訪問しました。

すると、彼らが私達に見せたかったものは男山自然公園ではなく、お宅から50mほど先の登山口から入った本来の突哨山のカタクリの群生だと言うのです。ここは笹などの下草も処理していない昔からの自然を守った場所で、そこにカタクリを初めジンチョウゲ科のナニワズやイチゲ、またまだ花はこれからだという野生ランなどがある絶好の散策コースでした。こういう場所を毎日散歩できる彼らの生活はうらやましい限りです。

散策途中では青空が見え始め、すると萎んでいたカタクリも満開の開きを見せるものも現れました。初めはちょっと残念だった気分がお宅にお邪魔してお茶をいただく頃にはすっかり回復していました。

コメント

暖房にサヨナラ2025

2025-04-12 05:31:19 | 美瑛町~春

昨日、美瑛町は朝6時の外気温はマイナス1度、しかしそれからどんどん気温が上がり9時には9度、午後には17度と暑いくらいになったのでいよいよ暖房のスイッチを切ることにしました。

暖房を切る直前

暖房OFF10月まで休眠

今日以降最低気温がマイナスになる日はないようですのでもう大丈夫でしょう。過去のブログで確認すると2023年が4月8日、2024年が4月6日でしたから今年は4月11日とやや遅かったことになります。

昨年10月中旬に肌寒くなって暖房を入れてからほぼ半年つけっぱなしだったわけです。それによって外はマイナス16度になっても家の中全体はいつも20度前後に保たれているという北海道ならではの暖かい家を経験して来ました。

この冬一番寒かった1月27日の気温

多分この後も朝はまだ外気温は2,3度と寒く暖房がない室内は分厚い断熱材効果で20度前後には保たれると思いますが少し肌寒く感じる日もあると思います。それでも過去2回の冬から春の経験で、そのような日も直ぐになくなって行くことと思っています。

昨日は、暖房のスイッチを切ったことだけではなく、庭から完全に雪が消え、木々の雪囲いも取り除き、更にアスパラガスの枯れ枝を切り払い、雪でダメになったイチゴの葉を取り除きと一気に作業をしてしまいました。春本番です。

コメント

雪除けカーテンの片付け

2025-04-07 07:33:58 | 美瑛町~春

我が家のカーポートは冬の間雪が吹き込まないよう四方をカーテンで囲っています。2022年から2023年にかけて初めての北海道での冬の体験から必要性を感じ、なかなか手掛けてくれる業者さんがいなかった中やっと見つけた便利屋さんに作ってもらったもので、私は気に入っていますが妻には見栄えが悪いと不評です。

深々と降る雪ならカーポートの屋根だけでも雪を防いでくれますが、ちょっとでも吹雪くと屋根だけでは何の意味もなく車も含め辺り一面雪だらけになってしまうのでこのカーテンの有用性は十分あります。この冬も活躍しました。

さて春らしくなって来た昨日、これから2週間先の天気予報でも毎日気温がプラス10度越えと言っているのでそのカーテンをいよいよ片付ける日だと思い、四方の隅にカーテンを巻き付けました。これで一つ長かった冬との別れが出来ました。

まだ庭には雪が残っているため植木の雪囲いは外せず、室内の暖房スイッチも切ってないのですが、多分ここ1週間の間には全てを終わらせ春到来を実感することになるでしょう。

ウィンタースポーツが身近に出来る冬は好きですがさすがに11月から3月までは長く、この頃は早くチューリップや桜が見たいと思う気持ちが増しています。

コメント