救急車

一昨日の十勝岳登山で仲間の一人が転んで顔面を裂傷する事故があり、出血があったので大事を懸念して救急車の出動を要請しました。もし事故が山頂近くで起き歩くことが不可能な場合はヘリコプターでの対応も余儀なくされることでしょうが、不幸中の幸いでこの事故は救急車が停まれる登山口の望岳台まで2㎞くらいの場所で起こり、本人は歩いて下山出来たので大ごとにはなりませんでしたし、結果として病院での手当で入院も必要としない軽症で済み関係者一同安堵しました。

イメージ

本人は歩けたとは言え、救急隊員は3人で駐車場所から担架を担いで山を登って来てくれ、私達も男手5人が手伝い途中からは担架に乗せて運びました。考えて見たら自分以外であっても救急車のお世話になることは人生初めての経験でした。

救急車の話から、7月末に茨城県が12月から病床200床以上の大病院に救急車で運ばれた場合、担当医師が救急性を認めない症状であった場合は「選定療養費」7700円を徴収すると発表したことを思い出しました。今でもこういった大病院に他の医療機関からの紹介状なしで受診するとこの7700円（旭川では病院によって金額は若干異なる。）が徴収されますが、救急車で運ばれた場合は紹介状を持参することは不可能なので無料で対応しているそうです。

しかし、救急車利用があまりにも軽く考えられ、無料のタクシーのような感覚で風邪程度でも利用する人がいることから、救急車利用の有料化は以前から話題になっていたことは知っていました。ただ実際に行っているのは三重県の松坂市だけで、茨城県が実施すれば県レベルでは初めてのことになるようです。県の考え方は厳密には「救急車利用の有料化」ではないと思いますが、社会全体で考えなければならないことを提起していると思います。

もう一つ救急車の有料化で思い出したことは、10年くらい前にカナダで起こったことでした。カナダでは救急車利用は各州とも有料です。主だった州を見て見ると、色々な例外はありますがブリティッシュコロンビア州80ドル（8400円）、オンタリオ州45ドル、ケベック州125ドル＋1.75ドル/km、プリンスエドワード州150ドル、アルバータ州385ドルといった具合です。

事件は、詳細は忘れましたが重病の子を抱え何度も救急車を利用しなければならない親がこの利用の負担に耐えられずに子を亡くしたというものでした。州によっては例外規定で無料の所もあったのに、その人の住む州ではそれがなかったことの悲劇でした。

この2つの事例から思うことは、風邪や酔ってタクシー代わりに利用するような非常識な利用は控え、本当に必要としている人には無料で提供するという社会サービスの在り方です。

クールビューティ

私（清志）は、血圧が高めなことは以前書きました。今年になってから美瑛町立病院で診断を受け血圧の降下剤を処方してもらっています。初めのうちは1か月分の薬が処方されていたので毎月病院に出かけていましたが、今では3か月分が処方されるので病院へ出かけるのも3か月に1度です。

先日その3か月分の薬が切れそうだったので久々に病院へ出かけて来ました。町立病院の内科には坂井先生という若い女性の医師がいて、この人が病院のクチコミなどでクールビューティとちょっと話題の人です。マスク越しですが確かにビューティであり、一方のクールはというと要するに患者とあまり親しく話をすることなく必要なことだけを伝えるというタイプの方です。

この先生はほとんど毎日診療に当たっているので、これまでは全てこの先生と対面して来たのですが、この日はたまたま彼女が週に1度の休暇の日に当たったので旭川医大から派遣されたやはり若い女性の先生が診察してくれました。ビューティはさておき、クールさに関して言えば坂井先生とは打って変わってカルテを見ながらあれこれと（もちろん世間話ではありませんが）親しく話してくれるのです。

事前に血液検査を指示されていたのでその結果を見ながら、「肝機能は随分良くなっているじゃない」、「毎日歩くことは続けているの？」、「脂肪肝には気をつけてね」といった具合です。これは良いですね。せっかく病院に来たのだから先生とは色々話したいものです。クールビューティも時によりけりでしょうか。

ちなみに、毎朝測っている血圧が理想と言われる120/80にほぼ近い120/78という記録を示したので記念写真を撮っておきました。継続したいものです。

背骨がつぶれてる？

先日の利尻礼文旅行で稚内公園の開基百年記念塔を訪れた時に、経験したことがないような強風にあおられて派手に転びました。これからフェリーで利尻島に向かう時だったのに早々と稚内でのアクシデントでした。

転ぶ前の氷雪の門で

私（敦子）は、元々利尻山に登る予定はありませんでしたが、礼文島でのトレッキングは楽しみにしていたのに歩く前から遭難した気分でした。旅も半ばの日々だったのでその時はトレッキングはパスし、腰をかばいながら６日間の予定を全てこなして我が家に戻りました。

帰宅翌日にさっそく町立病院の整形外科に出かけ、その時は股関節かと思い股関節のレントゲン検査をしたのですが特に異常はなく痛み止めを貰ってどうにか耐えてきました。その時にひょっとして背骨ではないかと担当の先生も疑っていて２週間後に背骨の検査をしてみようと言われ、昨日改めて町立病院へ出かけて来ました。

美瑛町立病院

身体全体の骨粗鬆症の検査をして背骨のレントゲンを撮り、問診です。先生が「あれ？背骨がつぶれているよ！」ですって。実は昨年の10月に背骨の剥離骨折をしていて３か月を経て完治したはずですが、今回また潰れました。

もう「無理は出来ないからね！」と先生に念を押されましたが、気分が落ち込みました。骨粗鬆症は10年くらい前にPEIのファミリードクターから指摘されていたのですが、今回肝に命じてきちんと向き合おうと思いました。改善策は基本的には薬の服用で、先生から強い薬を薦められましたが、「いやいやもう少し様子をみます」と今までの軽めの薬をまじめに飲む事にしました。

昔から骨が細いと言われて来た私はこれが健康維持の最大の課題だったのですね。整形外科の待合室で腰が曲がった方や車いすの方、杖をついてる方など私にはまだまだ関係ないと横目に見ていましたが、私の近い将来の姿かとリアルに想像でき恐ろしくなりました。最善の努力をしようと心に誓いました。

スマートウォッチ

ちょうど1か月前、「スマートウォッチをゲット」という記事を書きました。町の保健センターが行っている健康マイレージカードの目標達成のご褒美としていくつかの選択できる景品の中からスマートウォッチを希望したというものです。

その景品が届いたから取りに来いという電話をいただいたのが先週の旅行中だったので、昨日保健センターへ受け取りに出かけました。

スマートウォッチ自体は珍しいものではなく、私もカナダにいた時に山歩きのお供に良いかなと一時使っていたことがあります。いつだったか壊れてしまって、それ以来持ってはいません。

今回スマートウォッチを景品に選んだのは、妻が欲しいということでした。私の景品なのですが、昨年妻が健康マイレージカードで景品をゲットした時は私の希望で体重計を選択していたのでお相子と言うことです。

ということで、家に帰ってから妻のスマホに連動するアプリをインストールして接続させました。スマートウォッチで出来ることは、時計機能の他には歩数計、心拍測定、体温測定、血中酸素測定、電卓、アラーム、スマホに届いたメール、LINEの通知などです。他にもありそうですが使いこなせません。大人のオモチャですね。

健康マイレージカードは、昨年度は妻が目標達成で景品をゲットしたので今年度は一回休み状態にあり、今年度私が目標達成したので来年度は私が一回休みモードになりますので、来年度は妻にまた頑張ってもらうことにしましょう。

保健センターの職員には私達は良く彼らの指示に従って健康維持に努めているので受けが良いようで、昨日も担当職員に「瘦せたんじゃないですか？」と言われて少し山登りの話などをして来ました。決して景品稼ぎ夫婦などと思われていないことは断言できます。

スマートウォッチをゲット

昨日は嬉しいことがありました。先日町の保健センターから「2月に健康マイレージポイントカードを作って4か月が過ぎたので現在の体の指標を計測してみませんか？」と呼び出し電話があったのでアポイントを取って出かけてみました。保健センターにいる保健師さんは地域ごとに担当が決まっているようで、今年から私達の地区を担当している保健師さんは熱心な方です。

健康マイレージカードは、特定健康診断を受信したり、それに基づき保健師と今後の健康維持の取り組みについて面談したり、町主催の健康増進活動に参加したりするとポイントがもらえる仕組みですが、最もポイントを稼げるのは健康指針の目標値を定めそれをクリアすると20ポイント満点中10ポイントが得られます。

私の場合「筋肉量を増やす」を今年の目標に掲げていました。それを昨日検証したのでした。体の様々な数値を測るのは「InBody 770」というアマゾンで調べたら330万円くらいする高性能の機械です。これに乗ると「体成分分析」、「筋肉・脂肪」、「肥満指標」、「部位別筋肉量」、「体水分均衡」、「体成分履歴」が1分ほどで測定されます。

その結果が、嬉しいことに筋肉量が今年の2月から600g増えていて、それに伴って脂肪量は減少し、腹囲も減少するなど良いことづくめに変化していました。これには保健師さんも大絶賛で「マイレージカードを作って3か月以上経過していれば目標値達成で10ポイント得られます。」となり、その他のポイントと合わせて昨日で20ポイントを達成してしまいました。

イメージ

ということで、直ちに景品選定をし以前から妻に求められていたスマートウォッチを申し込みました。ちなみに、妻は昨年度のマイレージカードで目標を達成して景品の体重計をゲットしていたので今年は1年間休みでマイレージカードは作っていません。

私の数値が改善したのは、ほぼ毎日3㎞を歩いていることと、1か月ほど前からダンベル体操を始めたことかなと思っています。毎日測っている体重計ではあまり結果を確認できないでいたのですが、やはり高性能機械は嘘を言わないものだと認識し気分を良くしています。