夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

雑誌の取材

2024-05-31 07:56:45 | 日記

昨日は、美瑛町が移住者誘致の一環として作成している雑誌「びえいでくらす」の取材を受けました。当初このお話を町の担当者からいただいた時は、「我が家は町の移住相談などを受けずに勝手に決めてやって来た者だから」と遠慮したのですが、この情報誌では移住者のカテゴリーを「子育て世代」、「単身」、「セカンドライフ」の3つに分け、私達はセカンドライフの枠に収まるからと説得されて昨日に至りました。

普通の生活人である私達が雑誌などの取材を受けるということは稀ですが、思い起こせば2007年に早期退職をしてカナダ移住の準備をしていた時に地元「茨城新聞」の取材を受け記事になったこと、カナダ在住時にブログに書いた「カナダの医療制度」の記事を九州の雑誌社が転載を申し込んで来て了承したこと、バンクーバーの日本人向けセミナーでプリンスエドワード島について話した時に「バンクーバー新報」に紹介されたことに次いで4度目でしょうか。今回もそうですがそれぞれ「移住」や「カナダ」がキーワードのようです。

そうい言えば今はあまりその手のテレビ番組を見かけなくなりましたが、海外に暮らす日本人を取り上げた「あんなところに」とか「こんなところに」とかいったコンセプトのテレビ番組からもプリンスエドワード島時代に複数回取材の打診を受けたことがありました。ただ、これらは事前の取材情報を交換している段階でボツになって実現には至りませんでした。

昨日は、町の担当者とカメラマンのお二人で来るものだと思い込んでいたところ、町の担当者の他雑誌制作を受託されている会社の方とカメラマンなど総勢5人で来られたのであわててしまいました。取材はかなりの時間を写真撮影にあてられたので、改めてこういう場合の写真は記事内容以上に大きな役割を果たすものだから慎重に行われるのだなと感じました。おかげで普段でも写真に笑顔で向かえない私(夫)などは顔が引きつってしまったものでした。

ともあれ、この情報誌は東京や大阪などで毎年行われている移住者フェアに来訪される美瑛町への移住を検討されている方たちに配られその人たちの検討の後押しにつながるものでしょうから、「セカンドライフ」で移住を検討されている方の参考になればありがたいことです。以前にやはり町の依頼で退職後に移住を検討されているご夫婦が美瑛町を訪れた時に交流したことがありますが、こういう方が増えていそうな気がします。「子育て世代」こそが最も望まれるのでしょうけど、セカンドライフ世代の増加は私達にとって心強いことです。

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話しが繋がった

2024-05-30 08:26:04 | 日記

昨日は、ナブさん(山口さん)の家にお邪魔して3度目となる油絵用の額縁の制作をお願いして来ました。愛称のナブさんはかつて敷地内に「ナブの家」というティールームを運営されていたからと聞いています。彼の作る木工クラフトはすごく味わいがあって、脚本家の倉本聰さんもお気に入りなことから富良野の「珈琲 森の時計」にはたくさんの彼の額が飾られています。

ナブさんの家はケンとメリーの木の近く

以前作っていただいた小ぶりの額がとても気に入っているので、お歳のために木工をそのうち辞めると聞かされている私はナブさんがお元気で美瑛町にいる間にと今回は2個特注の額を頼みに伺ったと言うわけです。

昨日は少し寒い日でしたのでナブさんのリビングは薪ストーブが炊かれていました。上には膨大なヨモギの葉の乾燥ネットがありヨモギ茶を仕込んでるんだ~寒いからストーブをつけて乾燥するのに丁度良かったと笑っていました。ヨモギ茶をすすりながら、あれこれお話をしていると、先日行者ニンニクを採りに4人で山に行った話になりこれが一番若い日南人(ひなと)だと写真を見せてくれました。

手塚日南人と言えば最近徹子の部屋でお母さんの手塚理美と一緒に行者ニンニクを徹子さんにプレゼントしているネットニュースを覚えていたのですが、「ひょっとしてその時の行者ニンニクですか?」とお聞きしたら「そうだよ~熊が居るので4人で採りに行ったやつだよと」言ってました。

「どうして彼を知っているの?」と聞くと、彼は今美瑛町に住んでいて倉本さんから美瑛町に住んでいるならナブさんに挨拶に行けと言われて訪ねて来たということでした。私達がお邪魔しているリビングでギターを弾いたり歌ったり遊んでいったそうです。

彼は倉本聰さん脚本の舞台劇「悲し別23」に出演していてギターを弾きながら22歳の別れを歌った役を演じていました。私達も富良野の劇場に見に行きましたがその頃は日南人をよく認識していませんでした。

ナブさんの携帯に写る日南人は実に楽しそうな好青年でお父さんの真田広之というよりお母さん似かなと感じました。どうして美瑛に住んでいるのかはナブさんも良く聞いていないということでしたが、「美瑛が好きなようだよ」ということでした。ネットのニュースで手塚理美母子の話を読んだことから気になっていたことが巡り巡って昨日のナブさんの家で話がつながりました。面白いですね。

独り暮らしで近くお仕事をたたむ気でいるナブさんに、いつまでもお元気でまだまだ制作に励んでいただきたいですと希望をお伝えして帰ってきました。

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遊び心

2024-05-29 07:26:27 | 家庭菜園

昨日、我が家の家庭菜園に予定の苗や種を全て植え付け終わりました。先日東川町の暮らしのフェスタで買って植えておいた苗に加えて、昨日は午前中東神楽町のホームセンターと美瑛のコメリで予定した苗を買い揃え、午後から植え付け作業を行いました。

今年は、昨年ナスやミニトマト、シソなど我が家だけではとても食べきれない量が収穫出来てしまったので、それを踏まえてそれらの苗の数は減らし、新たにカボチャ2苗と多分に遊び心でスイカとメロンを1苗づつ植えて見ました。

昨年の経験で収穫した分は全て我が家で消費できたトウモロコシと枝豆はほぼ同数を植えましたが、枝豆はお試しに苗以外に種からの栽培もしてみようと種も数粒植えて見ました。

スイカとメロン、どうなることでしょう?ど素人にはハードルが高そうな気がしていますが、早速Youtubeで初期の育て方を見ると「親ヅルは摘心し、子ヅル、孫ヅルを残す」などと言われて頭が??となっています。とりあえずメロンは雨除けが必要だと言うのでゴミ袋をかぶせておきました。これからカボチャ、スイカ、メロンの育て方の勉強に集中しようと思っています。

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一方、イチゴは花から青い実が育ち始めました。早く赤くなれと楽しみにしています。

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ボランティアを楽しむ

2024-05-28 08:27:43 | シニアライフ

昨日は、私(敦子)が始めた月に1回程度の生き生き支援ボランティアに出かけて来ました。健康な80歳以上の利用者さん9人とお話をしたりお茶のみをしたり、手芸やゲームをしたりと楽しかったです。ボランティアさん3人と保健士さん2人の5人で対応しました。

お話を聞くと、利用者さんはその昔編み物教室の先生やら書道の先生やら達人が複数いるではないですか。素敵なキルトの布バッグをお持ちの方は手芸が得意で、私達ボランティア3人はぜひ作りたいので教えてくださいと頼んでおきました。

今は様々なビーズを使って小物入れや動物等を作っています。膨大なカラフルなビーズの山から自分のイメージする好きなビーズを選んで作成しますが、そのビーズ選びから楽しい感じがしますね。それでは私もと初心者の一番簡単そうな雪の結晶のストラップを作りました。

保健士さんのお一人が手芸が得意と言う事で教えてくれているのですが、私には大変でした。でも他の皆さんは慣れていて細かいビーズを使って楽しそうに熱中しています。眼鏡もしていませんよ!どういう事?ボランティアの方の一人はこのために老眼鏡を持ってきたと言って笑っていました。

ボランティアだから利用者さんのヘルプをしなければと思っていたのですが、すっかりビーズ手芸のお仲間になってあれこれお話も盛り上がり楽しんでしまいました。これでいいのかなという気もしますが、穏やかな時間を一緒に楽しむのが生き生き支援につながるのかもとも感じています。

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ひぐま大学~音江山登山

2024-05-27 07:49:58 | 山歩き

昨日の日曜日は、大雪山に登り自然を学ぶ「ひぐま大学」の今年度第1回目の山行の日でした。今年から妻が参加していないので私だけの参加でした。

例年5月の第1回目の山行は、雪の残る大雪山は避け、久しぶりの登山なので足慣らしの意味で低山を企画するそうですが、昨日の音江山は足慣らしに「ちょうど良い」から「ちょっときつい」の微妙な山でした。音江山は地図で見ると旭川から車で1時間弱の深川市にある標高795mのなだらかな稜線を持つ山です。

後からYAMAPなどのアプリを使って他の登山者のレポートを見て思ったのですが、音江山を含む沖里河(おきりかわ)山、無名山をぐるりと回るコースは多分下の2つのルートを歩くことが正解のようで、私達のように音江山だけを往復するルートは距離は半分くらいに短いけど往きも帰りも急な坂を登り下りすることになって、特に私の場合下りの時に足の親指に圧がかかって左足の爪先が痛くなって難儀しました。こういう経験は下りがきつかった十勝岳や旭岳でもなかったことなので、いかに急だったかを物語っています。

ぐるりと回る一般的なルート

私達のルート

ただ、私達「ひぐま大学」の良いところは、単に山を登るということではなく、山行中頻繁に足を止めて山の植物を一つ一つ確認して行く即席講座があり、それが特に登りでは急な坂であってもあまり苦にせず登れてしまうところです。その分標準タイムの倍近い時間がかかっていますので、もしぐるりと回るルートを選んだ場合はもっと朝早く出て帰りも遅くなったことでしょうから、痛しかゆしの状況でした。

この山は太古の時代には火山だったそうですが、今では完全に植生が戻っていて火山を感じるようなことは全くなく、足元もふかふかの木々の絨毯であり大雪山で経験するような火山岩を歩く大変さとは無縁で歩きやすかったです。

昨日は学生31名、スタッフ11名という今までで最大のグループでの登山でしたが、誰一人脱落者もけが人もなく行って帰って来られたのですから第1回目としては大成功だったと思います。

天候も後押しをしてくれ、朝の内雨が残って心配しましたがスタート時点の曇りから頂上に着くころには晴れ間が出てやや暑いくらいでした。山行中には遠くに芦別岳や十勝岳連峰、また下界の深川市の街並みも見えましたが、音江山頂上は周囲が藪になっていて背伸びしなければ眺望が得られない所でした。

下山してからは、近所に「まあぶ温泉」という立派な施設がありそこにゆっくり浸かって体を温めることが出来たので、普段のように足をつることもなく帰宅出来ました。

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